2012年6月11日(月)第八番 長谷寺(初瀬寺)


岡寺から長谷寺へむけて出発。参道を下り県道へ出る手前の旧道を右折して北へ、飛鳥坐神社の前を走り抜けてから県道15号線へ、しばらく行くと国道165号線(初瀬街道)に突き当たり、右折して近鉄大阪線に沿って走ると右へカーブする左手に總本山長谷寺という石碑が見えてきます。
民家が立ち並ぶ緩やかな登り坂の門前町を進むと右側に法起院の門、その前を通り過ぎ突き当りを左に曲がっていくと階段がありその奥に仁王門が見えてきます。階段ではなく、その左側にあるスロープを自転車を押して登ると右側に受付、そこで自転車を置く場所を尋ねると、下の駐車場に置いてくださいとのこと、仕方なく仁王門の前を通り駐車場へ下って行きました。
自転車を置いてから再び仁王門へ、門をくぐると有名な登廊、建屋の中の階段を上がっていくと途中に休憩用の椅子があり、延々と本堂前まで続いているのには驚きです。399段の階段を登りきると鐘楼、左手に本堂、右手に納経所があります。案内表示に従って本堂へ入っていくとそこが相の間、右側(北)に本尊が安置されている正堂(しょうどう)、左側(南)が礼堂(らいどう)、その向こうすなわち南面には懸造部分(舞台)があります。
正堂に向かって参拝したあと、本堂の奥にある愛染堂前の坂を登っていくと大黒堂、開山堂、本長谷寺、一段高いところに一切経蔵、その奥に五重塔があり、少し階段を下って本堂の西側へ行くと弘法大師御影堂があります。登廊は登りの一方通行、帰りは通常の階段を下り山門の左側に出ました。
長谷寺は大きなお寺、いろいろな建造物がありそのひとつひとつをもっとじっくりと見たかったのですが、今日はさらに法起院から奈良公園にある興福寺南円堂まで行く予定なので、急いで境内を見てまわりました。もう少し時間的な余裕があればよかったらと、少し残念な気持ちがしていて、是非、もう一度、ゆっくりと訪れたいと思っています。