2012年5月19日(土)第三十一番 長命寺


長命寺付近はカヌーをしているとき車で度々来たところ、自転車に乗るようになってからもこのあたりを度々走っています。今日は電車に乗ってJR近江八幡駅へ、自転車を組み立ててから麦畑の中を西へ、少し遠回りし朝鮮街道を通り 県道26号線からよし笛ロードを走り長命寺の「八百八段」と呼ばれる石段の参道前へ、そこに自転車をとめ上りはじめました。吹き出る汗を拭きながらおよそ15分で工事中の寺務所に到着、石垣と階段越しに本堂が見えてきました。
本堂から少し上がった奥に重要文化財に指定された護摩堂、その右手前に同様に重要文化財に指定された三重塔があり写真を撮りましたが午前10時前、光が逆方向で色がほとんどわかりませんでした。
汗が少しおさまってきたので、本堂の前を通り右に回りこみ、階段を上ると左側に納経所、廊下を右側へまわると正面の拝所、この奥に本尊の千手十一面聖観世音菩薩三尊一体が安置されているそうですが秘仏とされていて見ることはできませんでした。
階段を下りそのまま進むと右手に三仏堂、その向こうに護法権現社拝殿がありその前を通り過ぎて階段を上っていくと重要文化財に指定されている鐘楼、その手前に修多羅岩(すたらいわ)があり、このあたりから三重塔方面を見ると境内の様子がよくわかりました。
階段を下り、工事中のトラックが駐車しているところへ行くと、木立の間から琵琶湖が綺麗に見えていました。
八百八段の石段を下っていくと、中学生ぐらいの子供たちが上ってきて、大きな声で元気よく挨拶をしながらすれ違い、なんとなくすがすがしい気持ちにさせてくれました
石段を下りきるとかなりの汗が、少し休憩してから観音正寺へ向かいました。