2012年5月5日(木)二十一番 穴太寺(穴穂寺)


午前11時30分ごろ家を出発、亀岡にある穴太寺へ向かいました。安威川ダム建設に伴って新しくできた府道46号線を走り、大門トンネルを抜け車作へ、車作から忍頂寺方面へ登るつもりでしたが、ゴールデンウィークのためダンプトラックが一台も走っていないことを幸い、車作トンネルを抜け、そのまま採石場が立ち並んでいる府道を走り抜け、東掛交差点で左折して府道407号線へ、山間部を気持ちよく走り亀岡の平野部に出て国道433号線を横切り、そのまま直進すると真正面に穴太寺の仁王門が見えてきました。仁王門前に到着したのが午後1時20分ごろ、家から2時間足らず、府道を直進することができたので予定していたより早く到着することができました。
仁王門は古く少し色あせ、小さいけれどどっしりとした存在感のあるもので、府道の突き当たりに防護柵もなくむき出しになっていて、不思議な感じがしました。
門をくぐり境内に入ると石灯籠が立ち並び、その正面にどっしりとした本堂、右手に鐘楼と念仏堂、左手に多宝塔がさほど広くもない境内に配置されています。
派手さは全くなく、落ち着いた雰囲気のこじんまりとしたお寺、鎌倉時代の作といわれる重要文化財に指定されていた札所本尊の聖観音立像は1968年11月に盗難に遭い、未だ発見されていないのは残念です。
お参りをしてから、本堂および庭園の拝観は次回ということにし、汗だくになった体を休ませてから仁王門を出て左側をみると大きな木の幹が壁に挟まれるようになっていたので近づいてみるとムクノキでした。
仁王門の前の道を東方向へ走り亀岡市街地へ向かい、遅い昼食を済ませ、少し寄り道をしてから、府道6号線が崖崩れで通行止めになっていたので、来るときと同じ府道407号線を走って帰りました。