治療技術


 ■当治療院で採用している各種の治療技術について、その一部を簡単にご紹介させていただきます。


長野式鍼灸治療

 人間の体には本来、自然治癒力というものが備わっています。
これを阻害する要因があると病気が発症してきます。この自然治癒力を妨げている要因を5つに分け、これを取り除くことによって治癒へと導いていきます。
 それが鍼灸古典理論から西洋医学の解剖生理学に根拠をおき、臨床家であった長野潔先生が創り上げた、鍼灸における長野式治療です。
 この5つの要因とは、1、免疫系 2、血管系 3、神経・内分泌系 4、筋肉系 5、気系となっています。

身体均整法

 身体均整法は、長い歴史をもった日本の代表的な手技療法です。戦後の手技療法の世界において、野口整体の野口晴哉先生と名声を二分する天才手技療法家、亀井進先生が大成した画期的な技術です。
 身体均整法は、運動系の観点からオステオパシー、スポンデロテラピー、カイロプラクティック、経絡、整体の技術を体系化した技術であり、身体の運動機能の捉え方にその特長があります。局所から全体へ、身体の表層から深層へ、人間の身体運動を深く掘り下げることによって、それぞれの技術の長所と短所をうまく組み合わせ、あらたな技術へと進化させています。


トリガーポイント療法

 トリガーポイントとは、圧迫や温熱刺激、針の刺入などによって特定の領域に関連痛を引き起こす身体上の部位のことを言います。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こしますが、その留意点としては、疼痛を自覚している部位にも存在する場合があるけれども、その多くは、かけ離れた部位に見いだされるのが特徴的です。
 トリガーポイントの不活性化には、トリガーポイントストレッチ、トリガーポイントマッサージ、鍼、超音波治療器などにより、その処理を行う場合が一般的です。
 当院ではトリガーポイントの不活性化を目的として、経絡疎通用のテープを使用しております。

マッケンジー法

 マッケンジー法は、腰痛や首の痛み、手足の痛み等に対する検査法、施術法として国際的に高い評価を得ています。
 ニュージーランドの理学療法士、ロビン・マッケンジー先生によって、1950年代に考案されて以来、世界中で広く活用されている健康回復のための自己管理方法です。
 マッケンジー法は、腰痛や首の痛み、手足の痛みなどで悩む人が、自らが主役となって自身の問題を解決する自助論として、世界中の患者や臨床家から信頼され活用されています。マッケンジー法は、理学療法などの分野において、最も多く研究の対象とされるものの一つです。
 マッケンジー法の特長は、検査方法が安全で、その結果の信頼性が高いということがあげられます。信頼性の高い結果に基づいて、その人に合った自己管理プランが立てられるのです。

高麗手指鍼療法

 高麗手指鍼療法は1975年 柳泰佑先生(ユーテウ・高麗手指鍼療法学会長)によって創案されました。
 手のひらと手の甲を実際の治療に使用します。手指に小さい鍼や灸や圧鋒又は電子ビームで弱い刺激を与えて病気を治療することができます。
 高麗手指鍼療法の治療範囲はなかなか広いと思われますが、特に神経性疾患、疼痛の解消、慢性的な疾患には高い効果が期待できます。もちろん外科的手術を必要とするような、重い病気には対応出来ませんが、手術後の体調の管理には使用可能です。
 手より始まり手で終わる治療法ですが、その治療効果の波及する範囲が、身体の隅々まで広がっていきます。
 身体の圧痛点を手の相応部位より探し、何らかの刺激によって、痛みを取り去るか弱化させることが可能です。

その他


 ■朱鯨亭操法

 ■癒道整体

 ■筋診断法

 ■奇経療法

 ■董氏奇穴鍼灸学

 ■山元式新頭鍼療法

 ■正体術矯正法       など色々