三和カルト Mercury M
with ロータリーエンジン
この機体はひょんなことからロータリーコンバージョンキットが手に入ったことから制作することとなったものです。折しも三和カルトがHPIに吸収され、この機体も2001年3月に製造中止が決まったためか破格で売られていたものを購入しました。
機体の特徴としては、CCPM(スワッシュモード)機構を採用していることです。これによりサーボから直接スワッシュプレートを操作しているので、従来に比べてリンケージがシンプルになっています。ちなみに私が使用したロータリーコンバージョンキットは他にエルゴ用、シャトル用があり、
パワーラジコン
で扱っています。
箱を開けての第一印象は、金属部品が多いなということです。この機体は46、50エンジン用なので(50エンジン用のフライホイール(ファンシャフト)が付いていました。)、耐久性等からみても金属パーツが多いのは何となくわかるのですが、絶版となり在庫処分価格だったのでお買い得感がありました。ボイジャーE、ネクサスと辿ってきた私にとっては見ているだけでなんかうれしくなってくるくらいでした。
問題は絶版になったことです。補修部品をなくならない内に買っとかなければ。(^^;
いつかパーツが手に入らなくなったとき、別の機体のパーツを流用していきたいと思います。そのような事態が起これば随時ご紹介していきたいと思います。
☆この機体の製作過程を別ページにてご紹介します。
この機体をお持ちの方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、ロータリーエンジン搭載機はどのようなものか、少しでも興味を持っていただければと思い、あえて製作過程を公開しました。
レシプロ系エンジンでは味わえない、独特の世界
があると思います。
なお、この機体はエンジンの装換ではなく、いきなりロータリーエンジンを搭載しました。そのため機体製作編には標準のエンジン(レシプロ)周りの組み立て及び搭載部分はありません。また、機体自体の製作は組み立て説明書に書かれていること以外の気付いた点、工夫した点だけを載せてあります。
また、このロータリーエンジン搭載に当たり、いろいろとご教授いただいたDV三井の佐古一成さんに深く感謝いたします。
☆三和カルト マーキュリーM ロータリーエンジン仕様 スペック
エンジン・・・・・OS ロータリエンジン 49−PI
重量・・・・・・・3,100g(メインローターを除く)
全長・・・・・・・1,260mm(カタログより)
ギア比・・・・・・9.78:1:4.6
ロータリーエンジン機 製作編
〃 始動編
〃 トラブル&改造編
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