三和カルト Mercury M
with ロータリーエンジンの製作5/6
エンジンをロアーフレームに取り付けます(写真12)。これが結構頭をひねりました。その結果、以下のような順番で付けると良いのではないかという結果になりました。もしもっと良い方法があれば是非教えてください。(^^)
左右のフレームはバラバラの状態で作業を始めます。以下の方法はアルミ缶を使った場合の手順です。
鉄缶の場合はエンジンをフレームに固定してから最後に缶ダクトをタッピングビスで固定すれば楽かもしれません。ただしこの方法は私は試していませんので不都合が出るかもしれません。
1.左右のフレームに缶で作ったダクトを取り付ける。
(ネジは内側からの方が良いでしょう)
2.エンジンのフレキパイプを右ロアーフレームに内側から通し、キャブレターも外に出す。
(スロットルアームが邪魔になるかもしれませんが、何とか通してください。)
3.この状態でファンシャフト、ファンを缶ダクトに通す。
(アルミの柔らかさを生かしてください。)
4.エンジン、フレームを固定する。
5.缶ダクトの上部をビニールテープ等で固定する。
以上が組み立て手順ですが、まさに知恵の輪です。くれぐれもダクトを破損しないように注意してください。特にファンでダクトを切ることが多いです。
拡大写真(約190kb)
写真12
次にマフラーの取り付けです(写真13)。写真ではすでにマフラーを付けていますが、ここではマフラー固定用のステーをフレームに取り付けます。マフラーはハットリ製チューンドマフラー(#333)を使用しました。マフラー付属のステーを右フレームの元々のジャイロマウントの取り付け穴の前側を使用しました。ジャイロマウントは標準の取り付け穴の上に同じような穴があいていますので、その穴にタンクに干渉しないようにマウントを上下逆さまに取り付けました。
※後に飛行テストを始めた際、
振動でマフラーステー(マフラーを巻いている帯状の部品)がゆるみマフラーが抜けるトラブルが起きました。
写真を見てお分かりのようにこの取り付け方ではステーが引っかかる部分が前方にないため、マフラーが後方にすっぽ抜けることがあります。排気の圧力は思った以上ですね。対策はトラブル&改造編に載せてありますのでそちらをご参照ください。
拡大写真(約185kb)
写真13
マフラーのステーを取り付けたら燃料タンクを取り付けます。タンクはネクサス用を使用しました。アルミ板をロアーフレームのクロスメンバーにナイロンストラップで固定し、それにスポンジ両面テープでフローティングさせます。写真14はアルミ板を切り、タンクの排液口の部分を切り取り、インシュロックをクロスメンバーの位置に穴を空けて通しました。取り付けたのが写真15です。
写真14 写真15
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