三和カルト Mercury M
with ロータリーエンジンの製作3/6
フライホイール(ファンシャフト)にコンバージョンキット付属のストレートファンを付け、エンジンに取り付けたところです。先ほどのエンジンマウントにも取り付けました(写真6)。コンバージョンキットに付属のエンジンマウントにはフレームに固定するためのネジ穴がありませんので、この状態で一度ヘリに取り付け、エンジンマウントに空けるネジ穴の位置を決めていきます。位置の決め方は、コンバージョンキットの取説通りフレーム下部の前から2番目の穴に合わせて穴を空け、そこをネジで固定後、その穴の後方にフレームごと穴を空けマウントを固定します。スターターシャフトとの兼ね合い等うまく芯が出るように注意してください。
ネジ穴を決める作業中にエンジン内にゴミが入らないようにキャブレター取り付け口、排気口、プラグの穴にテープを貼ってあります。
この段階でクラッチ(写真の上部の黒い部品)を取り付けますが、私はここで仮止めにしておきました。後に書いている私の方法では、ロックタイトで固定するのはエンジンをロアーフレームに取り付けてからの方がスムーズに組み立てられます。ファンダクトの取り付け方によってはここで固定しても良いかと思います。
写真6
コンバージョンキットの説明書通りフレームにも加工を施します(写真7矢印)。左右のフレームに加工が必要になりますが、位置が違いますので注意してください。
拡大写真(約150kb)
写真7
エンジンマウントに穴を空け、ロアーフレームにエンジンを搭載した状態です(写真8)。この段階でクラッチベルとクラッチとの間隔や、スターターシャフトを回してエンジンのプレッシャー以外に不必要な力が掛かっていないか等をチェックしておき、問題があればエンジンマウントの穴を修正したりして調整します。同時にプラグ穴、排気口とフレームが干渉しないかチェックしておくと良いでしょう。特にプラグ穴はレンチが入るようにしておきましょう。
拡大画像(約170kb)
写真8
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