4期16年の経験を踏まえて伊木まり子がめざすまちは コロナ禍を教訓に 市立病院を活かした感染症にも強い安全・安心のまち 安心して生まれ、育ち、暮らせるふるさと生駒をめざしてきた伊木まり子の4期目は、16年前には思いもよらなかった新型コロナ感染症(コロナ)に振り回されました。16年前、救急医療や子どもの入院医療が不足し、安心して暮らせなくなると、一念発起、臨床医から市議会に飛び込んだ伊木まり子、今後はコロナ禍を教訓に 市立病院を活かし、感染症にも強いまちづくりをめざします。 また、4期目は、発達障がい児や発達に不安のある子どもへの支援を充実させたいと取組み始めました。2年目に小学生の孫と同居することになり、教育、いじめ・虐待・不登校・貧困についても今まで以上に注視し、考えました。2022年12月には市長に政策提案もしました。詳しくはこちら。 さらに、副議長を務めさせていただいたことや議員定数の削減を提案したことから、議会のあり方についてもこれまで以上に考えた4年間でした。 そこで、伊木まり子は、具体的には次のようなまちをめざします。 |
コロナ禍を教訓に、より安全で安心な地域医療が提供されるまち●市立病院を中心に新たな感染症に備えた健康危機管理体制を!コロナに対応するため、市立病院は陰圧室を導入し、コロナ専用病床を整備しました。多くのコロナ患者の救急搬送にも対応、入院治療 (令和5年2月22日までに904人)を行いました。さらにコロナの検査やワクチン接種に奮闘しました。地域の医療機関や介護施設も初めてのコロナへの対応に奮闘されました。しかし、コロナについては知見が少なく、感染予防や医療機関間、医療機関と介護・福祉施設間の連携などに課題が残りました。今後、コロナやコロナ以上に致死率や感染率の高い感染症に見舞われることを想定し、専用病床を持つ市立病院を中心に、そのような感染症に対応できる健康危機管理体制の整備が必要です。 ●感染症流行にも対応できる災害時医療体制の強化を! ●平時から医療と介護を支える情報ネットワークによる効率的な連携を! コロナも自然災害の一つであり、その対応に苦慮してきたことから、災害時の医療体制も見直す必要があると考えます。また、阪神淡路大震災では建物の倒壊や火災により、東日本大震災ではさらに津波で紙カルテが流されたことにより、患者さんたちがこれまでどのような病気で治療を受けてきたのか、今飲んでいる薬の名前や副作用の出た薬の名前など、医療に必要な情報が失われました。普段から、そのような命に直結した情報をやり取りできるネットワークを構築し、関係する医療機関が効率的に連携する仕組みを構築しておくことが大切です。 ●生駒市医療介護連携ネットワーク協議会を活かし、誰ひとり取り残さない仕組みづくりを! 生駒市においては平成28年度に生駒市医療介護連携ネットワーク協議会が設置されました。この協議会は「市民が住み慣れた地域や家庭で安心して暮らし続けることがで きるよう、市、医療、介護の関係機関が連携して包括的かつ継続的な医療と介護サ ービスの提供体制を構築するため」設置されました(生駒市医療介護連携ネットワーク協議会開催要綱第1条)。残念ながら、コロナ下では協議会としての活動はあまりおこなわれませんでした。コロナ下で露呈した課題への対応も含め、コロナ終息が見えてきたこれからが協議会の力の見せ所です。 ●高齢者に寄り添うあたたかい医療と介護の充実したまちを! コロナは全年代に感染しましたが、中でも高齢者にとっては脅威となりました。コロナで亡くなられた方、コロナ感染後の運動機能の低下や誤嚥などにより日常生活がしづらくなられた方もたくさんおられます。コロナを経験し、より一層、生駒は高齢者に寄り添うあたたかい医療と介護の充実したまちでありたいとの思いを強くしました。 |
こどもの命と人権を守り、多様性を尊重するまち4期目は、発達障がい児や発達に不安のあるお子さんを持つ保護者の方から、発達面の不安や遅れを心配したが、どこの病院に行けばよいかわからず悩んだ。 どこに相談に行けばよいかわからなかった。自分の思いと相談窓口の指導にギャップがあり、子どもは不登校になった・・・等々、 たくさんお話を伺いました。 ●病気、不調を早期に発見、対応できる保健・医療体制を! ●すべてのこどもに健やかな成育環境を! 早期の適切な診断・対応は、こどもも保護者も不安な気持ちになることなく、こどもが療育、教育を受け、社会に巣立つために必要です。すべてのこどもが健やかに育つ環境を整えることをめざします。 ●保健・医療・教育・福祉の情報を一元化し、その子のために有効活用を! こども一人一人の母子健康手帳、乳幼児健診、就学前健診、学校健診、医療機関・療育機関・相談支援事業所等での保健・医療・福祉の情報、教師から見た学習面・生活面での気づき、学力等の教育面での情報 などを一元化し、 その子が社会に出るまで、その子のために有効に活用する仕組みの構築をめざします。 ●こども・子育てのあらゆる問題を扱うワンストップ相談窓口を! こども自身、そしてこどもを育てる保護者や関係者のすべてが、悩みを一人で抱え込むことなく、早期に悩みを解消できるようになれば、虐待やいじめ、不登校、ヤングケアラーなどの様々な問題の解決に繋がると考えます。 子どもを産み育てようと考えている人(未婚、既婚、性別を問わない)、妊婦、保護者、社会に出るまでのこども を対象とした 何でも相談できる窓口 を設置し、医療、福祉、教育はじめ様々な部署に適切かつ迅速に連携し対応する仕組みの構築をめざします。 ●こどもが躊躇(ちゅうちょ)せず声をあげられる仕組みづくりを! いじめや虐待、不登校、ヤングケアラーなど、様々なことで困った時に、こどもが躊躇することなく声をあげられる仕組みの構築をめざします。 これは、寝屋川市のいじめ通報促進チラシから、思いつきました。生駒市で育っていく子どもたちのだれもが、物心ついた時から知っている仕組みの構築をめざします。 |
生駒に暮らす一人一人につながる市政・議会のあるまち●オンラインを活用し、市や議会について気楽に話せる対話の会を開催します!伊木まり子は、理事を務める医療NPOで学習会や講演会、ワールドカフェなどを開催し、市民の皆さんと医療や介護について、意見交換をしてきました。しかし、コロナ下で交流が制限されたため、 おしゃべりサロンオンライン を開催し、医療や介護・福祉をテーマについて話し合いました。自宅から気軽に参加でき、市議会議員や行政職員、市外からも参加がありました。 このような対話の会を発展させ、医療や介護だけでなく、様々なテーマについて、皆さんと気軽に気楽に意見交換する会 を開催したいと考えています。 ●議員定数削減提案者として、削減による弊害のない議会運営をめざします! 当初、伊木まり子は議員定数については現状維持が望ましいと考えていました。しかし、今期、決算審査特別委員会を試行的に3分科会で実施(それまでは4分科会で実施)したことから、 議案の審査や調査についても、3つの常任委員会で実施可能と考えるようになり、2削減提案に賛同しました。詳細な削減理由はニュース12月号、2月号をご覧ください。 削減については、削減反対議員や、市民の方から懸念の声がありました。懸念の声も重く受け止め、削減による弊害が生まれないよう取り組みます。 ●党派・会派の枠を超え、熟議と互譲による市民のための議会をめざします! 16年前、伊木まり子は新病院開設の必要性については話せばわかってもらえるはずと思い、立候補したのですが、初当選から市立病院開院が決まるまでの数年は、話合いもできないような対立がありました。 しかし、市民の皆さんにとって何が最善か、それを最終目標に据えれば、話合いは可能と信じています。 生駒市議会議員研修会で何度も講師をお願いしてきた野村稔氏(元全国都道府県議会議長会 議事調査部長)によれば、 ●議会政治は互譲の政治である。議員は主張もするが互譲もする。 ●議員は選挙の時は特定の地域や政党を基盤とするが、当選後は住民全体を考える立場に変わる。 ●与党意識、野党意識を薄め、住民本位に考える。 (以上は令和元年11月 議員研修会資料より抜粋) とのことです。 私は熟議と互譲をめざします。 |