ドイツの思い出  (その1)

 以前、ドイツ系の会社に勤めていたときに仕事で行ったドイツの印象は未だに心の中に残っています。

 本社はドイツの南部バイエルン州のアンベルグ(Amberg)というところにありました。

 アンベルグ゙はニュルンベルグから約50km東、ミュンヘンから約100km北という所に位置する小都市ですが、歴史的には古く、町の中心部は中世を感じさせる城壁に囲まれた中にあり、いかにもヨーロッパに来たと実感できるようなところでした。

 何回か行っておりますが、最初に行った時の印象が強烈に心の中に残っております。2週間程の滞在でしたが、ちょうど7月の末から8月の始めだったのでアンベルグ郊外の各地域ではビール祭りが行われており、これに連れて行ってもらったのが楽しい思い出となっております。









 ビール祭りは、たいていその地域の教会の周辺の広場で行われます。夕方5時頃から始まりますが、ドイツは日本に比べると緯度が高いせいか夏はなかなか日が暮れません。その上サマータイムを採用しているので、よけいに日暮れが遅くなり夜9時頃になってもまだ明るく、帰る時刻になってもまだ明るかったのを覚えております。日が暮れ始めるのは夜10時頃以降だったように思います。

 あの頃は、今でもそうかも知れませんが、アンベルグでは日本人を見る機会はあまり無いようで、珍しがられたのか、どこへ連れて行ってもらっても歓迎されました。またその地域のドイツ人は素朴で、過去に日本が同盟国であったということも関係があるのか日本人に対して好感をもっているようで、非常に親切にしてもらいました。

ビール祭りに来ていた若い女性に挟まれて
記念写真。
お世話になったStunitz氏一家とその友人たち。 Stunitz氏の一人娘 Isabel(右)
ドイツでは子供もビールを飲みます。

アンベルグ中心部のレストラン兼ホテル
アンベルグ滞在中ここに何度か宿泊しました
アンベルグの近くの町のレストラン 休日に訪れたニュルンベルグの城

ニュルンベルグでの記念写真
バックのモニュメントについては何を意味する
ものであったか思い出せません。
有名な画家デューラーの住んでいた家の前 ニュルンベルグの中心部の教会
第二次大戦で瓦礫になったが元通りに復元されたとのこと

 アンベルグでのスケジュールが終わった後、ミュンヘンから飛行機に乗ってフランクフルト経由で帰ることになるのですが、ミュンヘンで二日ほど滞在しゆっくりできるようなスケジュールにしてもらいました。

 ミュンヘンで宿泊したのは PENTA というホテルでした。到着後、名所をちょっと案内してもらった後、DAITOKAI という日本料理のレストランに連れて行ってもらいました。このレストランは、ある日本の企業が経営しているということで、久しぶりにおいしい鉄板焼料理を頂くことができました。

 この最初のドイツの訪問は1985年の7月の末から8月の始めにかけてのことでした。もう10年以上前のこととなってしまいました。


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ドイツの思い出(その2)

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