人工呼吸器の加温加湿器

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  未熟な左手が作った臨床工学技士国家試験の呼吸治療機器に関するよりぬきノートです。
誤りがございましたら、ご連絡下さい。



人工呼吸器

構成

人工呼吸器の構成


加温・加湿

≪加温加湿器≫

温度 : 32〜34℃
相対湿度 : 95〜100% (回路内に凝結水が見られる場合は相対湿度ほぼ100%)
分類 : パスオーバー型、カスケード型、灯芯型(F&P型)
加温水 : 滅菌水
ホースヒータ : 加湿ガスが吸気回路を通過する際に冷えて結露するのを防ぐ


≪ネブライザ≫

ジェットネブライザ

原理 : ベンチュリー効果(ベルヌーイの定理:高圧の気流で吹き飛ばす)を利用
特徴 : 比較的大きく、末梢気道まで到達し難い

超音波ネブライザ

原理 : 水に超音波振動を加え霧を発生させる
特徴 : ミクロン単位の細かい霧を発生。超音波振動により薬剤が分解する可能性あり


≪人工鼻(HME)≫

原理 : 内部の繊維や紙などのメッシュ状構造により患者の呼気中の水分を捕らえ、患者に戻る
相対湿度 : 80〜85% (ここまでに達するには時間がかかる)








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