光デバイス
≪発光ダイオード (Light Emitting Diode;LED)≫
pn接合の順バイアスを加えると発光する性質を利用する素子。
≪フォトダイオード≫
pn接合の逆バイアスされた接合部に光当たると、逆方向に電流が流れやすくなることを利用。
光センサとして利用。
≪太陽電池≫
pn接合にバイアス電圧をかけずに、光を当て起電力として取り出す。
光センサとして利用。
≪フォトトランジスタ≫
npnトランジスタのベース部分に光を当て、その光照射量でコレクタ電流を制御する。
光センサとして利用。
≪光導電セル≫
半導体に光を照射させてキャリアを発生させ、導電率を高くなることを利用する。
可視光用としてはCdS(硫化カドミウム)、赤外サーモグラフィ用としては、HgCdTが用いられる。
≪光電子倍増管≫
真空管の一種で、光照射により真空中に飛び出した電子(光電子)が電極に衝突するたびに新たな電子(二次電子)をたたき出し、最終的に105倍程度の電子が出力される。非常に感度の高い光センサ。
≪液晶≫
固体と液体の中間の性質を持ち、加える電圧を変える事で、光の透過率を変えることができる素子で液晶自体は、発光しない。
表示装置に応用される。
≪光ファイバ≫
クラッド(皮の部分)とコア(芯の部分)とで屈折率を変えた光伝導素子。
コアの部分の屈折率が、クラッドの屈折率よりも大きい。