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思いつくまま
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体細胞クローン牛 |
食品安全委員会の作業部会が、「体細胞クローン牛や豚は食べても安全だ」との結論を出したという。
米国の食品医薬品局(FDA)と欧州食品安全機関(EFSA)がすでに同様の結論を出しているが、今回の我が国の結論もそれに追随したのでは・・・とも思える。
今後、米国が押しつけて来るであろう、体細胞クローン牛の輸入に対しての布石と私は思う。
大体、自然の摂理に反した繁殖方法で生み出された、それらの肉類が何をもって安全と言えるのだろうか。
机上でのデータだけで判断したのではあるまいか・・・。
それらの肉を食べて今すぐ影響はなくとも、もしかしたら次世代の子孫、あるいはその次の子孫に影響が出るかも知れない。
それらのことは何十年と検証しなければ分からない。
しかし、今回の結論のように安易に安全と言ってよいものだろうか。
厚生労働省などやその諮問機関の結論などは、過去の例から言っても信用できないと私は思う。
今までに枚挙にいとまがない薬害問題などや、その後の後手後手の対応をみてもそう感じざるを得ない。
役人特有の机上だけの調査ではあるまいか・・・。
食糧自給率を高める政策は当然必要であるが、体細胞クローン牛などは安易に流通させるべきでないと思う。
また、米国の言いなりになって、それらの肉類を輸入するなどは更に愚の骨頂である。
また、表示の問題もある。
米国FDAは、それらの肉類の流通に際しての「体細胞クローンだという表示は必要ない」というスタンスであるという。
我が国の厚労省も「食品衛生法上は表示不要」といっているという。米国がその様なスタンスだから我が国も・・・というスタンスなのだろうか。
これでは、消費者は体細胞クローン牛かそうでないかの判断が出来ない。知らずに体細胞クローン牛を食べてしまうことになってしまう。これでは食品偽装と大差ないと思うのだが・・・。
いずれにしても、このような肉類を流通させるのは危険ではないだろうか。
もっと長期間検証が必要と思う。
子孫に影響が出てからでは遅い。体細胞クローン牛が原因の、新しい病気が出ないという保証はない。
重ねて言いたいが、米国の言いなりで、それらの輸入解禁など以ての外と思う。
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世界的恥 |
なんとまあ・・・自公政権のお粗末極まりない状況には呆れ果てる。
内閣支持率も、日テレの調査では、9.7%にまで落ち込んだ。
最低水準の支持率である。
この数字が示すとおり、政策も最低最悪、無能無策・・・。
国民のことなど顧みることなく、政権にしがみついている。
これでは国民は不幸だ。
失業者が増大していく中で、彼ら(自公政権)はいったいどういう気持ちで政治を行っているのであろうか。
今、彼らの心にあるのは、いかにして国民を騙し、欺き、次期選挙を少しでも自公政権にとって(国民にとってではなく、自公政権にとってである!!)有利に導くか・・・それしか考えていないだろう。
正常な感覚で言えば、もはや政権担当能力は有していないと思うが、彼らの思考はそうではない。
こんな政治は、いったい誰のための政治なのか。
政治とは、本来は国民の生命と財産を守り、国民の幸せを追求していくためにあるはずだ。
だが、今の自公政権にあるのは、党利党略と政権維持・・・これのみに固執しているように見える。
国民に支持があってこその政権であるが、この数字・・・内閣支持率、9.7%!!・・・である。
この数字からは、政権を維持するだけの支持率とは思えない。
即刻、退陣していただきたい。そして、国民の審判を受けていただきたい。
更に驚くべきニュースが飛び込んできた。
G7において、中川財務相がろれつが回らない状態で会見をしたという・・・。
目もうつろな映像が、全世界に配信された。
世界的恥である。
当の本人は、風邪をひいて、その薬を多めに飲んだ影響だと言っていた。
たしかに、風邪薬の成分の中には眠気を誘うものもある。
だが、そうであってもあのようなことになるであろうか。
ましてや、G7の会議である。
公人であっても緊張するはずだ。そんな緊張のなかであのような醜態をさらせるだろうか。
あの、目もうつろな映像は、まさに二日酔いあるいは泥酔状態の顔に見えてならないが、本人は薬の影響だと主張している。そのことの真偽は本人にしか分からないが・・・。
いずれにしても、お酒か、薬の影響かの真偽は別として、百歩譲って、薬の影響だとしても、あそこまで影響が出たのならば会見などするべきでない。
あのように不健康な状況で、国際的な会議の会見に挑むなど以ての外だ。
まさに、” 世界的恥 ”である。
ここまで自民党は落ちぶれたか・・・。
もう末期的症状。
凋落の日は近い。
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新型インフルエンザ |
自公政権そして、麻生首相の迷走には呆れかえる。
自らの発言に責任を持てないような人物が、一国のトップに立っているとは・・・。
今日の報道各社の記事を見ると、内閣支持率が14%(朝日新聞)になったという。
その他の新聞各社でも大差ない数字が示されていた。
これ以上、国民生活を破壊しないためにも、早く退陣されることを願うばかりである。
自民党、某衆議院議員のホームページに新型インフルエンザのことが記載されていた。
その中で、新型インフルエンザのワクチンことがあったが、少し正確さに欠ける表現であると感じた。
地方での活動のときの、有権者からの質問に対しての回答のようだ。
その中に、”厚生労働省に問い合わせると、ワクチンは、他の先進諸国に負けないくらいのストックはある。徐々に増やしている・・・・”というようなことが書かれていた。
しかし、” 新型インフルエンザのワクチン ”という表現は、まったくウソとは言えないですが、正確性に欠けます。
現在、我が国も含めて各国にあるのは、「新型インフルエンザにも対応が期待される、プレパンデミックワクチン」です。
あくまで、プレパンデミックであって、パンデミックワクチンではありません。
H5N1型鳥インフルエンザウイルスをもとに製造されたワクチンです。
新型インフルエンザとは、H5N1型鳥インフルエンザが変異し、H5N1型人インフルエンザになったものを指します。現在は、まだそこまで変異は確認されていません。鳥から人へ感染し、更に人へも感染した事例も外国では確認されていますが、新型インフルエンザではありません。高病原性鳥インフルエンザが人に感染しているのです。
厚生労働省などや感染症を研究している研究所のホームページをみても、パンデミックワクチンは、新型インフルエンザが発生してからでないと製造できないと書かれていました。
そして、その製造には半年〜1年程度の時間がかかります。
それまでは、現在ストックされている、” プレパンデミックワクチン ”で対応していこうというのが、現在の新型インフルエンザ対策なのです。これは、厚生労働省の新型インフルエンザ対策ガイドラインにも、詳細に記されています。
また、現段階では、” プレパンデミックワクチン ”は、2000万人分程度のストックです。
そして、パンデミックが予想、あるいはパンデミックが発生したときに、対策ガイドラインに従って使用されるのですが、まずは医療従事者や社会機能維持者等に優先的に接種すると、ガイドラインには書かれています。
ですから、自民党、某衆議院議員のホームページに記載されている回答には以下の点で正確性に欠けます。
まず、動物から人へ感染している現在の鳥インフルエンザは、新型インフルエンザではありません。
そして、現段階では新型インフルエンザは発生していないのですから、新型インフルエンザワクチン(新型インフルエンザが発生してからでないと製造できないのですから)という表現は正確性に欠けます(分かりやすい表現で書かれていると善意に解釈すれば、ウソとは言えないが)。正しくは、現在あるのは、” プレパンデミックワクチン ”です。しつこいようですが、パンデミックワクチンではありません。
そしてストックも、プレパンデミックワクチンが2000万人分程度であることから、十分ではありません。
また、米国では新型インフルエンザ発生後、6ヶ月以内に、カナダは4ヶ月以内に” パンデミックワクチン ”を全国民に接種する計画だそうですが、我が国では製造から全国民接種まで1年程度かかるとされています。
プレパンデミックワクチンも我が国では、現在は2000万人分ですが、スイスでは全国民分を備蓄し、新型インフルエンザが発生したとき、パンデミックワクチンが製造できるまでは、まずは全国民にこのプレパンデミックワクチンを接種する計画だそうです。
したがって、総合的にみれば、他国に比べてプレパンデミックワクチンの備蓄計画、パンデミックワクチンの製造、全国民への接種計画も十分ではないと思います。
もちろん、まだ新型インフルエンザは幸いにして発生していませんから、これから計画は向上していくと期待したいですが。
しかし、今までの枚挙にいとまがない事例をみれば分かるように、これまでの厚生労働省の後手後手の対応をみると、いささか不安を私は感じます。
厚生労働省の役人が本当に真剣に対応しているのだろうかと・・・。
少し長文になりましたが、自民党、某衆議院議員のホームページでいささか気になったので書かせていただきました。もちろん、ウソが書かれているとは言っておりません。書かれていることは概ねその通りですが、表現の正確性に欠けるところがあったので念のため・・・。
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トリプルKY |
内閣支持率が20%を切ったという・・・。
無能無策な政策には呆れるばかりだ。
某記事にこんなことが掲載されていた。
麻生首相は、” トリプルKY ”、であると・・・。
一般的にKYとは、「空気(K)が読めない(Y)」ということであるが、トリプルKYとは以下のことを指すらしい。
1番目の” KY ”は、前述のとおり、「空気(K)が読めない(Y)」
2番目の” KY ”は、「経済(K)が読めない(Y)」あるいは、「経済も(K)よく知らない(Y)」
3番目の” KY ”は、「漢字(K)が読めない(Y)」
なるほど、納得。
漢字が読めないぐらいは恥ずかしいけれども、まだ目くじらを立てるほどのことではないかも知れない。
しかし、空気が読めない=今の日本がどのような事態になっているか、国民生活がどれほど痛手を受けているか・・・が分かっていないし、分かろうともしていない、これでは国民は不幸だ。
さらに、経済が読めない=雇用の問題や、金融危機などが分かっていない(分かろうともしない)。カップラーメンが400円ですかと言ったり、高級バーの料金が高くないなどという言動が出てくること自体が国民をバカにしている証だろう。
そもそも、麻生首相など、オギャーと産声をあげたときから札束に囲まれた生活を満喫してきたのですから、国民の気持ちなど読めるはずはないだろう。
働く場所を失い、住む場所も失った者の気持ちなど分かるはずはない。
雇用の問題などはますます深刻化している。
派遣切りに始まって、正社員さえ今や立場は危うい。
本来は法律が労働者を保護してくれるはずですが、今やそれらも上手く機能していない。
労働者の弱い立場を逆手にとって、不利な労働環境を強いている企業も少なくない。
さらには、企業側、経営者側の都合で人員整理が行われている。にもかかわらず主要企業の内部留保金は増加している。労働者をないがしろにして、利潤追求優先、株主優先の米国型経営に終始している。
相対的貧困率が世界第2位の日本・・・。
昨今の失業率の増加で、ますます相対的貧困率の数値は悪化していくことだろう。
つまり、格差社会がますます加速していくということです。
これらの我が国の実態が分かっていない、いや分かろうともしない麻生首相や自公政権は、もはや政権担当能力は無いと思う。
国民の気持ちから大きく乖離した現在の政策では、未来は暗い。
悪しき政治を変え、悪しき官僚政治から脱却しなければ、我が国は崩壊の道を辿ると言っても過言ではないと思う。
政治は変えられます。
政治を変えるのは我々国民です。
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