詩集TOP

冬眠
(1965.8〜1966.10)

駄荼懦惰堕
(1967.2〜1968.4)

呪歌
(1968.5〜1968.11)

名前のないもの
(1968.11〜1969.3)

拾遺集
(1969.4以降) 

 

Home

詩集 名前のないもの 第3章 呪歌 13


見通しのきかない闇
虚無のように手に触れないものの中に
しっとりとした湿りだけがある

人々が生活しているから
今はもう冬だから
こんなに空気は濁って重い

スローガン
”集中暖房で青空を取り戻そう”

(1968.10.30)

back                         next