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詩集 名前のないもの 第3章 呪歌 07


薄く湿った空気の中には石炭の匂い
シラカバの大樹は葉を落として見えない

ホテルの灯ひとつ消え
今夜 流星を見る

冬になった

(1968.10.20)

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