冬眠 （１９６５．８〜１９６６．１０）
駄荼懦惰堕 （１９６７．２〜１９６８．４）
呪歌 （１９６８．５〜１９６８．１１）
名前のないもの （１９６８．１１〜１９６９．３）
拾遺集 （１９６９．４以降）
Home
ホロホロ涙
泣くともなしにホロホロ涙が ねっとりと目やにのはりついた眼の中に 浮かんでくるような夕暮れなのです
一日ごろりと寝ころんで 過ぎてしまったんだなという実感が じとじとした空の色にあるのです
窓の下のトタン屋根は 明日もまた窓の下にあるでしょう
（１９６８．９．ｘｘ）
back next