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詩集 名前のないもの 第2章 駄荼懦惰堕 23

心中


何かが死んでいるような
腐肉の臭いがするような

死んだものは
行為と意志
なれあいの心中をしやがったんだ

もういいかげんに葬ってやるべきだ

未練だよ
俺は奴らに惚れていたんでね

今だって惚れているんだが

(1968.2.21)

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