冬眠 (1965.8〜1966.10)
駄荼懦惰堕 (1967.2〜1968.4)
呪歌 (1968.5〜1968.11)
名前のないもの (1968.11〜1969.3)
拾遺集 (1969.4以降)
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足枷
みすぼらしい 服装だ いや身体だよ それよりも心だろうか
とにかく奇異の目で人が見る 優越の目で人が見る 悪意のこもった嬌声をあびせる
どこに私はいるのか
故郷を持たないことの不安感や 立脚点のない悲しみが 戦いの姿勢を圧しつぶしてしまう
明日からは・・・ 又 今日が来る
現在という時の呪いが 世界ほどにも大きな足枷をはめる
(1967.11.9)
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