冬眠 (1965.8〜1966.10)
駄荼懦惰堕 (1967.2〜1968.4)
呪歌 (1968.5〜1968.11)
名前のないもの (1968.11〜1969.3)
拾遺集 (1969.4以降)
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十勝平野
地球の丸みが分かるくらいに開けた大地 空のゆがみが見えるくらいに重なった赤い雲 このほんのわずかなすきまの間で生きているのだ
人間は大地を征服したと言っていたが 今 大地はオレに言う 「オマエは私の子供 いずれは私の所へ帰るのだ」
額に汗してこの大地の上で何十年の歳を生きるのか ご先祖様バンザイ
サルオルウンカムイの領地はあんなにも小さくなってしまったが それでもまだ人間が歩くには広大すぎる
(1967.10.xx)
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