久方ぶりのM!。ちょっと欠乏症になっておりました。
キャストもかわりましたが、それぞれの解釈がまた変っておりましたねえ。
市村ぱぱは中日版では年老いて弱ったぱぱ。博多版では(大阪にちょっと戻った?)心労で
寿命を縮めてしまったぱぱですか。
井上ヴォルフは落ち着いた感じ?歌は高音が楽そう。(時々モンゴルのホーミの響きに
聞こえるのは私だけ?気持ち良いんですけど。)
吉野シカさんはさらにお笑い度アップの上、井上君に遊ばれていましたし。
渚ちゃん。なんだかすごく背が伸びたように感じました。
(※博多での席はかなり前方で端。人の背中で見えなかったことが多々あり、実際とは
違うかもしれません。こんな風に思えたと想像です。ごめんなさい。)
【一路男爵夫人登場!】
待っておりました!(笑)神々しい!(友人間で盛り上がったのですが、一路さんの男爵
夫人はもともと皇族で、ヴァルトシュテッテン男爵に降嫁した姫君。だからコロレドも全く
頭が上がらないのじゃないかと。ついでに社交界のファッションリーダーで、いつもサロン
は盛況。加えて降嫁した時も世間は大騒ぎ。しかしこの皇女様は用意周到に周りを黙らせ、
ほとんど押しかけ女房状態。男爵もこれまた飄々とした人で『困った姫君。』と苦笑しつつも
妻に迎え、夫婦仲は至って円満とか。あら、話が一本できてしまいました。笑)
【僕こそ音楽】
中日楽。市村ぱぱ『大司教であらせられるだけでなく…。』舌がまわっておりません。
カミカミでございました。その照れ隠しのためか、井上君の鼻をつまんだ後、頭をペン!
【大司教の館】
♪あなたのしもべじゃない!♪のあたり。ともよアマデは大きくうなづいていました。
【居酒屋】
炸裂する吉野ワールド(爆笑)。博多楽。
『ぶら〜ぼっっ!あ、跳躍っっ。』(ぽそっと言い跳び移るシカさん。)
『ワタシが誰か、ご存知か?』のシーン。(客の『知らない』の言葉に。)
前楽 …『知らないわよお〜?!』
中日楽…『「知らねえ」だあ??』
『エマニュエル・シラネーダー...もといっ!(←ものすごく強調)
エマニュエル・シカネーダー、そのひとであーる!』
博多楽…『こらこらこら!聞いて!聞きなさい!』(無視する客に対して)
『「知らねえ」?、「知らねえ」だあ?おしいっ!おしいなあ!』
『エマニュエル・シラネーダー!もとい!エマニュエル・シカネーダー、
そのひとであーる!』
やっと見た!噂の井上氏の【欽ちゃん跳び】(笑)
しかし、到達点が高い!欽ちゃんの背丈くらいあるのではなかろうかと。(ないない。)
【星から降る金】
楽しい創作活動。位置が変りました?大阪ではオルガンの後ろでいちゃついていたと思う
のですが、反対側の壁の後ろから登場していました。
井上氏、シャツを全部脱いでタンクトップ姿。ぱぱに見つかった時、シャツを胸にあて両腕で
はさみ気をつけの体勢。
博多楽では胸に当てたシャツの上から、両手でピアノを弾いておりました。(爆笑)
ぱぱ、おねーさん発見。井上ヴォルフ 『あ、あははっっ、誰なんだろーねっっ。』
ぱぱ 『・・・・・。』(長い沈黙。「ぱぱ〜?お〜い?なんかおしゃべりしてよ〜。なんで黙って
るのかなあ〜っっ?」と言う感じでうろうろしてる井上君。)
ヴォルフ 『ウィーンに行けばパパへの借金もすぐに返せる...。』
ぱぱ 『借金っ!!』(二の句を告げさせないぱぱ。)
ぱぱが手帳を見つつ、残高を告げると『まっっ!!』とミョーにオネエ言葉な井上君。
一路さんの星金は本当に語り聞かせるような感じでした。
父と息子の諍いに割って入る姉。中日では『姉さんまでそんなこと言うの?僕の味方をして
くれないの?』と言いたげな表情のヴォルフ。
【コロレドの馬車】
馬車の窓から庶民(観客)に向かってにこやかにお手振り。(つい私も振り返しそうに。笑)
中日では衝立の影から出てくる時の猊下の御髪がまるで獅子頭!(あなたは悶絶しながら
用を足すのですか?笑。)博多ではお遊びがやや控えめ。しかし立ち上がる時
『ちょっと出た...。』とぽつり一言。(ああ猊下っっ情けのうございますっっっ。)
【並みの男じゃない】
割と好きなのがちひろちゃんの手の表情。『うちに...来る?』とヴォルフを誘う時、首に回
した手で一拍おいてから背をポン!とたたくんですよね。『さあ、どうする?』と促すように。
♪初めて〜の〜ちゅう♪(笑)のくだり。いつもはコンスは逃げてヴォルフの空振りに終わる
のですが、博多楽ではどうも軽くちゅうしたように思えます。
『きゃあ!キスしちゃったっ!キスしちゃったっっ!☆△▼★◎♪』と言わんばかりに口を
押さえてじたばたしているちひろちゃんが可愛い。(若いから許される反応だなあ。笑)
【決別】
恒例カツラ投げ。中日では足元に落ちたカツラを猊下は蹴っ飛ばしておられました。
博多では股間にヒットしたものの、不動の体勢。おちゃらけは一切なし。(やはり、
リーヴァイ氏が目の前におられるせいでしょうか?さすがに猊下は自制しておられた
ご様子。笑)