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実習船の種類 -- 運輸省航海訓練所所属の練習船


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では、次に実習船について書いて見たいと思います。
(ハハ、なかなか本題に入りませんが・・・本題はあるのだろうか)

帆船は2隻あって、日本丸と海王丸といいます。
これらは同じタイプの帆船で、どちらもディーゼルエンジンを2台つんでいます。
なぜ2台なのかは「帆船の話し」を読んで見てください。
大きさは日本丸で、長さ110m、幅13.8m、総トン数2570トンです。
海王丸もほぼ同じです。

機船は4隻あって、2種類のエンジンのタイプがあります。
銀河丸と青雲丸は、ディーゼルエンジンを1台つんでいます。
大きさはどちらもほぼ同じですが、銀河丸を書きますと、
長さ114.6m、幅16m、総トン数5039トンです。

北斗丸と大成丸は、タービンエンジンをつんでいます。
タービンエンジンについては、また別に説明することもあると思いますので、その機会にします。
この2隻も大きさはほぼ同じです。北斗丸の大きさは、
長さ124.8m、幅17m、総トン数5856トンです。

帆船は比較的最近就航したものばかり(日本丸は昭和59年、海王丸は平成元年)ですが、機船は結構古くなってきています。
一番古いのは青雲丸で昭和43年の就航、一番新しい大成丸でも昭和55年の就航です。
この中で海王丸のみが客船扱いの船で、一般からの募集で同じような実習が経験できるようになっています。


(**)
上記は、1995年当時の話しです。現在(2004年)の状況は、「序章(1) -- はじめます!」に記載の「航海訓練所」のページなどから参照してください。

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