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短期実習(1) -- この船に乗ったんです |
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今回は手前味噌ですが、私がどの船で実習したかをお話します。 私は珍しいことに、すべての機船に乗っているのです。 1年生の時に大成丸、2年生の時に銀河丸、3年生の時に北斗丸、そして4年生の長期実習に青雲丸に乗っています。 運の悪い人は、4年間で2つの船にしか乗れなかった人もいました。 これは、毎回学籍番号順などある決まった方法で、その時の実習船を振り分けているために、このような運・不運が出てくるようです。 また、私の1年上の学年から航機両用教育といって、航海学科と機関学科の区別を少なくしようという教育方針になっていて、私は航海学科なのですが、エンジンルームにも入るような実習になりました。 私より2年上の学年までは航海学科を専攻している人は、エンジンルームには入ることはなかったのです。 したがって、私たちは短期実習(1〜3年生)の時の実習では航海学科、機関学科で区別はありませんでした。 4年生の時の長期実習と帆船実習では、さすがに航海関係の実習が多くなりましたが、私が航海学科だったので、この「機船の話し」は航海関係が中心になると思います。 <<< 追伸 >>> 阪神大震災の関係で少しお休みさせていただきました。 神戸では港湾施設が大きな打撃を受けました。コンテナヤードなどはしかたがないとしても、フェリー乗り場や客船乗り場も日本では埠頭であることが多いのですが、外国では桟橋であることが多いのです。 埠頭(wharf)は埋め立てて作った岸壁、桟橋(pier)は何本もの杭の上に人の歩く場所などを作ったものです。 どちらが地震だけでなく他の災害にも強いかは私には判断できませんが、桟橋が見直されるという話しは聞きませんね。 |
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