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　　　　　　　　　　lennyを使おう　　　　　　　　　　　　Linux

Linuxでは、以前は、プリンタを使うようにするのは大変でした。
世の中、プリンターは、Windows用に特化されていて、しかも、プリンターを動かす仕組みが公開されていないため、対応できないといった困難があったようです。
それでも、Linuxの地位向上？や、各位のご努力で、メーカーの方の対応も良くなってきたようで、Linux用のプリンターのドライバーが作成され、沢山のプリンターが使用できるようになっています。
それと、CUPS(The Common UNIX Printing System)という、管理プログラムのおかげで、プリンターの追加や、jobの管理などが出来るようになっていてWindows かそれ以上に使いやすくなったことです。
開発にたづさわる方々に感謝、感謝です。
以前の困難さについては、「sarge で Windows」の「プリントする」をご参考になさって下さい。

さて、プリンターの管理には、cups というプログラムが必要ですが、私の場合は、インストール時に、印刷サーバーを選択しているので、すでに、cups がインストールされていました。
入っていない場合は、 $ su --> ルートのパスワード で、root権限になって、　# aptitude install cups または、# apt-get install cups です。 sudo が使える場合は、 $ sudo aptitude install cups または、$ sudo apt-get install cups で、インストールします。 これまで、aptget install でインストールしてきました。それでも良いのですが、今後は、aptitude というのが、インストールコマンドの主流になっていくようです。 cups が入っているとして、ブラウザ(iceweaselなど)で、
http://localhost:631/
を呼び出すと、cups 1.3.* のホームの画面が呼び出されます。
「ようこそ!」の中の、「プリンタの追加」ボタンを押して、プリンタ(エプソン、PM-760C)を追加しました。

名前:
("/"、"#"、空白を除く適当な表示可能文字を含めることができます)
場所:
("Lab 1" のように人間が読みやすい場所)
説明: ("HP LaserJet with Duplexer" のように人間が読みやすい説明)
と出ますが、自分のわかる記載で良いので、名前に、エプソンのプリンタの型番 PM-760C のみ入力しました。
デバイスは、
usb接続なので、・・・USB　printer #1 を選択。

PM-880C エプソン
パラレル接続の場合、手持ちの、エプソン PM-880Cを接続して、プリンターの追加を行ったところ、デバイス：EPSON PM-880C LPT #1 (EPSON PM-880C) のように出たので、それを選びました。
プリンタドライバ: Epson PM 880C - CUPS+Gutenprint v5.0.1
と言うのが現れて、うまく、プリンターの追加ができました。

MJ-830C エプソン
エプソン MJ-830Cは、sargeでは、曲がりなりにも、印刷出来ていた気がするのですが、etch以降、プリントが出来ないです。
sarge の時と同じ、MJ-6000 や、PM-700 のドライバーのGutenprint を選んでもだめです。
いろいろ調べても、ドライバーは無いみたいです。

自分が試せるプリンターは以上ですが、そのほかのプリンターも、ドライバーが沢山用意されているようです。
新しいプリンターはまだないかもしれませんが。

注）
Debian GNU Linux では、バージョンが上がっていく毎に、名前(コードネーム)が付いています。
現在は、以下のような、名前(コードネーム)があります。
sarge 「旧安定版」(old stable)
etch 安定版 (stable)
lenny テスト版 (testing)：次期の安定版
Debianのコードネームは、ディズニー配給の映画「トイ・ストーリー」のキャラクタから取られているそうです。
これは、過去にDebianのプロジェクトリーダを務めたブルース・ペレンズ氏が、トイ・ストーリーを製作したピクサー・アニメーション・スタジオの社員であったためだそうです。

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