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このページは、Dolly pop! ＤＰ０１ヘッドをとことんまで弄くってみたものの写真集です。アイホールを下と外側に削り込んで拡張し、垂れ目なイメージを再現してみました。
『ちょろいですわ！』と言うには少し大変ですが、アイホールの形そのものを弄くれると吊り眼も垂れ目も自由自在に再現出来ますので、この辺のカスタマイズ性はとても大切だと考えております。元がどちらかというと吊り眼向きのアイホールなので、やってみるまではどこまで行けるか不安でしたが、ご覧の通り見事垂れ目ヘッドに変身させることが出来ました。
メークした個体としましては、仕上げの際に右の頬っぺたに眼に見えない微細な傷が出来てしまっていたのを見落としていたらしく、頬紅の色が強いところができてしまったのが少し心残りです。どんなメークが可能かのイメージを伝えるのが目的なので画像で修正してしまっても構わなかったのですが、ひょっとするとイベントでボディーに組み込んでこのヘッドを販売するという可能性もあるもので、ここでは敢えてそのままにしておきました。
撮影に使用したカチューシャは、アゾン社製の１／３ドール用のものをパーティングラインを研磨して使用しております。ドールアイとのコーディネートで、青いのがあれば尚良かったのですが。
尚、下の方に７ミリ軸のコネクターを持つ他社ボディーとのマッチング例の写真も掲載しておりますので、興味がおありの方は是非ともご覧になっていってくださいませ。
ここからは、カチューシャ無しで。
なお加工の難易度としては、一般のメークだけで済ませる方法よりは勿論高くなってしまいますが、ＤＰ０２ヘッドでやったカスタム見本よりはまあ、そんなに手間でも無い方かなと。ただ、あんまり眼を外側に拡張して大きめのドールアイを入れると、ヘッドの内側もちょびっと削った方がいいかもしれません。これは大きめの丸刀の彫刻刀があれば、意外と何とかなりますよ。
７ミリ軸のコネクターを持つ他社ボディーとのマッチング例です（但し７ミリ軸汎用限定品の使用が前提となりますので、ご注意ください）。ノーマル肌とであれば、取り敢えず使えるレベルかと思いますが、この辺は個人の主観が大きく影響するところですので、実際に製品を手に取ってご判断願えればと思います。生産委託先で原料納入元が変わった関係で色味がほんの少し濃くなったので、以前よりもマッチングは良くなっているかもしれません。
何にしてもオビツ系だけでなく、他メーカー系素体でキャラクターを再現する際にも、Dolly pop!ヘッドをその選択肢の中に入れておいて頂けますと幸いです。
ここからは、同じメーカーの素体の美白ボディーと組み合わせたもの。肌の色が合わないのは判っているのですが、ノーマル肌のパーツがサイズ検討用のＬ胸パーツしか持っていないもので、ボディーとのマッチングをご検討いただくために写真を用意しました。
上の写真で腕が写っていないのは、髪の毛に隠れているせいとばかりも言えないのは、ここだけの秘密です。
とまあご覧の通り、７ミリ軸汎用限定品をお使いいただきますと、７ミリ軸を使ったドール製品でのご使用が可能となっております。コネクター部が７ミリの棒状にさえなっていればＯＫですので、大型フィギュアや自作ドール素体等、イマジネーションを羽ばたかせて活かして頂けますと幸いです。
また７ミリ軸汎用限定品の首接続部を一部カットしますと簡単にオビツ系素体用に転用できますので、もし店頭でオビツ１／３素体用が売り切れておりますときは、このことを思い出していただけますと幸いです。アイホールの加工をするスキルがあれば、それよりも簡単ですので。
上の写真の、細長い溝の部分にカッターを入れるだけです。
折角ですので、Dolly pop!ヘッドのメーク例を紹介した他のページへのリンクを張っておきます。『フルカスタム作例』とあるのは、メークだけでなく削りも入れたものの写真集です。
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