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Dollypop!５０・６０兼用ムッチリ太腿はその名の通りオビツ系５０・６０素体用の交換パーツですが、５０センチ素体より背の低い素体に使うと微妙に脚が長過ると感じる時があります。
ここでは、Ｔ氏からご提供いただきましたその調整方法をそのままご紹介させていただきます（サイズだけネット用に縮小させて頂いております）。写真に加えキャプションまでご用意頂きまして、感謝、感謝です！
別ページにメールで方法を教えていただいた際、見本にする為Dollypop!側で組み込んでみたページも用意してみましたので、カットラインの取り方等好みに合わせてご活用くださいませ。
Ｔ氏にお送りいただいた短縮方法の図解は以上の通りですが、出来上がりのイメージを別途お送り頂いているので、そちらも貼っておきます。
Ｔ氏としてはオビツ５０用の膝パーツの膝カバーを外してしまって、ソラマメ型の間接を太腿内にほとんど収容してしまって、擬似的に球体間接素体風にしてしまおうと言う発想でカスタマイズされています。
この状態のままだと９０度とちょっとしか曲がらなくなってしまうので、もっと曲げたい時には膝骨格を適度に引き出してやれば、もっと曲げることが可能になります。勿論、完全に引き出せば、元の可動範囲を完全に復活できます。いやむしろ、外皮を削り込んだ分だけ余計に曲げられてる気もします。
そこまでしなくても、ベースがムッチリ太腿なので、いずれの状態でも外皮の柔らかさを使って思ったよりも曲がります。
こちらはDollypop!で加工してみた例ですが、膝カバーを外さない前提で、曲げた時も膝のラインが丸く出るようにと調整しています。膝の曲げ具合で膝骨格の最適な引き出し量も微妙に変わってくるので、その辺は柔軟に対応出来るオビツ系素体の特性を活かして能動的に調整する方針で運用しております。微妙に考え方やカスタム内容が違うので、こちらもお読みいただいてから作業すると良いとこ取りが出来て良いかも知れません。
いずれはDollypop!で膝カバーが一体型になった膝関節をナイロンの３Ｄプリントで試作する予定ですので、それが上手くいって染色の問題がクリア出来れば、皆様の選択肢を増やすことが出来るかもしれませんが、現状では確約出来なくって申し訳ございません。
もっと大胆に短縮した写真をお送り頂いていたので、そちらもご紹介しておきます。脚の付け根部分も、太く改造されていますね（やり方はこちらです）。
こちらは、元のムッチリ太腿パーツの全長自体を膝側で１．５センチ縮めてしまったと言うことで、そのままだと膝側の切断面が大きくなり過ぎるので、後ろ側を三角形にカットして直径を合わせたと言うことです。
写真のものは、膝側をくるりとカットして膝を曲げる為のラウンドカットの長さを決めた後、深さ３センチ、両側１センチずつ合計２センチを三角形にカットして、瞬間接着剤でくっつけ、その上で膝骨格パーツの干渉を避ける為に上側を半月カットしたとのことです。
三角形部分は真っ直ぐ直線状にカットするより、初めは狭い眼にしてゆったりしたカーブ状にカットした方が、合わせ目の一番初めのところがより綺麗に繋がるようです。これにつきましては、この件を確認する為にDollypop!でも短縮加工テストを行なってみましたので、こちらをご覧下さいませ。膝繰抜き短縮よりアレンジの差が大きいので、比較すると面白いかもしれません。
接着は瞬間接着剤で大丈夫ということです。
６０センチ素体用にもムッチリ太腿の膝側刳り抜き加工をした写真をお送り頂いていたので、そちらもご紹介しておきます。
６０センチ素体用には、ムッチリ太腿を入れた時点で太腿側が短くなりますので実施するかは悩ましいですが、球体関節部分が完全に隠れて、確かにこれは検討の余地があるなと思います。
そもそも６０センチ素体の脚が長いと感じてらっしゃるのであれば、足首側も合わせてカットしてしまうと言うのも手かもしれませんね。オビツ純正の３分割素体が出ていた頃は、店主もかなり大胆に脛・太腿をカットして使っておりました。
この他、PARABOX４７素体やAZ02素体のような、極太の太腿を６０系下半身パーツで受ける為の加工方法までご教授いただいており、それを併用するとさらに数ミリ程度ですが余計に太腿を短縮できますので、必要に応じて下のリンクも合わせてご参照下さいませ。
逆に、太腿の極端に太い素体にムッチリ太腿を綺麗に合わせる為、ムッチリ太腿の付け根を太らせる加工も教えていただき、こちらも記事化して紹介しております。
なお多大なるご協力を頂きましたＴ氏に、改めて深い感謝の言葉を送らせていただきます。有難うございます。
穴の大きい腰パーツの為に、ムッチリ太腿の脚の付根側を太らせる方法
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