お寺で歌ってます。私は浄土真宗本願寺派のお寺の門徒です。本願寺派は仏教讃歌も盛んで、年に一度秋の法要には御堂演奏会も行われます。もちろん私達砂の子も朝早く出発して京都へ行きます。御堂演奏会に出演すると楽譜がもらえるんですね。これが貴重です。

 古くからある讃歌や、何かの法要を記念して新しく作曲された讃歌が2部合唱に編曲されています。ただ、全国の讃歌衆が集まるため演奏会としては非常に人数が多いのと、暗いお御堂などで歌うため、会場として歌うという点では条件はよくありません。讃歌でもやはり合唱が楽しい。

 砂の子のメンバーの人数は17人です。年中行事として春に報恩講、秋に永代経の法要が行われます。お勤めは昼座・夜座そして次の日の朝座と行われます。砂の子の出番は夜座で音楽法要が勤められます。5月には降誕会ならびに初参式、どの時も歌うのは砂の子のメンバーだけではなく、仏教讃歌を仏婦全員で歌っています。その他に、姫路の真宗興隆会の公開講座で2〜3曲仏教讃歌を歌います。

 いい歌がたくさんありますよ。


 私にとってお寺での歌の練習はもちろん、途中同居して地域にとけ込むことができたのも砂の子が大きな役割を果たしています。メンバーは経験豊かな方たちばかり。わからないことがあれば、お寺へ行った時に誰かに聞けばいいやと心強い存在です。



報恩講音楽法要
            (平成13年3月19日)

開扉・・・真宗宗歌
献灯・献花・献香・・・献供楽(ピアノソロ)
導師登礼盤・・・衆会
おつとめ・・・至心礼・発起序・重誓偈・念仏・讃歌(弥陀成仏の)・回向
導師降礼盤・・・四弘誓願
讃仏歌・・しんらんさま・報恩講の歌・あの空みれば
法話
後夜勤行
閉扉・・・恩徳讃

降誕会・初参式
        (平成13年4月29日)

開扉・・・真宗宗歌
献灯・献花・献香・・・献供楽(ピアノソロ)
導師入場・・・衆会
おつとめ・・・重誓偈・念仏・讃歌(弥陀成仏の)・回向
初参式
お祝いのことば
コーラス・・・小さきあこに
恩徳讃
法座
讃仏歌・・・宗祖降誕会・あみださま・しんらんさま