長襦袢の衿を綺麗に抜くコツについてBBCで書きましたが、 消えてしまうので保存のためにもう一度書いておきますね 長襦袢の襟は自分のこぶしが一個入るぐらいぬきます
衿には衿芯を入れるのは,たいがいの人がしていますが、 綺麗にぬくために、 肌襦袢に小衿芯という芯を入れるのは、あまりしていません。
しる人ぞ〜知ってるものです(笑) 今はそれようの肌着でないと小衿芯が入らないので、両肩、みそおちにスポンジの入った 小衿芯付きの
補正肌襦袢を売っています。 一枚あると浴衣下にも着られて便利です。 美容ランジェリーというものです それだけで、 衿が見違えるほど綺麗に抜けます。
でも別の方法では・・ 抜けない人には後ろ襟の中心の衿から10pぐらい下に 綿テープ10pほどを 長襦袢の縫い代のところに縫いつけてみてください。
仮に止めて自分の衣紋のぬき具合を見てテープの高さを調節します。 下衿をコーリンベルトというベルトで止めて背中に回し、先に縫いつけたテープの中に通して
前に回して上衿にベルトを止めます。左を強く引きすぎないように注意します。 ベルトの紐で衿が上にかぶさったりしないようになるのです。
腰ひもを使う場合でも、紐を綿テープに通しておくと衿があがってきません。 長襦袢の後ろ中央を下にひき、中央より外側をもういちど下に引き衣紋をぬいたら
最後の仕上げに補正をかねて伊達締めを締めます。 これで衿がゴソゴソするのが減ると思います・・ 長襦袢をしたに引っ張るとき、ちょっと首を前の方につきだして下に引っ張ってみると
思いの外簡単に抜けます。ただし、まっすぐ立ってこぶし一個分を目安にね。 留め袖にはもっと抜きますし紬の時は少し少なくします。 もう一つは、
長襦袢に半衿を付ける前に、後ろ衿中心に巾10pほどの着物の胴裏の残り生地を長さ 60p(10x60)を縫いつけておきます。 上だけ縫いつけるのです
着物を着てからも時々おトイレなどで密かに その布を下から引っ張って 衿をぬいて 直せます。 コーリンベルトは襟がはだけたりするのを防ぐために衿に止めるものです
胸にひもで縛るより、 着物を着るのが楽で初心者にもベテランにも大助かりの一品です。 紐は一本でも減らしたいですものね。 とっても、楽に着られます。私は長襦袢と着物の両方に使いますので2本用意しています
長襦袢用は少し、紐を短く、着物方は少し長くしてセットしておいて使っています 昔は腰ひもを使っていましたが、今はマジックテープのついた腰ひもや伊達締めや
着物ベルト・・・何でも簡単、お手軽なものを使っています。 本当に気楽にお着物を きることができます。 紐じゃなければいけないってルールはないんですよね。
新幹線と飛行機のいまの時代に、着物の着付けに1時間もかかっていたら いやになちゃいますものね〜 ある程度できるようになったら 着付けも段取りしだいです。小物の準備や着物の準備、
段取りをして置いて、10分〜15分ぐらいで着られるように 目安をつけましょう。 時間を気にしないでだらだら着ても、上達しません
上手になったら、着物と帯で、留め袖5分がコンテストの目安です(笑)
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