御言葉に聞く

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「真実にふれて〜サマリアの女の回想〜」


ヨハネ福音書4章5〜26、39〜42節 

 
 スカルの井戸端で、あの方と出会い語りあったことで、私の全てが変わりました。あの方は、私をサマリアの女と軽蔑するのでもなく、まともな結婚生活もできない怠惰な人間と叱るのでもなく、真実を言ったと認めて下さいました。何も口に出来ない私を全て知っていて下さったのです。真昼間から水を汲みに来た私を知っておられ、私をとらえて下さったのです。あの方の目が全てを見抜いておられたのです。私は力が抜けたようでした。涙があふれました。心の奥底にしまいこんでいたものがどんどん流れ出してゆきました。心の奥底に光が射し込みました。
 私はあの方との出会いを通して、あの方の真実の愛にふれました。そして、神様の愛のうちに生かされていること知りました。あの方から、渇くことのない生命の水をいただきました。心の奥底まで隠すことなく光りに照らされたとき、神様の愛がしみわたってきました。人間の力で埋めることの出来ない溝も、人間の作り出した醜い溝も神様の愛は埋めて下さいます。私自身で深く深く掘っていた溝を埋め、私と私を軽蔑していた人との溝を埋め、私達サマリア人とユダヤ人との溝を埋めて下さることを信じています。私の回りには様々な闘いがあります。今までなら、争いを避けてしらけていた私ですが、あの方が残してくださった泉から湧き出す水によって、私は闘っています。真昼間に水汲みに行かないですむ暮らしができるように。心から人を愛そうと闘っています。そして、時々顔を出すしらけの悪魔とも闘っています。私のうちにある真実は消えません。真実、それはあの方がくださったもの、あの方を信じて歩む信仰です。



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