御言葉に聞く

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「主はよみがえられた」


regbook.gif「さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓を見にきた。すると、大きな地震が起こった。それは主の使いが天から下って、そこにきて石をわきにころがし、その上にすわったからである。その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真っ白であった。見張りをしていた人たちは、恐ろしさの余り震えあがって、死人のようになった。この御使は女たちにむかって言った、「恐れることはない。あなたがたは十字架にかかったイエスを捜していることは、わたしにわかっているが、もうここにおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」。そこで女たちは恐れながらも大喜びで、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。すると、イエスは彼らに出会って、「平安あれ」と言われたので、彼らは近寄りイエスのみ足をいだいて拝した。そのとき、イエスは彼らに言われた、「恐れることはない。行って兄弟たちに、ガリラヤに行け、そこでわたしと会えるであろう、と告げなさい」

マタイ福音書28章1節〜15節 

 
 週の初めの日、主イエスの埋葬に立ち会ったマグダラのマリヤと今ひとりのマリヤとが、主イエスが葬られたお墓を訪ねました。彼女達が主イエスの墓に着くと、突然大きな地震が起こり、天から下ってきた主の使が彼女たちに向かって、主イエスのよみがえりを告げ、急いで弟子たちにも主イエスのよみがえりを伝えることを命じられます。
 大喜びで弟子たちのもとに走っていったマリアたちの心には、どのような思いがあったのでしょうか。喜びながらも、死なれた主イエスのよみがえりを半信半疑で受け止めていたのではないかと思います。こんなことを弟子たちに言っても信じてもらえないのではないか...。そのような思いを抱いていたのかもしれません。しかし、そのような彼女たちを先回りして甦りの主イエスが現れて下さるのです。彼女たちの不安をかき消すように彼女たちに出会って下さるのです。そして「平安あれ」と言って下さる。この言葉は「喜べ」という意味を持つ言葉です。半信半疑の彼女たちに「喜びなさい。私は今生きてここにいる」と言って下さるのです。
 主イエスはいつも私たちを先回りして迎えて下さいます。そして喜びと希望を与えて下さるのです。どんな絶望の淵に立ち、行き場のない時にも、復活の主イエスは私たちを捉えて平安を与えて下さるのです。
 復活の主イエスは、ガリラヤで弟子たちに会われた時、このように語って下さいました。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。主イエスは、私たちにそう約束して下さいます。甦られた主イエスが、いつも私たちと共にいてくださる。何と喜ばしいことでしょうか。この喜ばしい出来事、それが今私たちの現実となるのです。


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