御言葉に聞く

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「主にあることの素晴らしさ」


regbook.gif「だから、わたしの愛し慕っている兄弟たちよ。わたしの喜びであり冠である愛する者たちよ。このように、主にあって堅く立ちなさい。」

ピリピ人への手紙4章1節

 
 「主にあって堅く立つ」。これがまずパウロが語る言葉です。この言葉は、本来戦いの中で敵の攻撃を受けながらも、自分の持ち場をしっかり守るということを意味していたようです。考えてみればこれはそんなに簡単なことではないことは明らかです。自分の弱さにすぐに負けて逃げてしまうのが私たちの現実ではないでしょうか。
 私たちは神さまに愛され、様々な恵みを与えられています。そして、神さまが私たちのために用意して下さった恵みの場所に立つことを許されています。その場所に堅く立ち、生きることが最も平安であるはずなのに、私たちは様々な弱さのためにその場所から離れてしまうのです。
 自分の弱さに打ち勝ち、恵みの場所に立ち続けること、それは自分の能力や意思によて得られるものではありません。それは「主にあって」はじめて可能になるのです。「主にあって」というのは、常に神さまと結びつき、導かれながらということです。自分の思いによって生きるのではなくて、導いて下さる神さまの御心にすべてを委ねることによって初めて、自らの弱さや愚かさを越えて恵みの場所に立ち続けることができるのです。
 主イエス・キリストは「世の終わりまでいつもあなたがたと共にいる」と約束して下さいました。喜びの時も悲しみの時も私たちの傍らにいて下さいます。弱さや愚かさに苦しむ時にも共にいて支えて下さいます。その主にすべてを委ねて生きる時、私たちの心に真の平安が与えられます。どんなことがあっても恵みの場所から離れることなく立ち続ける勇気が与えられます。そしてその場所に立ち続けることこそが、真の喜びであり、希望であることに気づかされるのです。

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