「桑の実作業所」は、就労困難な在宅障害者に対し、適切な作業指導、生活指導を行い、社会参加のよろこびや生き甲斐を持ってもらい、福祉の向上を図ることを目的とした作業所です。

作業は「さをり織り」がメインですが、編み物、ビーズ、小物作成などの手芸的なもの、五島名物のバラモン製作、陶芸、など利用者の特性に合わせて選択ができるようにしてあります。

利用者の7割の方は通院をしており、障害者手帳は持っていても、
障害年金がいただけない人もおり作業所で支給する工賃を少しでもアップできたらと思っています。

作業所スタッフは、利用者のニーズに応えるべく、「元気を出して、勇気を出して、感謝して」をモットーに日々努力を重ねています。


さをり織り

「さをり織り」は、「富江町桑の実作業所」のメインの作業です。
利用者も飽きることなく、懸命に織りの作業に勤しんでいます。
織り始めのころは、織り布の両端がつれたり、糸を切ったり、もつれさせたり大変でしたが、今では感性のおもむくままに、自由に織りを楽しんで、見事な作品を仕上げています。

陶芸

開所当時の作業は陶芸がメインでした。
作品に、「五島」や「富江」の地名を入れたり、椿の花を描いたり、花瓶、小鉢、湯のみ、爪楊枝たて、箸置き、置物など、いろいろなものを作成しています。


手工芸(バラモン)


骨ぐみの竹削りから色塗り、絵(龍と椿)
すべて手作りです。
五島の地名を記しています。

手工芸


編み物、ビーズ、小物作成などの手芸的なもの、五島名物の「バラモン」製作など、
利用者の特性に合わせて選択ができるようになっています。
佐代美さんは編み物が大好きで、とても上手です

手工芸(ビーズなど)

ビーズをゴムひもに通して、ネックレスやブレスレット、アームバンドを作っています。県立の養護学校を卒業して桑の実作業所を利用している、愛ちゃん専門の仕事です。