東照宮本殿、石の間及び拝殿

所在地 栃木県日光市山内 種別 近世以前/神社
構造形式 本殿: 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、背面向拝一間、銅瓦葺
石の間: 桁行三間、梁間一間、一重、両下造、銅瓦葺
拝殿: 桁行九間、梁間四間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、銅瓦葺
時代区分 江戸前期 年代 寛永13年(1636)
指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09) 番号0032 所有者 東照宮
日光については、輪王寺大猷院霊廟の項を参照。東照宮については、東照宮陽明門の項を参照。
東照宮の中心をなす社殿は、本殿と石の間と拝殿からなる、権現造。奥の本殿と前の拝殿を石の間で繋いで平面がエの字形になる神社建築様式であり、東照大権現を祀る東照宮の社殿以後、権現造と呼ばれるようになった。


社殿は透塀に囲まれて、全容を見ることはできない。前の入母屋造が拝殿、後ろの入母屋造が本殿。間の石の間は見えない。拝殿と石の間は内部を見学することができる。周囲の透塀は平成の大修理のためシートなどで覆われている。


拝殿の屋根の正面に、千鳥破風と軒唐破風が設けられており、華麗な雰囲気が演出されている。 手前が拝殿、奥が本殿。内部は装飾で埋め尽くされている。


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