唐招提寺宝蔵

所在地 奈良市五条町 種別 寺院
構造形式 桁行三間、梁間三間、校倉、寄棟造、本瓦葺
時代区分 奈良 年代 奈良
指定年月日 1959.06.27 所有者 唐招提寺
唐招提寺については、講堂の項、参照。
宝蔵は、寺の宝物を保存していた校倉造の蔵で、経蔵とほぼ同じ構造だが、宝蔵のほうがやや大型。寺の創建時の天平宝字3年(759)頃に新築されたと考えられている。
経蔵と同様に、鎌倉、室町時代に改修され、昭和期にほぼ建立当時の姿に戻されている。


壁を形作る校木は、経蔵が17段であるのに対して、宝蔵は21段である。

校倉造はこの校木を井籠形に積み上げたものである。


高床式を支えている外周の柱には鼠返しが付けられている。

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