法隆寺大講堂

所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 種別 寺院
構造形式 桁行九間、梁間四間、一重、入母屋造、本瓦葺
時代区分 平安中期 年代 正暦元年(990)
指定年月日 1951.06.09 所有者 法隆寺
法隆寺については、金堂の項参照。
当初の堂の建立年代は不明であるが、現存の堂は、平安時代の正暦元年(990)に再建されたもの。その後、西側一間を拡充し、正面九間として現在にいたる。
大講堂は、仏教の学問を研鑽し、法要を行なう場であり、薬師三尊像を安置する。


法隆寺の伽藍中、最大の建物。

屋根を支える小屋組を隠し、その下に意匠上の屋根裏を別に造り、屋根の勾配を上げても、軒が下がらず内部が暗くならない工夫が凝らされている。日本独特の工夫で、大講堂は最古の例とされている。
大講堂に安置されている薬師三尊像(国宝)。

国宝建造物目次に戻る
前の頁に戻る                     次の頁に進む