醍醐寺清瀧宮拝殿

所在地 京都府京都市伏見区醍醐醍醐山 種別 近世以前/神社
構造形式 懸造、桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝三間、軒唐破風付、檜皮葺
時代区分 室町中期 年代 永享6年(1434)
指定年月日 1954.03.20 所有者 醍醐寺
醍醐寺についは、醍醐寺金堂の項を参照。
上醍醐にある清瀧宮拝殿は、醍醐寺の守護神、清龍権現を祭る清瀧宮の拝殿である。清龍権現は、唐の清瀧寺から請来されたもの。
寛治3年(1089)に創建されたが、その後焼失し、現在の建物は、永享6年(1434)に再建された。


樹木に囲まれた狭い敷地に建てられているため、全体を一目で見ることができない。

正面は梁間三間であり、三間の向拝が付く。この向拝には軒唐破風が設けられている。 側面は桁行七間であり、蔀戸や引き違い格子戸を入れて住宅風の趣をもつ。


北から南への急勾配の斜面に立てられているので、南面が大きく張り出す懸造となっている。 入母屋造檜皮葺屋根。妻側に向拝が設けられ、妻入となっている。

国宝建造物目次に戻る
前の頁に戻る                     次の頁に進む