吉田陣屋

 所 在 地   広島県安芸高田市吉田町吉田  別 名    ―
 遺 構   堀、移築門  形 式   陣屋
 築 城 者   浅野長厚  築 城 年   文久3年(1863)
 歴  史  吉田陣屋は、享保15年(1730)、広島藩5代藩主・浅野綱長の三男・長賢が分封され、広島新田藩が立藩されたことにはじまる。石高は蔵米3万石とされ、封地は定められていなかった。
幕末の文久3年(1863)、7代藩主浅野長厚は、幕府の命により、長州藩に備える目的で、郡山城の山麓に陣屋を築き、常府の江戸から居所を移す。
明治2年(1869)、華族辞退と広島宗家への合併を願い出て、廃藩となる。
歴 代 城 主 浅野氏(3万石)


陣屋跡に建つ、吉田高校。堀跡があるとされるが、確認のしようがない。


吉田陣屋は、約3000坪の敷地を有し、周囲に土塁や築地を巡らす広大なものであり、東西2箇所に門が構えられ、櫓も建造されていたとされる。
陣屋跡は、現在、県立吉田高校となっており、遺構は殆ど失われている。堀跡が現存するらしい。

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