大高坂山城

所 在 地  高知県高知市丸の内 別 名  
遺 構  石垣(発掘) 形 式  平山城
築 城 者  長宗我部元親 築 城 年  天正16年(1578)
歴 史 大高坂山には南北朝時代に大高坂氏によって築かれた城があったとされる。
長宗我部元親は岡豊城を本拠としていたが、天正16年(1578)に交通の要地である大高坂山に居城を移すべく、城づくりを始めた。大高坂山は江ノ口川と鏡川に挟まれた地であるため、水害が重なり、長宗我部元親は城を完成することができないまま、結局、浦戸城を築いて、天正19年(1581)に移った。
関ヶ原の合戦の後に土佐に入国した山内一豊は、慶長6年(1601)より大高坂山で築城を開始し、長宗我部元親の大高坂山の上に高知城を築いた。
歴 代 城 主 大高坂氏、長宗我部氏


高知城三の丸で発掘された、大高坂山城の石垣。この石垣の上に盛り土をして高知城三の丸が拡張されたと考えられている。また、長宗我部元親が豊臣家から拝領したと考えられる桐紋付きの瓦も出土している。

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