大西城

所  在  地  徳島県三好市池田町ウエノ 別  名  池田城、大西池田城
遺  構  石垣 形  式  平山城
築  城  者  小笠原長経 築  城  年  承久3年(1221)
歴史

承久3年(1221年)、承久の乱の功により小笠原長清が阿波国守護に任ぜられ、子の小笠原長経が守護代として阿波に入り、築城した。
阿波・小笠原氏は三好氏に改姓し、勝瑞城に移る。このとき、城は大西氏に譲られ、白地城の支城となる。
天正13年(1585)、蜂須賀家正が阿波へ入国すると、大西城は改修され、阿波九城の一つとして、城番が置かれる。
寛永15年(1638)、一国一城令により破却される。

歴代城主 小笠原氏、三好氏、大西氏、蜂須賀氏


唯一の遺構の、本丸石垣。  池田幼稚園舎の下に保存されている。


池田幼稚園の前の石碑

池田の市街地と、吉野川沿いの国道32号線に挟まれた馬の背状の細長い台地の上にある。池田高校、池田幼稚園、池田小学校と並ぶ一帯が城域である。


池田の市街地は道が狭く、複雑に入り組んでいる。よそ者が車で入り込むのは至難の技。国道32号線沿いのコンビニに車を置いて、歩いて目指すのが無難。

日本の城目次へ戻る
前の頁に戻る                次の頁に進む