小丸城

 所 在 地   福井県越前市五分市町  別 名   ―
 遺 構   石垣、堀、虎口  形 式   平城
 築 城 者   佐々成政  築 城 年   天正3年(1575)
 歴 史  天正元年(1573)8月、織田信長は越前・朝倉義景を攻めて滅ぼすが、翌天正2年1月、越前一向一揆が蜂起する。そして天正3年8月、織田信長は越前府中に入り、一揆を平定した。
小丸城は、この越前一向一揆平定後に、佐々成政の居城として築城されたものである。
天正9年(1581)、佐々成政は越中富山に移封となり、小丸城は廃された。
歴 代 城 主 佐々成政


本丸跡。東西45m、南北50mの比較的小さい規模であるが、周囲から7mの高さにある。四周を10m〜30mの幅の堀で囲まれていた。


小丸城は、味真野の扇状台地末端に、野々宮廃寺跡の一部を取り込んで築かれた平城であり、本丸、二の丸、三の丸からなっていたとされる。本丸、土塁、堀跡、城門跡、隅櫓跡などが残っている。


本丸南面の一部に残る石垣 本丸への虎口


本丸跡 本丸東面の堀跡


<アクセス>
北陸自動車道・武生ICの前の道路を東に進み、高速道路の下を潜って、2つ目の信号の次の道を南へ右折する。約500mほど進んが後、三叉路を東へ左折する。約300mで小丸城の前に着く。数ヶ所に小丸城の案内標識があるので見落とさないように。城跡の横に駐車できるスペースが用意されている。(2009.03.29)

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