* * オートバイのメンテナンス、そしてちょっとしたカスタムなど、ガレージレポート 2007年版です。 * *
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エンジンオーバーホール / BMW R80
・・・・・ '07年10月28日(日)〜12月1日(土)
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走行距離:5,400km(メーター読み)
結局、エンジンを全バラして悪いところを直してもらうことにしました。 すると、出るわ出るわ悪いところが。
■シリンダーヘッド内バルブガイドのヘタリ
■シリンダー&ピストン軽い焼きつき(擦過傷あり)
■コンロッド&クランクの偏磨耗によるガタつき
どうやら上記の複合要因によって、メカノイズが大きくなってたらしいです......トホホ(死語)。
けど待てよ...これってほとんどエンジン全滅やんけ.... 修理代はいったい幾ら掛かるねん?
ノイズさえ我慢したら普通に走るし....フィーリングを良くするためだけになぁ.....うーぬ.....。
という訳で、バルブガイドだけはヘッドを内燃機屋さんへ持ち込んで新品を打ち直し。 その他は中古
パーツを探してもらうことにしました。
ついでにFフォークを再塗装してフォークブーツを取り付けてもらうことに。 完成すればよりクラシカルな外観になり
そうで、今から楽しみ楽しみ。
さてさて...お陰さまで、いい具合に中古エンジンが見つかりました。 クランク周りとシリンダー&ピストンはOK。
しかしミッションや補器類が付いていないというジャンクエンジンなので、格安です。
で、元々載っていたエンジンのクランク周りと擦過傷がついたシリンダーはボツにして、入手したエンジンのものを使って
もらうことにしました。
上の写真は、とりあえずクランクとミッションだけを載せたところ。 なんかスクラップ車のようですね....(笑)
そこへ、バルブガイドの打ち直しが終わったシリンダーヘッドとセルモーター他を移植。 これからエンジン腰上を組み
上げてもらうところです。
キレイになったアウターチューブとライト周り。 それに、新たに装着したフォークブーツがちょっと嬉しい。
ただの修理で終わるのも面白くないし、フロントフェンダーもリペイントして前後タイヤも新調してもらってます。
エンジン探しやら何やらで、ドッグ入り期間は1ヶ月あまり。 けど組みあがったハチマルのエンジンは、見事に蘇ってて
グッドです。 あぁ....OHVボクサーのエンジンフィーリングが心地良いい。
これで一生乗り続けれるかな?
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オイル交換....そして.... / BMW R80
・・・・・ '07年10月27日(土)
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走行距離:5,250km(メーター読み)
ハチマルのオイルをやっと換えてやりました。
前回の交換から3,200kmあまりの走行。 7ヶ月ぶりの交換はというのは、あまりにも遅すぎですね。
全然ツーリングへ行けない毎日ながら、休日出勤やら日常の足やらに使ってました。 ですから走行距離は順調に伸びて
います。
で、持ち込んだのは、ボクサープロショップである motoshopMORI。 テキパキとオイル交換してもらってると、店主から
気になるお言葉が.....。
「どうもエンジン内部からの異音が大きいので、一度開けてみたほうがいい」 とのこと。
「えっ....」 試しに店にあるほかのOHVボクサー車と聞き比べてみることに。
すると、何ということでしょう。 私のハチマルは明らかに異常なエンジン音を奏でているではありませんか。
最近なんかガチャガチャと煩くなってきたよなぁ....とは感じていたものの、こんなものかと気にしないようにしてたの
ですが....。
うへー....オーバーホールしなきゃなんないのか....うーん...どうする.......(続く)
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車検...そしてちょい乗り / BMW R80
・・・・・ '07年8月4日(土)
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走行距離:4,245km(メーター読み)
先日ふと見たら、ハチマルの車検がすでに切れてるじゃありませんか。 しばらく乗ってなかったし、検査が切れるのは
てっきり秋だと思ってたなぁ.....はっはっは。
さっそく25ヶ月の自賠責へ加入して、ハチマルを検査に出してやりました。
車検にあたって交換したのは、年代物のバッテリー。 2ヶ月余り乗らなかっただけで、人知れずひっそりとその寿命を終
えられておりましたとさ。
うーぬ....夏場は自然放電しやすいのでしょうか?
充電しても、復活の兆しをさっぱり見せず.....結局、新品と交換です。
それと今回、気になるのは車検証の走行距離記載。 年末にスピードメーターを交換したせいで、前回検査時の走行距離
より今回の距離の方が少なく記録されてます。 なんか、不自然な記録になっちまいました。
土曜日に近場のお散歩ロードをちょこっと散策。 エンジンの調子はイマイチです。 やはり古いオートバイだけに、ちょ
こちょこと乗って、調子を維持してやらないといけませんね......(反省)
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リア周りノーマル化 / ZRX1200S
・・・・・ '07年4月15日(日)
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新車購入時から付けていた、GIVI製のトップケース用フィッティング。
色々と思うところがあって、外してしまうことにしました。
元々は北海道ツーリングへ行くために取り付けていたようなものでして、帰ってきてしまえばトップケースの出番もあま
りありません。 普段からケースを付けっぱなしにしていると、それはそれで便利なのですが、ケース付きのスタイルが
あまり好きじゃないし.....。 で、スッパリと取り外すことにしました。
うーん...リア周りがけっこうスッキリとしたなぁ.....。
外したフィッティングやケースは、三重のawoちゃんのところへ行くのですが、このページの更新をしていて送り忘れてい
ることに気付きました。 ゴメンゴメン、すぐに送りますね。
(前) (後)
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ブレーキマスター ラジアルポンプ化 / テンプメーター&時計 装着 / ZRX1200S
・・・・・ '07年4月8日(日)
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またまたZRXへちょこっと手を加えてみました。 乗り続けるためのモチベーションアップ方策 第2弾というわけなんです。
とりあえず、前から気になっていたフロントブレーキを.....。
ZRXに限らず、ネイキッド系バイクのマスターシリンダーはとてもプアーです。 キャリパーやローターの性能がいい
ので絶対制動力は高いものの、ブレーキング時のコントロール性がいまひとつなのです。
そこで、ノーマルのマスターシリンダーをニッシン製 19mmラジアルブレーキマスターへ交換することに。
ノーマルっぽさを残すために、チョイスしたのはブラックボディにシルバーレバー。
ではさっそく取り付けてみましょう。 あらら...アクセルワイヤーの出口とバンジョーボルトが少し干渉してしまいます
。 やはりハイスロにしないとダメなのでしょうか.....。 けどハイスロなぁ.....以前、ZRX1100はハイスロにしてたけど
、あのドンツキっぽい感じはあんまり好きじゃないしなぁ.....。
というわけで、アクセルホルダーをやや回転させて、マスターシリンダーをやや内側へ追い込んで、無理やり取り付けて
しまいました。 それでもけっこう普通っぽく付いてるでしょ。
ではフルードを入れて、エア抜きをして、試運転へGO。
おお...いい感じいい感じ。 以前、SRX600をラジアルポンプ化した時にもそうでしたが、ブレーキレバーへの入力に対し
てリニアに反応してくれます。 ロック手前まで安心して握れる感じですね。
走りがどうこう.....というのもありますが、ラジアル化したほうが、より安全快適に走れると思います。
そして、時計兼用のテンプメーターも取り付け。
このメーターは、SRX600へ付けようと思って購入してあったものなんです。 けどそのまま余らせておくのもどうかと思い、
ZRXへ付けてみることにしました。
取り付けステーを自作して、メインスイッチの横へ。 ついでにグリップヒーターのスイッチも、ハンドルから移動させま
した。
わりとすっきり収まってくれたので、結構満足しています。 それにバックライト付きの時計は見やすくて、ツーリングで
も便利だと思います。
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ハンドルバー交換 / ZRX1200S
・・・・・ '07年3月24日(土)
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そろそろ車検の時期が近づいてきたZRX1200S。
ここ1ヶ月ほど、乗り換えるか車検を受けて乗り続けるか.....ということで頭を悩ませてきました。
次期メイン機の候補として、意中のオートバイも無くはないのです。 けど現在モデル末期でして、来年には新型が出る
とか出ないとか....。 そこでまぁ...とりあえず車検を通すことにして、しばらくZRXで走るモチベーションアップのため
に、少しだけ手を加えてみることにしました。 ホンの少しですけどね。
ZRXに乗っていて気になるところといえば、重量の重さ、動作が良くないサスペンション、車体の剛性不足、不自然なライ
ディングポジション、といったところです。
こんな風に書いてしまうと、何じゃそれ...そんなもん全滅やんか.....ということになりますよね。 けど実際には、それ
ぞれが少しずつ気になる.....ってことなんですけどね。
で、とりあえず、ハンドルバーを交換することに。
朝からバイクセブンへ行ってきました。 店頭に数十本並んでいるハンドルバーの中から、じっくりとチョイスしたのは、
Alcan hands ベーシックW。
純正より低く、絞り角と垂れ角が大きくて、全幅は3cmほど短いです。 気になるプライスは、なんと税込み
\2,940-.....安っ! あくまで形状で選んだのですが、スチール製はとても安いですねー。
まぁ...それでも純正よりは軽いし、アルミよりスチールの方が振動の発生も少ないし、とりあえずこれで....。
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バルブクリアランス調整 ・ キャブレター同調 ・ ライトバルブ交換 / BMW R80
・・・・・ '07年3月24日(土)
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走行距離 :2,180km(メーター読み)
そろそろタペット音が大きくなってきました。 それに加速時のエンジンフィーリングも少し悪くなってきましたし....。
むかーし昔のオートバイは、メンテナンスサイクルがとても短いです。
まずエンジンが冷えた状態で両サイドのヘッドカバーを外し、プラグを緩めます。 タイミングホールで確認しながらクラ
ンクを回し、圧縮上死点を探します。
吸気側と排気側のロッカアームの突き出し量を調節して、それぞれのバルブクリアランスを合わせます。
片側が終われば、反対側のシリンダーでも同じ作業を繰り返します。
走行距離を重ねていくと、次第にクリアランスが大きくなってくるようですね。 私のR80の場合、一回の調整で
2,000km走行ほどが限度です。 けどまぁ...3回目ともなると、調整作業もだいぶ慣れてきましたが....。
続いて左右キャブレターの同調をとります。
今度はエンジンを完全に温めてから、バキュームゲージでキャブの負圧を測りながら合わせていきます。
アイドリング状態、2,000回転付近、そして回転上昇中の負圧を、左右のキャブで合わせます。
この作業は、1,000kmほど走るたびにやっていますので、もう慣れました。 いっそ、バキュームゲージを繋ぎっぱなし
にしておいて、シート下かどこかへ固定しておいてやろうか.....なんてことを考えたりもします。
そうすりゃ長距離ツーリングの途中でも作業できるしなぁ.....。 って、こんな古いオートバイで、ホントに長距離
ツーなんて行くつもりなのでしょうかワタクシ.....。
最後に、仕上げとしてヘッドライトのバルブを交換。
先日、ボタン鍋を食べに行った帰り、いきなりロービームが切れました。 仕方がないので、ハイビームにしてライト下向
けにして帰ってきたんです。
まぁ...メンテナンスというより、修理ですね.....はははっ。
四輪用の高効率H4バルブを装着してたのですが、やはりボクサーエンジンの強烈な振動には耐え切れなかったようですね。
ちなみに、ZRXにも同じ四輪用のバルブを付けています。 けどこちらは 16,000kmを超えても、一向に切れる気配は
ありません。 さすがは4発エンジン.....というか、さすがは現代バイク。
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タイヤ交換 ・ リンク周りオーバーホール / SL230
・・・・・ '07年3月上旬
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SL230の前後タイヤを交換。 ついでにリンク周りのオーバーホールも実施。 走行距離 :9,150km。
じつは前回走りに行った時、後輪がパンクしました。
ガレ場で跳んだ際に、リム打ちでタイヤが裂けたようです。 その場で補修用のミミズを3本ほどぶち込んでみたら、エア
ー漏れが止まって走行できました。
しかしまぁ...そのままってのも気持ち悪いし....残り山も少ないしなぁ.....ってことで、この際前後とも交換。
で、チョイスしたのは、IRCのTR-011R。 トライアルのコンペ用ラジアルです。 競技用タイヤなのでグリップは抜群です
し、しなやかな乗り味が気に入っています。
けど、以前のタイヤを装着してから、わずか2,500km走っただけでまた交換することになるとは。 うーん...もう少しもた
せたかったなぁ.....。
そうそう、ついでにリアサスのリンク周りをオーバーホール。 シール類を新品に交換してグリスアップしました。
これでリアサスの動きが、より軽快になるかな。 タイヤ代は痛いけど、シール類は安上がりです。
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エンジンオイル交換 / BMW R80
・・・・・ '07年2月下旬
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R80のエンジンオイルを交換。 走行距離は、メーター読み :2,040km。
前回交換時から約2,500kmほど走ってるのですが、昨年の12月にメーターを交換したので、こんな表示です。
最近、どうもオイルの消費量が、以前より多くなってきたような気がします。
オイル消費だって?...2サイクルじゃあるまいし.....なんて思われるかも知れませんね。
けど、この40年近く前に設計された水平対向OHVエンジンは、各部のクリアランスとシリンダーレイアウトの関係で、オイル
を食うのが普通なんですね。
BMWのマニュアルによると、1,000km走行あたり0.8リットル以下のオイル消費なら正常範囲内らしいです。 ですから、
3,000kmほど走るとエンジンオイルはスッカラカン......というわけにもいきませんので、500kmほど走るたびにオイル
量を確認してつぎ足してます。
次回オイル交換時には、オイルフィルター、ミッションオイル、シャフトオイル、デフオイルも交換する予定。
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エンジンオイル交換 / SL230
・・・・・ '07年2月中旬
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走行距離 :9,070km でオイル交換。 前回交換時から、約550kmの走行でした。
えっ...たった500kmでオイル交換するの.....と驚かれるかもしれませんね。 けど私の場合、一般の舗装道路を走らない
ので、交換サイクルが早いんです。
走りに行く時は、トランスポーターに載せて山の近くまで運搬します。 そしてオートバイを降ろしたら、すぐに険しい
ダートへ乗り入れてしまうんです。
走行中に使うギアは、ほとんど1速か2速のみ。 発進停止を頻繁に繰り返しますし、スピードが出てないので熱ダレを起こ
したりすることもあります。
そのうえ、段差や倒木越えで半クラッチを多用すれば、オイルは凄まじい勢いで劣化してしまうんですね。 オイル容量
が少ない空冷エンジンの宿命でしょうか。
あ...もちろん、SLを普通のツーリングに使用すれば、オイルは 3,000kmくらい大丈夫だと思います。
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