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久々のブログ更新です。(笑)
 
2016年の8耐から当チームのレース活動をお休みしてました。
2017年、2018年は、知り合いのチームの全日本や8耐を手伝う形で
レースには参加してましたが・・・。
 
11~12年前に当チームでSPオープンに参加してた小池選手が、今年250で復活すると言う事になったので
またお手伝いする事となりました。
車両はNinja250SL!鈴鹿選手権のST250も2気筒ばかりで、単気筒は1台もいません!?(笑)
元々この車両は2015年に当店が面白そう!と作った車両で、大体の形にしましたが1度も走る事無く
8耐の資金として店のお客さん売却しました。(汗)
購入した人も2度ほど鈴鹿南コースを走行、これから色々セッティングという所で、仕事諸々が忙しくなり
走る機会を失っていました。
そこへオーナーの友達でもある小池君が、もし良ければレンタルして欲しいと頼み、今回また走りだす事となりました。
今年の6月末頃、小池選手も11年?ぶりの走行で、まずはこのカワサキ単気筒のバイクはどんな感じ?みたいな感覚で走行を開始したみたいです。(笑)
こちらも単気筒250は元々鈴鹿の南コースや、鈴鹿ツインサーキット辺りで楽しめれば?と思ってましたが、彼は早速行ったのが
鈴鹿のフルコース!(笑)
いやいや、いくら国際ライセンスホルダーでも11年ぶり、しかも足回りもエンジンも燃調も何もしてない車両でフルコースとな!?
と、心配していました。
そんな心配をよそに、初回の走行は楽しんで走ったみたいです。(笑)
ストレートはかなり遅いけど、乗っていて楽しいバイクとの事。
しかしレースに出るにはこれから色々と手を加えていかないといけない!というのも分かったみたいです。
 
これからブログネタも出来た事なので、こちらもちょくちょく書いて行こうと思います。(笑)




2019/2/28

 

30th記念パーティー!

先日常連のお客さん達がB-SQUARE30周年パーティーを開催してくれました。

嬉しいかぎりです! 

しかし振り返れば30年なんて早いもんですねw
オープンしたのが平成元年の7月でした。
先の事も考えず、ただオートバイが好きだからと言う理由の勢いだけでオープン!(笑)
10代後半から20代前半は自動車整備工場で働いて、自分の好きな二輪レースをやったりしてました。

20代中半過ぎてもっと自由にバイクを触ったりレースをしたいと、借金して店をオープンしましたが
そんな考えは甘い甘い・・・笑

好きなバイクは触れたけれど、家庭もあったしレースなんてする時間も余裕も無く日々が過ぎていきました。(汗)
そんな中お客さんに誘われて90年代中半から当時流行ってたNK-4レースに参戦。
好きなレースを再開する事が出来ました(^^)v

結構ケガもしましたが・・・w

その後はここのブログでも書いているように、ST600JSB1000、鈴鹿8耐などにチャレンジする事も出来て
楽しくやっております。
この30年順風満帆?ではありませんでしたが、お客さん、同業者、友達などに色々な方々に支えられて続けてこれました。

思い返せば楽しい事、辛い事色々ありますが、これからも続けられる限り頑張って行こうと思ってます!
これからもB-SQUAREを宜しくお願いします!(^^)/




今年も熱い鈴鹿8耐がやって来ました。
今年は高橋英倫総監督率いるARMIGIRL MF KAWASAKI #26の現場監督としてお手伝いする事になりました。
B-SQUARE RACINGからメカニック2名、給油2名、ライダーヘルパー1名計6名の参加です。

3名は水曜日から残り3名は金曜日からのサーキット入りです。
水曜はピット設営、木曜は車検やその他諸々の検査とフリー走行があります。
この日は太陽との戦い!笑
そしてフリー走行では今までテストで決めてきたセッティングの細部を詰めて行きます。
ライダー3名順番に乗って、好みや妥協点を合わせます。
金曜日予選日です。しかし情報では台風が接近中とか(^^;)
決勝日は何とか避けて欲しいもんです。
1ライダー奥田選手から予選スタート!12回の予選です。
奥田選手は2回目の方が良く2’13’20238位。本人は12秒台には入れたかったらしく、少し悔しがっていました。
続いてアンドリュー選手、2’12’61931位。さすがモトアメリカのランキング1位!初めて12秒台入れて来ました!
そしてワールドSST600で戦っている大久保選手。2’11’42524位!
今は3人のアベレージタイムで順位決定します。
総合33位、クラス6位で無事予選終了です。
今の所、転倒やメカニカルトラブルも無く、順調です(^^)v
土曜日は4耐で比較的時間ありますが、午後にまたフリー走行が1回あります。
台風接近でイベント事が結構中止になったりしてます。
私は夕方監督ブリーフィングに出席。その間時間短縮でナイトピットウォークは開催されたみたいです。

今回ARMYGIRL MF KAWASAKIのキャンギャルを務めてくれるのは太田麻美ちゃん。
4輪のGTでもキャンギャルを務めているベッピンさんです!

ブリーフィングを終え、ピットに帰ってきてピット練習に参加。かなり忙しい・・・。
明日の決勝に備え整備してホテルに帰ったのは11時半頃。
明けて決勝当日、曇りがちでたまに陽が射す程度。
やや涼しくていいのですが、やはりこの先の路面コンディションの方が気になります。
雨雲レーダーではスタート近辺で雨が降る予報・・・。

それを気にしながら朝イチのフリー走行、ピットウォーク、スタート進行と移っていき、サイティングラップに奥田選手が出て行きます。


グリッドへマシンを並べ、暫し選手紹介。
11時を少し過ぎた頃に空からポツリポツリと雨粒が・・・(><)
様子を見ても徐々に路面は濡れていき、これはレインタイヤ!総監督の指示を仰ぎ、レインに交換!

そしてドキドキのスタートです。奥田選手には走ってマシンに跨ぐ所までは伝授していました。笑
緊張からか、少しスタートで順位を下げたけど、雨には強い彼は徐々に順位を上げていきます。
一時は17位まで順位を上げてます。走行30分ほどで雨は止み、陽も出てきて路面は乾きはじめます。
ほぼ1時間後26周した所で給油&タイヤ交換&ライダー交代でピットイン。
ここでドライ得意な大久保選手に交代!ピット作業の練習成果は出せたか??
無難にタイヤ交換、給油を済ませピットアウトできました。

そこから大久保選手が213秒台で周回して23位近辺をキープしています。
25周でピットのサイン、無事に大久保選手がピットインしてきます。


次はアンドリュー選手。給油とライダー交代です。
しかーし!!ここで問題発生!痛恨の給油ミスです・・・。
給油係のそばにいた他のメカの体が給油係に当たり、それを勘違いした給油係がガスが入った合図と間違え、そのままスタート。
計算では10Lほどしか入ってなかった状態・・・。
しょうがなく数周した所でもう1度ピットインのサイン(ToT)
あ~どうしよう?!と言ってた矢先、転倒車が数台出てセーフティーカーがコースイン!
おっ!これはラッキー中途半端な所で給油したためピットに戻らすに済むし、燃費も稼げる。
他のチームはセーフティーカー中に給油に入るチームが多いため、ピットアウトしても出口で次のセーフティーカーが来るまで
コースインできません。その中で一時は45位ほどに落としてた順位も、37位前後まで回復!
燃費稼げた分アンドリューにはキツいかもしれませんが、コースクリアーレース再開で合計33周ほどして貰いました。笑

おかげで33位ほどまで順位回復、次は奥田選手です。ここでタイヤ交換をするかどうか?トップ会談が開かれますww
給油ミスも挽回したい・・・タイヤ交換の時間を短縮できる・・・次のライダーの意見も聞きながら
多少ラップタイム落ちてもそのままGO!!の意見でまとまりました!笑
アンドリューがピットイン、奥田選手に交代!そして確実な給油!ピットアウト。
彼は2秒ほどラップタイムは落ちましたが無難に周回!しかし雨雲レーダーを見れば、もう1発雨が来るような予報です?
いつ?多分どこのチームも気にしていたかと・・・?
奥田選手は消耗したタイヤで何とか頑張り、最後は3秒ほどタイムは落ちましたが無事にピットイン!
ここでタイヤを新品に変えて大久保選手に頑張って貰います。

大久保選手ピットアウト!
またラップタイムを213秒前半まで回復します。

相変わらず転倒車も出ています。順位は30位前後。
しかしあとピットインまで5周近辺で予報の雨が・・・。何とかルーティンのピットインまで持ってくれ・・・。
他のチームはルーティンピットまで10周以上はあるはず!?
何とかギリギリスリックで走れる状態でピットイン!次はアンドリュー選手です。
レインタイヤ交換、給油を済ませGO!
アンドリューは事前テストでも80%雨でした・・・笑
彼の住んでいるカルフォルニアは雨が少ないのですが、日本の雨は多く乗ってます。
21617秒辺りで無難に雨の鈴鹿を走ってます。1コーナーの向こうには虹が・・・。
途中タイヤ交換を我慢した他のチームが転倒したりでまたセーフティーカーが出ます。
ムムム・・・!?これはまたこちらに運が向いて来てる?
他のチームはここぞとばかりにタイヤ交換や給油にピットイン。
その間我々は遅いスピードでも周回を重ね、ライダーも休めて燃費も稼げます(^^)v
戻って来たセーフティーカーの電気が消えてるのでレース再開か!?と思ったら今度は裏ストレートで
オイル散布したマシンがあり、またSCの電気が点きます。

順位はゼッケンと同じ26位です。ジワジワと上がってるでー!レース再開しましたがもう雨も止み、ラインはドライへ・・・。
5周ほどアンドリューには頑張って貰い、大久保選手へ。この辺でSSTクラスの順位も気になります。今3位と4位を行ったり来たり。
上はモトマップ、下はアケノスピード!大久保選手ピットアウトでまた挽回に期待します。
やはり疲れが出ているのか、前ほどのタイムで周回出来ませんが、それでも13秒チラホラは出ています。
夕暮れも迫って来つつ、最後の給油に備えます。最後を誰に行かすか?前後チームのラップタイムで計算します。
2位のチームがレインタイヤのままで我慢の走行なのか、それに追いつき追い越せました!!

今現在2位!!またトップ会談です!笑
残り
25分よほどのタイムが無い限り大丈夫!という事で、最後奥田選手に行ってもらう事に。
彼も初めての8耐でスタート&ゴールライダーを務めれるなんて夢のようです。顔面かなり緊張していますww
そして最後のピットイン!大久保選手から奥田選手へ・・・。無難に給油だけ済ましピットアウト!
と、その時・・・オフィシャルからライダー腕章付いてない!との指摘!?え~!?アカン!このまま走ればペナルティー食らう!!
慌ててピットのサインを出します。
確か前は2組ほど腕章貰えたはずなのに、今年から腕章にもチップが組み込まれてるやつで1人に1つです。
汗ダクのツナギを着替えた時に付け忘れてた・・・(ToT)

3周でピットイン!慌ててまた大久保選手に行ってもらいます。
帰って来た奥田選手は高橋英倫氏に怒られたのは言うまでもありません・・・。笑
後ろとのタイム差があったため、そのままSSTクラス2位を保ったまま、劇的なチェッカーを受ける事ができました。
給油ミスや2度の雨、セーフティーカーも23度入り、最後は腕章忘れww
ホント色々ありましたが、運や天候も味方に付けARMIGIRL MF KAWASAKI ゼッケン#26

ライダー奥田教介、アンドリュー・リー、大久保光、総合19SSTクラス2位、表彰台GETです!
多くの応援、ご協賛どうもありがとうございました。
このチームに参加出来た事を誇りに思います。

え?来年??全く考えれません・・・笑



6月5,6日カワサキテストが鈴鹿サーキットでありました。
全日本組、8耐組、アジア選手権と色々走行です。

我々はMFカワサキも、もちろん8耐に向けてのテストです。
5日の午後からアメリカからアンドリュー選手も合流!
アンドリューと一緒に来日したのはアメリカのカワサキ関係のディレック。
彼はご陽気でアンドリューはちょっとシャイな感じww

1号車は奥田選手が乗って足回りを重点的にセットアップ、2号車(STD)はアンドリュー選手が乗って
まずはコースに慣れてもらう事から始めます。
アンドリュー選手は週末向こうで(アメリカ)でレースがあり、それに出場して優勝!
次の日には飛行機乗って日本へ・・・めっちゃハードです。(笑)
しかも時差ボケのオマケ付きww
それでも乗り出して後半に2分15秒8のタイム!う~ん・・・やっぱ何か違いますね(笑)
1号車の方は、色々とスプリングなどを変更しながらセットアップを進めていきます。
このようなテストは走行時間も長く、時間に余裕があるのが良いですね(^^)v
ピットに戻ってちょっと時間のかかる変更も慌てず出来ます。
この日は奥田&アンドリュー選手の意見を聞きながら(と言ってもちゃんと通訳ありですが・・・笑)ちょっとは良い方向へ。
次の日は雨の予報なので何とか決めたいのですがねぇ?
しかし時間切れでこの日はサーキットを後にしました。

次の日は朝から雨・・・。
雨でも足回りの基本は出来るので、我々は黙々と作業を進めます。

休憩時間には元レーシングライダー、今はあのジョナサン・レイのチーフメカを務めるペレリバ氏がピットへ登場!
「最近レイの調子はどう?」などと聞けるワケもなく(笑)
喋ってる英語を一生懸命ヒアリングしてました!(笑)
2日目の最後の走行枠で何とか良い方向性が見えて来て、アンドリューにも乗ってもらって確認。

それまで雨の中、ピットイン、アウトを繰り返してセッティングに集中した奥田選手、お疲れさんでした!
次は7月頭のテスト。これを基本にもっと詰めていきましょう!

最後皆で集まって記念撮影。
ディレック、アンドリューに握手を求めたら満身の笑顔で応えてくれました(^^)v



2018/05/29

今年8耐の現場監督?をする松戸フラッユのお手伝いで鈴鹿8耐トライアウトレースに行ってきました。
土曜日の朝が早かったので、久々朝3時起きで鈴鹿へ・・・。
まずこれが1番辛い作業ですww
昨年全日本最終戦で手伝いに行って半年ぶりの鈴鹿ですw

前日の練習でエンジンは問題なく最高速も290km超え!
やはりいつもの足周りのセットアップが難しいみたいです。
ピットで関東組みの人たちと初顔合わせ。
8耐まで時間そんなに無いけど頑張りましょう!となりました。

奥田選手、本日の目標タイムは211秒台!
しかし1000ccを乗ったのは昨日が初めて!?
普段はST600で全日本トップグループを走ってますが、6001000は全然違います。
大丈夫なのかな?と思ってましたが、さすが順応性が高いライダーです。
予選で2128をポンと出しました!
最高速も291.8kmでこれは1番!笑
自分が組んだエンジンはやはりその辺が気になりますww
本当は1周回ってのタイムなのは重々わかってますが、ついつい拘ってしまいます。笑

当店オリジナルのレースマフラーとも相性バッチリです(^^)v

その日は主に足周りのセットアップに集中・・・。
決勝に向けてとりあえず14位まででフィニッシュすれば良い!
これも8耐に向けてのひとつのテストと考えよう!と大幅に仕様変更をしました。
決勝まで走る事ができないので、本当のぶっつけになります。
奥田選手はスタートがどうも苦手みたいで、土曜日最終にあったスタート練習に参加!
2回ほどスタート練習をしてました。
1回目はまずまず・・・2回目は欲をかいてか?ウイリー全開ww
明日は1回目のイメージで行って貰いましょう!
その日は作業終了。チームの皆さんとホテルに帰り、横の居酒屋さんで晩飯タイムです。

次の朝は時間に余裕あるためゆっくり起床、ホテルの朝食を味わいました。
午前中には大阪からお客さんと、8耐で給油を担当するスタッフも駆けつけてくれ、奥田選手の応援に抜かりはありません。
1330分からスタートです。グリッドまで行き頑張って!と握手。 轟音と共にJSB1000決勝12周のスタートです!
スタートはやはり?う~ん・・・大きく失敗したわけではありませんが、2台ほど先に行かれてしまいました。(^^;
奥田選手は第2グループの6番手。淡々と走ってる様にモニターでは見えます。
この日の天候は晴れで気温もうなぎ登り。 レース中盤には暑さでか?転倒車も度々出ています。
何とか自力で4位まで順位を回復して数周した所で、2位を走る選手が転倒! これで3位走行です。
前も後ろもタイムが開いていたので、一人旅状態!?
けどこのままいけば表彰台GETです・・・。
マシンに変なトラブルありませんように・・・と心で祈りながら何とか無事3位でフィニッシュ!!
表彰台&8耐出場権を獲れました!!これで暑い熱い夏のはじまりです。ww
帰って来たライダーに足周りを聞くとやっぱりダメ!かなり乗りにくかったみたいです。

その乗りにくいマシンを表彰台に導くとはやはり全日本ライダー!流石ですね。
6月の頭にはまたテストです。何とか良いフィーリングを見つけなければ・・・。
そんなこんなで、この日は関東組とお別れ。
こちらはこちらで、色々用意をして次のテストへ臨みたいと思います!



2018/05/14

久々ブログ更新です(笑)

 

今年は高橋英倫氏率いる松戸フラッシュの鈴鹿8耐をお手伝いすることになりました。
しかも現場監督??という重責のポジションで・・・(^^;)
何をすれば良いのか?(笑)
こちらからは自分を含め5名が参加予定です。

自分のチームでの監督はずっとやってましたが、他のチームの監督は初めて・・・。
しかもライダーは

ワールドスポーツを戦ってる大久保光選手、

アメリカ人のアンドリュー・リー選手、

そして全日本ST600の奥田教介選手。

まず英語喋れません!はい、終了!(笑)

まぁ、通訳の人もいてるので何とかなるかな?楽観視しています。奥田選手とは面識もあるのですが、他の2名はお初ですww

参加クラスはSST1000クラス。殆どノーマルに近い車両です。
車両の準備(エンジン関係)も手伝わせて頂いてます。
まず5月末の鈴鹿サンデー8耐トライアウトから。その後6月、7月のテストでセッティングを煮詰めて行く予定になっています。
何とか一致団結!でライダー&スタッフ頑張って貰い、SSTクラスのトップを獲りたいと思いますので、
皆さん応援宜しくお願いします!




WSBK王者 ジョナサン・レイ参戦!




久々のブログ更新になります。(笑)
9月30日、10月1日と全日本ロードレース岡山に行って来ました。
チーム能塚さんの田尻選手のお手伝いです。
 
田尻君は昨年8耐で走ってくれたライダー、手伝わないワケにはいきません!笑
クラスはST600でZX-6Rで参戦しています。
筑波から始まり、茂木や菅生とあまり結果が残って無く、本人の気分も下降気味??
そこで賑やかしに近場の岡山と最終戦の鈴鹿は行く事にしました。
 
ピットは松戸フラッシュの高橋英倫さんと同ピット。
流石全日本を戦って来た人のピット、とてもキレイで全て実用的で使いやすいピットを作ってました。
見習わなければ・・・。英倫さん、お世話になりました!(^^)/
 
セッティングも練習から大幅に変更して、本人が乗りやすい車体に作って行ったら
やはりタイムも上がって来たみたいです。
1'35秒中盤で周回できるようになりました(^^)v
しかしトップ10圏内を狙うなら厳しいですが後1秒は短縮しなければいけません!
 
土曜日は予選&ピットウォーク、予選は10時半からで赤旗中断など出ましたが、17位で無事終了しました。
車体はまぁまぁ良い方向へ進んでるみたいです。
こちらの8耐でも手伝ってくれた優秀なメカが2名付いてますからね!ww
決勝の作戦会議と言って早めにサーキットを後にして晩飯に山を下って来ました。(笑)
岡山は山の上にあるので、お店に行こうと思ったら30分近く車で走らなあきません・・・。
それでも晩飯後のアイスクリームじゃんけんなど、暫しレースを忘れて楽しい時間を過ごしました。
夜はロッジに戻って、ライダーを気にせず12時頃まで宴会です。(笑)
 
朝6時半に起床!7時半にはピットに行って、9時過ぎからのウォームアップランに備えます。
しかしそれが終われば決勝は午後3時過ぎ・・・かなり時間が空いてこちらは眠気との戦い!(笑)
そんなこんなしてると昼のピットウォーク後にワークスライダー、
Kawasaki Team Greenの松崎選手が
わざわざ会いに来てくれました!
彼も昨年B-SQUARE RACING&Team NOZUKAで8耐を走ってくれ、
その後ワークスライダーへ・・・。
なかなかマシンを乗りこなすのは難しいと言ってましたが、
徐々に成績やスキルもUPして来てるので見ているこちらも楽しみです。
 
さぁ!決勝です。
スタートも悪くなくなく1~2台抜けたと思いますが1周目のヘアピンで多重クラッシュ!
赤旗中断で12周となり仕切り直しです。

2回目のスタートも絶妙!15位前後で帰ってきました。
周回する事にトップ集団とは離れましたが、それでも諦めずジワジワとポジションを上げて行きます。
タイムも35秒代で周回、最後数周は13位まで追い上げてチェッカーを受けました。
今季ベストリザルトで少しは本人も良かったと思ってます。
しかし目標はトップ10圏内!次はまたコースも変わり難しい鈴鹿です。
最後は笑って終われる様に、こちらは何も出来ませんが、自分の悪い所、足りないものを補えるように頑張ってもらいたいもんです。
 
最終戦MFJグランプリ鈴鹿は11月4,5日です。
皆さん是非サーキットへ足を運んでレースを身近に体験して下さい!
迫力が全然違いますよ~!



皆さんお久しぶりです。(笑)
8耐以降ちょっとブログ更新を怠ってました。
結果はご存知だと思いますが、スタート30分過ぎに第1ライダーが最終コーナーでハイサイド転倒!
マシンに致命的なダメージがあり、リタイヤをしました・・・。
大田選手は責任を感じ男泣き・・・第2第3ライダーの田尻、松﨑両選手は全身から悔しさを滲みだしてました。
何とか若い2名のライダーには、この鈴鹿8耐を経験してもらいたかったんですが・・・(涙)
それから半年近く、先日からやっと壊れたマシンの修復に取りかかりました。
 
しかし時間が経つのが年々早い気がします!?
気が付けばもう年末・・・。
今年もお客さん、同業者の皆さんから色々応援頂き、ありがとうございました。
来年のレース関係はまだ未定ですが、その時はまた宜しくお願いします。
 
また店のイベントやツーリング、パーツ開発なども大いにやっていきたいと思います!
ちょくちょく覗きにきてやって下さい!



暫くバタバタして更新してませんでした・・・。
2016鈴鹿8時間耐久レース参戦です!
と言っても、あと10日もありませんが・・・。(笑)
 
B-SQUARE RACING & TEAM能塚
第1ライダー 大田雅裕、第2ライダー田尻克行、第3ライダー松﨑克哉
この3名でチャレンジします。
第2、第3ライダーはTEAM能塚さんの所のライダーで、19,20歳と若い!!
けど、経験は豊富で田尻君は昨年全日本ST600参戦、松﨑君はRSイトウさんの所で現在全日本参戦中です。
しかもランキング6位!!
しかし8耐はお初で、その辺の経験は大田選手が上です。
8耐4回、フランスのル・マン24Hも経験しています。
 
トライアウトが終わり、ライダーも決まり少し余裕??があったのですが、
こちらは新型を耐久仕様に作っていかなければいけません。
しかも1台しかないので、スペアカーは旧型になります。
結構部品が違うので、今現在もまだ制作中です。(汗)
その間に鈴鹿合同テスト、4メーカー合同テスト、タイヤメーカー枠テストがあり、今月休み全く無し!!
こちらも耐久中です・・・。(笑)
店のお客さんや、メカなどが色々手伝ってくれて助かってはいますが、合同テストで1度転倒があり、
その修理もしなければいけません。
そんな中、鈴鹿のレギュレーションが変わり、その対応で追われてるチームも少なくないと聞きます。
しかしいつも8耐前ってこんな感じ・・・?進歩ないなぁ。(笑)
 
現場ではやはり若さか??若手ライダー達は元気です。前日の夜に九州を出て、朝イチには鈴鹿。
それを2週連続で続けています。
それを保護者の様に連れて来る能塚さんも大変ですが・・・。
テストは順調?にジワジワですが、良い方向へ進んでいます。
やはり足回りがキモで、後はそれをどこまでまとめれるかにかかっています。
テストでは天候も不安定な時があり、一応雨のテストもできました。
夜の走行もあったので、若手は初めて経験できたと思います。
 
泣いても笑ってもあと1週間ちょっとで本番を迎えます。
今年は初めての経験者が2名いるので、上位よりまずはトラブル無く完走を目指します!
そうすれば自ずと順位がついてくるのが耐久レース。
そのためには、ライダー&スタッフが一致団結し、取り組もうを思ってます。
TEAM GREENをはじめ、カワサキ勢の躍進を応援ヨロシクお願いします!!




5月7,8日鈴鹿サンデーロードレース、鈴鹿8耐トライアルトレース。
前回2&4で落ちたチームが51台のエントリー。
関東や九州からも集まってきています。
泣いても笑ってもこれが最後のチャンス、皆さん必死に臨んでる事でしょう!
朝方まで雨が残り、午前中のスポーツ走行はレインで出走。
車体の感覚は悪くないようです。
太陽が出るのか少し遅くて、路面は乾きましたが路面温度はそんなに高くありません。
午後2時過ぎより予選開始!!
台数が多いので、前に引っかかったりしながらの走行で11番手。
残り5分の所で転倒車が出て、赤旗中断です。

赤旗解除になり、残り計算2周のスーパーアタック!!
2'14'188で何とか7位にジャンプアップ!決勝は3列目からのスタートになります。
このトライアウトで決勝順位の17位までが8耐への切符をGETできるため、まだ後ろに10番ほどの余裕があり
何とかスタッフ一同胸をなで下ろしました。
その後2時間ほど空いて、今度はサンデーJSB1000の予選がスタート。
何を隠そうライダーが間違えてダブルエントリーをしてまして、スタッフは結構バタバタでした。(笑)
考え方を変え、ちょっとでも多く走りデーターを取る方向にしました。
しかし車両は1台しか無いため、絶対にコケるのは禁止!!命令を発令です。(笑)
トライアウトで使ったままのタイヤで出走。
それでも無難に走り予選6位をGETです。
ライダー自身はもっと上を狙える実力はありますが、ここはまだまだ発展途上の新型マシン。
夜は明日のレースの運び方や、とにかく8耐の出場権を獲得するようにと、マジメ??にミーティングで話合いました。
 
決勝当日、天気は快晴!
トライアウトは午前10時過ぎにスタートです。
ライダー、スタッフにも緊張の時間が迫ります。
グリッドに出て行き、集中モードに入る大田選手。それを見守るスタッフ数名。
静かな時間が流れ・・・シグナルレッドからブラックアウト!!
モニターで見ていたら少しスタート失敗したか??1周目を10位前後で帰ってきます。
2周目に入った所でアナウンスが「1台転倒!!どうやらカワサキ車かぁ??」と聞こえます。
「マジ?マジ?マジ??」いや、どうやら別のチームでした。
3周目ストレートに帰って来て、一安心。
しかしこのトライアウトは15周と長めのレースのため、全然気が休まりません。
集団がバラけて来て、ちょっとは団子状態じゃないのが救いです。
しかしあらゆる所で抜きつ抜かれつをやっているので、こちらはハラハラドキドキ・・・。
そこからまた2つほど順位を落とし13位走行。まだあと4台は順位を落としてもOKだから・・・と、こちら側。(笑)

後で聞いたらライダーもとにかく17位以内でゴールする走りに変更し、無理をせずサインボードの順位だけを
見ながら走ったそうです。
そのおかげか15周を無事走り切り、13位でフィニッシュ!!
8耐への出場権を獲得できました!!「よくやったぞー!大田ーー!!」
一時、2&4の時はどうなる事かと思いましたが、ライダー&メカ&スタッフ、力合わせれば成る様に成るもんです。
こんなに緊張、手に汗握るレースはいつぶりだろうか??
これで少しは胃痛から解放?されます。(笑)
 
残すは午後1時半からのインターJSB1000
消化レース?ではないのですが、こちらも少し余裕が出てきます。
笑顔で冗談を言いながらタイヤ交換などの作業を進めて、いざグリッドへ。
ライダーもトライアウトとは打って変わって、グリッドでしゃべってます。
「やっぱあの時はかなり緊張しててんなぁ・・・?」(笑)
さぁ!轟音と共にレーススタート!
こちらもお決まりのスタート失敗・・・。
9位を走行しています。しかし余裕の賜物か?ジワジワ順位を上げて7位まで復活。
このままこの順位でゴールかな?と思っていたら、前の2台が絡んで転倒!
ちょっと棚ボタ感がありますが、5位でフィニッシュ!
こちらも久々の車両保管で、このサンデー&8耐トライアウトを締めくくる事が出来ました。
 
鈴鹿8H耐久レース・・・。由緒ある世界耐久レースの中の1戦です。
そこへ何とか新型ZX-10Rで駒を進める事が出来ました。
これからもっとセットアップを進め、本番までにはもう1ランク上の走り、タイムを狙いたいと思います。
これからも引き続き応援宜しくお願いします!
随時スポンサー様も募集しています!
 



4月23日 鈴鹿サーキット

4月23,24日鈴鹿2&4レース、これは8耐出場権のかかった大事なレースです。
しかしここで選抜されるのは10チーム。
ここで落せば5月7,8日に行われる鈴鹿サンデーの8耐トライアウトのみになります。
今年から2016モデルのZX-10Rになり、早く走行テストを始めなければいけないのですが、
実際シェイクダウンが出来たのが4月10日、そこで旧型のデーターを基にテストを始めました。
しかしライダーのコメントではイマイチしっくりこない・・・?
もう2&4レースのウイークしか走行がありません。
いつも明るいライダーの大田選手の顔にも少し翳りが見えます。
予選前日の走行でも思う様に走れず、しかも燃料系に少トラブルが発生。

そこはすぐ対処できたのですが、一番大事な足回りが全くセットアップ出来ず・・・。

そんなこんなで予選を向かえました。
ライダーはそんな中で出来る限りの走りをしたと思います。しかし届かず予選落ち。
こんな経験はいつ以来か??ライダーには辛い思いをさせてしまいました。
気持ちを切り替えこの日はピットウォークに新しいコスチュームで来てくれた、ユイちゃんとミツキちゃんに
立ってもらい、チームとマシンアピールに終始しました。
 
さぁ!これから我々メカニック3名で、頭から煙が出る位色々考えました。(笑)
結局行きついたのがノーマルの状態。
リヤのバネだけは変更しましたが、ファイナルのギヤなども純正状態へ・・・。
同じZX-10Rでも新型と旧型では、結構変化しています。
今までのデーターは殆ど使えず・・・。
5月1,5日の2日間テスト、テスト、テストでした。(汗)
しかし努力の甲斐があったか、ライダーからは「全然別物です!めっちゃえぇ感じになりました!」
とお褒めの言葉を頂きました。(^^)v
これでやっと最後のチャンス、5月8日の8耐トライアウトレースに臨める!
と、その当日へ続く・・・。




3月27日
今年の鈴鹿サンデーロードレース開幕です。
第1戦は東コースからスタート。
前日の特別スポーツ走行から足回りのセットをしてきましたが、なかなかこれといったセットを
見つけられず、あまりやりたくは無かったけど、決勝を見据えスプリングや車高まで変えて大幅に
セットを振りました。
予選はそれの確認的な時間に充てる事に・・・。
それでもライダーは頑張って、53秒0を出し予選2位をゲットしました。

トップはヤマハの相馬選手。51秒7でコースレコードを樹立です。
う~ん・・・速いなぁ・・・。
トップは諦めとにかく表彰台をGETする戦法に。
しかしウチのライダー大田選手は諦めていません!
もう少しリヤの足回りを何とかできないか!?と言う事で、決勝にに向けてもう1発触る事に。
普通は絶対こんなセットアップはしません。(笑)
 
決勝の時間が迫ってきて、大田選手にも緊張が走ります。
ロードレースは昨年の8耐以来。
サイティングラップで足回りを再確認。
ライダー曰く、悪い方向ではないようです。
サクラアドバンス様の御厚意によりサンデーにも関わらずグリッドにキャンギャルさんも付けていただきました。
どうもありがとうございます。
さぁ!スタート時間が迫り、レッドシグナルが消えスタート!!
おっと!あれだけスタート練習をしたにも関わらず、バックギヤに入ったかの様に後退するではありませんか!?
「あ~やっぱスタートはブレへんなぁ・・・。」と周囲のスタッフの呟き。(笑)
3周目には何とかポジションを3位まで挽回してきました。
トップの相馬選手は逃げて行きますが、何とか2位の岩谷選手を追従!
ピタリと後ろに付きますがなかなか前に出る事はできません。
モニターを見ているとそのライディングから焦りがムンムンと出ています。
「焦んなよ~。」と思ってた矢先、5周目ダンロップコーナーで土煙・・・。
「まさか!?」と思ってたらクラッシュパッドから大田選手のヘルメットがひょっこりと・・・。
「あ~ぁ・・・やっぱりやっちゃった。」ここで終了。
左コーナーは3個しか無いためか、気温もそんなに高くなく、タイヤ左側がやや温度が上がりにくく
フロントからスパっといったみたいです。
ライダーは原因がわかってて、その後の反省会ではしきりにもっとメンタル&タイヤマネージメントを
考えなくては・・・をしきりに言ってました。
まぁ原因がわかっていれば、次に繋がると思います。
次までに彼が忘れて無ければ?の話ですが・・・。(笑)
 
旧型車両は一応ここまで。
4月2日には新型車両をテストで走らせます。
色々な人に協力を仰ぎながら、1からの制作でした。
次は4月24日の鈴鹿2&4レースです。
8耐のトライアウトもかかってる大事なレース!
何とか上位でフィニッシュしたいと思いますので、皆さん応援宜しくお願いします!!


 
先日1月23日に九州日帰り弾丸ツアーをしました。(笑)
今年また8耐をジョイントさせて頂く、九州老舗のチーム能塚さんへの
ご挨拶&今後の話を兼ねて行ってきました。
 
本当は向こうで1泊予定でしたが、何十年ぶり??かの大寒波が到来中・・・。
多分帰って来れなくなるのでは?との事で日帰りとなりました。(爆)
土曜の午前0時前に店集合!監督の自分とメカの番匠君、そしてライダーの大田選手。
まぁ誰とは言いませんが、集合時間に案の定遅刻。こちらは慣れたもんです。(笑)
めっちゃ寒い中、そんな彼はバイクできました。しかもかなりの荷物を背負って・・・?さすがライダー!?
「日帰りやのに何を持って来てんの?お土産か?」
「いやいや、雪で向こうで足止めくらったらマズいでしょ?色々持って来ました!」との事。
「いつもサーキット来る時は殆ど手ぶらやのに、こんな時は用意周到やな!」
などと会話しながら0時過ぎに大阪を出発しました。
道中大田君は、後ろの席に乗り込んで出発後1時間ほどで爆睡に入り、
自分はナビ、運転は番匠君という図式が出来上がりました。(笑)
 
そんなこんなで山口県の美祢までたどり着き、ここで仮眠を取ろうとなり、1時間半ほど・・・zzz。
この時も後部座席は起きる気配は無しです(^^;
7時頃に起きて顔を洗い出発です!この時は大田選手も起きて「ボク運転しましょうか?」のセリフ。(笑)
「いやいや、これで能塚さん所まで運転して、いかにも自分が運転して来た様に振る舞うやろ!」
と痛い所を突かれてましたww
 
能塚さん所は福岡の久留米市、このままいけば8時過ぎに到着予定。
まだ早過ぎるので、お店だけを確認して朝メシのために近所のモスバーガーへGO!!
モスに着いていきなり大田君が「朝メシじゃんけんしましょう!」と言い出し
しゃーなしにじゃんけんです。
やはり言いだしっぺの彼が見事に負けたため、

朝メシではちょっとキツいかなぁ・・・?と思いながらも、
とびきりハンバーグチーズサンドなるものを食ってやりました!(笑)
 

9時過ぎに能塚さん所へ行くと、我々が早目に来ると思っていつもより早目にオープンしてくれてました。
「それならモスじゃんけんなんかするんじゃ無かったー!!」と大田君ww
お店を色々見せて頂いたり、ファクトリーを見学させて頂いたりしました。
さすが九州カワサキの老舗だけあって、ファクトリーには色々な工作機械が・・・う~ん羨ましい!
ショウルームにはZ1やZ400FX、Z1-Rなどのピカピカにレストアされた車両が鎮座される横に
こ・・・これはH2Rじゃないですかー!! H2は昨年自分の店にもありましたが、H2Rなんかとても仕入れる
パワーなんかありません(涙)
社長さんは気軽にエンジンまでかけてくれて、店内にH2Rの爆音が響き渡りました(^^)v
お店にはチーム能塚の若手有力ライダーの松崎君と田尻君が来ていて、一生懸命自分のバイクを整備
してました。「誰かさんも見習わなアカンなぁ!!」と言ったら見事にスルーしてましたね。(笑)
彼らの年齢を聞いたら21歳と20歳・・・若いって素晴らしい!
まだ決まってませんが、このどちらかがペアライダー??
二人とも速いらしいので、8耐はえぇ経験になるかと思います。
 
昼が近づき能塚さんの息子さんがラーメンに連れて行ってくれる事に。
本場の久留米ラーメンです!めっちゃ楽しみ!なんですが、朝イチに濃いモスバーガーを食ったため
そんなに腹が減ってない状態・・・と言うよりまだチーズサンドバーガーが食道をウロチョロしています。
「しまった~がっつくんじゃなかったー!」とボソボソ言ってたら、横で大田が「ククク・・・」ざまぁ・・・
みたいな目で見ていました。(-o-+)
しかし店に行ったら全然食える食える!!めっちゃウマいじゃありませんか!
見た目こってりしていそうで、全然あっさり!いや~本場はやっぱ違います。
どうもご馳走さんでした!
 
またお店に戻り色々今後の話をして、雪が降る前に帰ろうと午後2時過ぎに失礼しました。
帰り際に我々3名に色々お土産まで頂いて・・・本当にお世話になりました!
九州道で帰り少し吹雪ましたが、何とか無事大阪に到着。
往復1340Kmほどの走行。
3人共帰って来たら皆余裕を見せて、今度は軽四で行っちゃう??とか言ってましたね。(爆)
 
次の日ニュースを見てビックリ!あれから雪が酷くなって、九州道の福岡近辺はは2~3日通行止めになったみたいです。
日頃の行いの良さなんですかねぇ・・・?
あっ、約1名を除いての話ですが。(笑)
 
いつも感じる事ですが、夏のスズカまであっと言う間だと思います。
その前にスズカサンデー開幕戦、スズカ2&4レースがすぐそこまでやって来てる状態。
頑張って車両作ろうっと。
 
皆さん今後のB-SQUARE RACINGの応援ヨロシクお願いします!
 


1月21日

2016 B-SQUARE RACING始動!!
 
先日17日に1年近くぶりにスズカサーキットに行って来ました。
昨年は殆どレース活動はしていなく、その分お店のツーリングなどを開催していました。
 
今年はZX-10Rも新型に生まれ変わり、また一段と速くなってる??との事。
期待で胸が膨らみますねぇ。(^^)v
B-SQUARE RACINGとしては、一昨年まで走っていた大田選手が戻って来て、
鈴鹿サンデー全戦と鈴鹿2&4、鈴鹿8H耐レースに参戦予定です。
鈴鹿8耐は、一昨年ジョイントさせて頂いた、九州の有力老舗チームであるTEAM能塚さんと今年も
ジョイントさせて頂く予定です!
 
その大田選手、昨年の8耐からビッグバイクには乗っておらず、普段はKX250でモトクロスにずっと参戦していました。
没頭したおかげでモトクロスは、昨年念願のIBに昇格出来たみたいです。
ロードは他社でしたが、ル・マン24hにスズキGSX-R1000で参戦し見事完走、鈴鹿8hはBMWで参戦しこれも完走しています。
年々上手??になってきたか、転倒も少なくなってる様子です。(笑)
しかし先日久しぶりにZX-10R(旧型)を乗ったら「全く目がついて来ませんよー!!」との事。
そんなこんな言いながら、体のナラシをしていたらブレーキトラブル!!
それでも西コースで1,24,9のタイムで走りました。
その辺はやっぱりレーシングライダー!?さすがっす!
さぁ!彼はどんな走りをしてくれるでしょう!
これまた期待出来ます!!
 
皆さんまたB-SQUARE RACINGを応援宜しくお願いします!!
随時スポンサー様も受け付け中です!(笑)



昨日は久々、ダンロップサーキットステーションに参加して来ました。

お店のお客さん6名ほどが参加です。

その人達を先導するのですが…
先導&鈴鹿サーキット走行は何年ぶり??

確か4年半ぶり位かも?

きっちり先導できるかな?汗

天気には恵まれ 朝、夜は少し寒いのですが、太陽が出てる間は気持ちよい気候でした。
サーキットステーション自体180名の参加らしく、大いに賑わってました。
ゲストも我々世代のヒーロー!平忠彦さんや、WSB の解説でもお馴染みの八代俊二さんが交代でコースを走ってました。

ウチのお客さんは今回初めて参加の人が多く、おっかなビックリ状態。笑
20分×3本あるのですが、徐々にスピードレンジを上げていきます。
250ccの車両が多かったのでストレートは170~180kmに抑えコーナーはそこそこ攻める…。笑
3本目は皆さん感覚や走り方が分かってきて、楽しい&怖いを行ったり来たり?笑
1人、最後に軽い転倒ありましたが、ケガも無くかなり楽しめた様子でした(^^)v

サーキットステーションは
ケータリングや昼食も充実してて、ステーキ丼、鰻つまぶし丼、海鮮丼などなど。

後日、走行写真も送ってくれて自分の走行姿も確認できます。

楽しいサーキット走行で参加した皆も次回絶対参加します!と言ってました。
技術向上にも役立つので興味ある人は是非参加して下さい\(^o^)/
今年のダンロップサーキットステーションはこの鈴鹿で終了しましたが、来年もまたありますので…。(^^)/



3月18日岡山国際サーキットで、4月にカワサキから発売されるNinja250SLの試乗会がありました。
天気は曇りがちでしたが、スタッフと2人で参加です。
 
はじめの1時間ほどは開発者から説明を聞き、それが終わって早速試乗開始です。
跨ってみてまずはコンパトな印象。そして引き起こして 軽い!
まぁ、250単気筒なのでその辺は想像がついてました。
ハンドルなどはトップブリッジ下にマウントされ、なかなかなのレーシーさです。(笑)
ピットにはメーカーが作ったレース仕様車も展示され、小さいながらもカッコよろしかったです。
3周ほどの試乗ですが、ピットアウトした瞬間から「あれ?結構トルクあるじゃん?!」てな感じ。
岡山の一番奥のコーナーから裏ストレートに上っていく所などは、スピードに乗ってグイグイと登っていきます。
最高速などははやり2気筒のNinja250の方が出るかもしれませんが、ダブルヘアピンなどはスロットルのON&OFFに
答えてくれて、車体へのメリハリがちゃんと付けれる感じ。
コーナーからの脱出も車体の軽さとトルクを生かして、素早く立ち上がれます。
コーナーリングはキャスター角も小さく回頭性も良いし、前後の体重移動でクイックにもなるし、自分で操れる感がかなりありました。
久々に乗ってて楽しいバイクだなぁ・・・。という1台でしたね。
 
街中でも機敏に走り、サーキットに持って行っても自分なりに思い切り楽しめる車両だと思います。
皆さんぜひ1度乗ってみる価値あると思いますよ~!(^^)v
 
さて、B-SQUARE RACINGは今月末に鈴鹿サンデー第1戦に、昨年8耐で第3ライダーを務めてくれた菅原選手が参加予定です。
彼も仕事が忙しく、全然練習出来ていません。(汗)
ぶっつけ本番となるようですが、どうなるでしょうか・・・?(笑)
 
皆さん応援ヨロシクお願いします!



11月1,2日全日本ロードレースMFJ-GPが鈴鹿サーキットでありました。
 
今回B-SQUARE-RACINGはポイントを取れて無かったので出場はしませんでしたが、
今年の8耐でウチで走った九州チーム能塚さん所の原田君がGP-2クラスに出場するという事で、
スタッフと第3ライダーを務めた菅原選手とで応援&手伝いに行きました。
 
前日の予選では雨を得意とする原田君は11番手をGET。
並みいる全日本勢の中へ割って入りました。
2日当日雨は止んでましたが、路面はまだウエット、決勝は2時過ぎからです。
午前の各クラスウォームアップで路面は乾いていきます。
原田君は朝フリーでは何と6番手のタイム!!これはかなり凄い事ですよー。
本人も決勝雨降ってくれんかなぁ・・・?と言ってました。(笑)
 
何とか路面が乾いて昼ピットウォークの時間に今話題のH2Rデモランが行われます。

チームグリーンの隣のピットに、威風堂々と展示されてるマシン!
スーパーチャージャー搭載の300psのモンスターが藤原選手のライディングによって
世界へ向けて初めて皆の前で走行します。
スターターが回り爆音が鈴鹿サーキットに轟、藤原選手がゆっくりとコースイン。
そこからスロットルを開けると、リヤタイヤがホイールスピンをしながらフロントを持ち上げてました。
「う~ん・・・スゲぇ・・・。」
コースはまだウエットパッチが残っているので、コーナーなどはゆっくりと走行しています。

で最終コーナーもゆっくりと下って来て、車体を起こしてからフルスロットルです!
「速えぇぇぇぇ!!」2周目は我々の見ているプラットホームのコンクリートウォールすれすれをフル加速!
思わず身をのけ反りました。(笑)
3周ほどコースを走ったのですが、あのゆっくりとコーナーを立ち上がってきて、何と305kmをマークしたそうです!
あれがキッチリ最終コーナーから立ち上がれば何キロ出てんの??
スプーンカーブをキッチリ立ち上がれば裏ストレートは何キロ???
今後が楽しみなマシン間違い無しですねー。
是非皆さんカワサキのHPをチェックしましょう!
 
そんなデモランも無事終わり、GP-2の決勝の時間が近づきます。
コースインして、グリッドに付くとポツリポツリと雨が・・・。
サイティングラップに出て行ったとたんに西コースで本降りになったみたいで、転倒車も出る始末。
もちろん赤旗でスタードディレイ。
「ん?これって今年の8耐と一緒やん?」(笑)
「原田君、待ちに待った雨やでー!チャンス!シングルフィニッシュですぜー!」
結局30分遅れでスタートになりました。
ちょっとスタートで失敗があったみたいで2番手ほど順位を落としましたが、クレバーな走りで5周目には
11位まで順位を挽回。それから9位まで上げて次には8位に手が届くぞ!というその周にデグナーでハイサイド転倒!
後で聞いたら、立ち上がりで白線に乗ったみたいです。
ライダーにはケガなども無く何より。本人も結果残らなかったのは悔しいけれど、走行自体は満足との事。
レースを終え、片づけをして、それから九州まで・・・。それが一番しんどそう・・・。(爆)
 
そんなこんなで8耐以来の鈴鹿サーキットを満喫しました。
我々B-SQUARE RACINGもまた来年に向け始動しなければいけません。
その時はまた皆さん、応援ヨロシクお願いします!!




2014鈴鹿8耐のウィークがやってきました。
 
今年は参加台数もかなり増えて71台!
その関係かピット裏の部屋(チームオフィス)が、なんと受付15分で完売状態。
1部屋ウィークで35万もするのに・・・。
もちろん我々も迷った挙句注文入れましたが、取れませんでした・・・。(涙)
あの部屋があるのと無いのとでは、ライダーやスタッフが休めるに大きな差が出ます。
 
無いものはしょうがないので、当日2tロングのトラックをレンタカーで借りて、荷物も積めるし
空いてる時は、そこにスポットクーラーを入れて、休憩の場にしようと5日間借りました。
 
7月23日(水)
朝イチから荷物の積み込み。ライダー2名とスタッフ1名、それと店のお客さんがこの日だけ有休を取って
手伝いに来てくれました。
鈴鹿に付いたのは昼前、これからピットの設営です。
1時間ほど設営をして、昼メシへGO!また戻って設営です。
2台マシンを持ち込んだのですが、2台ともエンジンのナラシをしなくてはならず、ライダー2名はマフラーで
お世話になっている、BEE FACTORYさんへ行って1時間ほどシャーシダイナモの上でナラシです。
スタッフももう1名合流して、何とかピットも完成!
今回はチームグリーンの隣なので、それなりに見栄え良くしなければ・・・。(汗)
お片づけ・・・子供の頃から1番苦手な部類の仕事です。(笑)
しかしこの日も猛暑、梅雨明けして夏本番で、暑いの何のって・・・。
夜はいつもお世話になってる高原さんの家に泊めてもらう事に。ビールが沁みる~!
8耐ウィークはなかなか宿も空いてませんからねぇ・・・。
 
7月24日(木)
この日は車検や装備品の検査が午前中にあり、昼からフリー走行が2回あります。
第2ライダーの原田君も九州から合流して、色々仕事を手伝ってもらってます。
しかしこの車検が長蛇の列・・・。何と車検を受け終わるのに3時間近く炎天下で並んでました。
もうここで体力の80%を消費。どうなる事やら??
 
さぁ、暑い時間帯の2時前より走行開始です。
足回りのセットを決めなければいけません。
色々変更して、何とか煮詰まって来ました。しかし1回目のフリーから転倒車続出!赤旗が出る出る・・・。
そして2回目のフリー走行が始まり15分ほど経った時にモニターにウチのマシンが・・・!!
フェンスの外に写ってるではありませんか?!
「え~!ここどこのコーナー?」「200Rみたいです!!」「1番転倒したらアカン所やん!?」
「ライダーは!?」「ライダーは歩いてたから大丈夫だと思います。」
暫く鈴鹿のモニターを独占してました・・・。
まずライダーが帰って来て話を聞いたら、ピットアウトしてその周に200Rにさしかかった時、イン側に亀谷選手が入って
来て、運悪く相手の車体が振られてこちらのハンドル近辺にヒットして、そのまま転倒したみたいです。
ライダーは擦り傷と軽い打撲で済んでホント良かった。
今回はレギュレーションが厳しく、ライダーが脳震盪と判断されたら、もうレースには出れません。
ライダーもそれがわかってて、大げさに大丈夫アピールをしたそうです。(笑)
しかしレッカーで戻って来たマシンは・・・。見るも無残な姿でした。(涙)

部品もちぎれ飛んで、バラバラです。しかし今大会のマシン飛距離は出せたみたいでしたが・・・。(笑)
まぁ、ライダーが無事なのが1番ですからねー。
ピット奥にマシンを運んで、もう1人のメカと相談して、バラそうと決めました。
ちょうどライダー達がブリーフィングに行ってる時間。
マシン組む時は何日もかかったのに、バラしだしたら30分で見事にバラバラ。
ライダー達が帰って来て、「え~?もうこんなバラバラですか?」とため息。
本番号がこの状態なので、また作戦を立て直しです。
 
明けて7月25日(金)
スタッフも5名ほど合流。
ここからはTカー1台でいかなあきません。
朝フリー走行が2時間あります。また足回りのセット確認。
いつも感覚で物を言う大田選手が、第2ライダーの原田選手のおかげ?か、ここをあーして欲しいとか言ってきます。
ちょっとは成長?してるんですかねぇ?(笑)
昼からはピットウォーク。B-SQUARE RACINGギャルは土曜日からなので、チーム能塚さんのギャルしおんちゃんにお願いしてパラソルを持ってもらいました。
ピットウォークが終わり、テンションMAXの予選開始です。
今回は予選が1回しかなく、しかもA、Bと別れてないため、一斉に70台が出走します。
「危険やなぁ。」と話ししてました。後から出ようか?色々作戦は立てたのですが、結局早めに出走する事に。
そして2周目に入って前はauの渡辺一馬選手にベタ付きです。
後でカメラで確認したら、ヘアピンまで後ろに付いています。
この後は大田選手の得意としてる西コース!と思った瞬間カシャーン!!やっちまいやがった!
その周に渡辺選手は2分10秒台、タラレバRacingとしては成功していれば、2分11秒台、悪くても2分12秒前半は
出せてたかも???
しかし、予選は2周目なのでまだ計時されてません。「ヤバい早く帰って来い!」
やっとピットまで帰って来た所で赤旗中断。「チャンス!!いまの内に直すぞー!」
ステップ、レバー、ハンドル、それにラジエターホースが破れてます。
何とか赤旗中に直せて残り10分で再びコースイン。
しかしリズムが狂ったか、2分14秒台しか出ませんでした。
15分後には第2ライダーの原田選手の出走です。
昨日の転倒の影響が残って無ければえぇのですが・・・?
原田選手は2分15秒台で予選を無事終了。影響は残って無いみたいで良かったです。
そして第3ライダーの菅原選手。
テストから、マシンになかなか乗る機会が少なく申し訳無かったです。
しかも少し大柄な彼は我慢して、大田、原田にマシンを合わせてくれてます。
唯一リヤサスのイニシャルとタイヤのエアー圧だけ彼の時変更しました。
それでも2分20秒で無事予選終了。
後は夕方から始まる夜間走行だけです。
夜間走行も無事終了。その夜はピット裏のテントで能塚さんから頂いた黒霧で乾杯。
土曜日はそんなに走行が無いので、安心して飲めます。(笑)
 
7月26日(土)
この日も朝からザ・夏!状態。
午前中は4時間耐久レース。
B-SQUARE RACINGギャルも合流して、昼からピットウォーク開始です。
お客さんも多く、さすが8耐!
それが終わり45分ほどのフリー走行があります。
それも無事終了。
後は恒例の前夜祭。我々はピット練習です。
今回転倒などが多く、ピット練習どころか、エアーホースや、インパクトの合わせもやってません。(笑)
スタッフもほぼ合流できたので、この時間に練習です。
まぁ、毎年同じメンバーでやってるので、1時間ほどでスムースに出来るようになりました。
1年前の感覚を取り戻したようです。
皆若ければもっと感覚取り戻すのは早いと思いますがねぇ・・・?(笑)
しかし水曜日から入ってる数名は疲れがピーク。
目つきが違うと言われました。確かに疲れMAX、顔色も日焼けか疲れからか土気色だったみたいです。(笑)
 
7月27日(日)
さぁ!本番の日です。
この日はピット裏で「レストラン グーテ」さんに、スタッフやライダーのため、食事をケータリングしてもらってます。
レース中は食事も取れませんから、大変助かりました。内容も色々豊富で朝食、昼食と食べやすい物から、ガッツリ系まで
おいしく頂きました。どうもありがとうございます!
 
朝イチにピットウォーク、ウォームアップラン、そしてまたピットウォークと目まぐるしくタイムテーブルが
進んでいきます。
そのウォームアップランでも軽い転倒があり、修理です(涙)
本番が始まる前に、殆どのスペアパーツを使い果たしてしまいました・・・。(爆)
「これで何かあったらもう帰るで~。」とピットでボヤキ入ってましたね。(笑)
しかもこの日は天気が崩れる予報が出てます。
「今日は荒れそうやねぇ・・・。」とスタッフと話ししてる間にも、みるみる内に雲行きが変わってくるではありませんか。
スタート進行が進んでいきます。一応レインタイヤも準備済み!
マシンをグリッドへ並べ選手紹介。B-SQUARE RACING & NOZUKA 紹介を受けカメラに手を振ります。
ポツリポツリと雨粒が・・・。西コースの空は真っ暗。
2周のウォームアップランに出て行きましたが、戻って来た時スタートディレイの放送が・・・。
雨も大粒が一気に降ってきました!ゲリラ豪雨です。一度ピットに戻り、レインタイヤへ交換。
1時間ほど延期で再度、やり直しです。
そして12時35分、約7時間のレーススタートです!
昨年もスタートライダーを経験してる大田選手はスタートもうまく決めてくれました。
スタンディングスタートはチョー苦手みたいですが、ル・マン式はやはり逃げ足?が早いのか失敗はありません。(笑)
後はこの天候をどうクリアしていくか・・・?
しかしスタートして転倒も相次ぎます。レジェンドがジ・エンドになったりとか(親父か!)笑
波乱万丈な予感満載です。
40分もすれば路面も乾き始め、太陽が照ってきます。
1時間後ルーティンのピットインでスリックに交換、サスを少し変更して原田選手が出ていきます。
ピット作業も大きな失敗はありません。
その原田選手が走行してまた50分経った辺りに雨が落ちて来ました。
事前にライダーには自己判断でピットインするように言ってあり、レインの用意をしています。
ピット前にもザーと降って来ました。原田選手ピットイン。
少し早いですが菅原選手に交代です。隣のチームグリーンの渡辺選手はストレートを走って行った様子。
その直後やっぱり・・・。
雨なので、燃費的にウチらは1時間以上走れます。タイムキーパー&燃費計算を素早くスタッフがしてくれて
菅原選手には1時間以上走らす事に。そうしてるとまた転倒車でセーフティカーが入ります。
「う~ん・・・また計算や!」これまた雨が止み太陽が顔をだします。
路面が刻一刻と変化。菅原選手には我慢してもらって、ラインが乾くまでレインで走ってもらい、
タイムを稼げる大田選手の時、スリックを導入です。計1時間15分近く走ってもらったでしょうか?
セーフティカーが入ってたので、体力的にはそんなにしんどくは無いはずです。
ピットインのサインを出し、2回目の大田選手へ交代です。
この時もピット作業で大きな失敗はありません。Good Job!
その後は天気も安定してきました。
大田選手も無理をせず走行しています。今の順位は25位辺り。
1時間でピットイン、2度目の原田選手の走行です。
今回転倒は多かったですが、3人の中でタイムを出しながら、原田選手が1番安定感があるのではないでしょうか?
サスペンションもよく理解してて、彼の意見で我々はかなり勉強になりました。
そして菅原選手に交代です。
菅原選手は普段ST600で主に岡山を走ってるライダーです。
鈴鹿は7年ぶりで、しかもテストであまり乗れなかったハイパワーの1000cc。
その中で第3ライダーの役割に徹してくれて、ちゃんと仕事をこなしてくれて、次は少し走行少なめで45分ほどの走行です。
本来ならゴールライダーは原田選手でしたが、スタートディレイやセーフティーカーで、トリも大田選手。
「最後また1時間ほどあるけどいけるか?」と裏でマッサージを受けている大田選手に聞くと
「大丈夫っす!任せて下さい!」元気で軽いお返事・・・。「その返事が1番心配やねん!」
などと言いながら用意してもらいます。
菅原君も無事帰還。
さぁ!最後の走行です!
熱でかアクスルシャフトも心なしか抜けにくくなってきてますが、何とか最後のピットワークも終了。
最後の走行にも関わらず、S字の入り口で3台が転倒、またセーフティーカーが導入されました。
「もう最後やねんから皆ゆっくり行こうやー。」と言ってもレースですからそうもいきませんよねぇ。
そして7時半、長いサバイバルレースにチェッカーが振り下ろされました。
 
トップは昨年に続き#634ムサシハルクプロ。
我々B-SQUARE RACING & NOZUKA 予選39位、決勝27位。
 
色々ハプニングはありましたが、この過酷なレースを完走出来た事に満足しています。
これも準備から手伝ってもらった、スタッフや、スポンサー、各ライダー、ホント皆でもぎ取った順位だと思います。
タラレバはやはりタラレバ。ちゃんと結果が残っているので、これ以上はありません。
今までの8耐で1番と言っていいほど疲れました。しかし1番達成感があったのも事実です。
これが耐久レースの魅力なんでしょうね?
ヤミツキにならないように気をつけなくては・・・。(笑)
 
こんな感じで2014年とても良い花火を見る事ができました。
これもスポンサー様や、応援して下さった皆様のおかげです。
本当にどうもありがとうございました!! 




7月19日現在、まだ8耐マシン2台を制作中です・・・。(汗)
もう4日後には鈴鹿に向かって出発しなければいけません。
 
7月2,3日2回目の合同テストがありました。
初日の天候は曇り、おもに足回りとマップのテストに時間を費やします。
この日は夕方からナイトセッションもあり、ライトオンで走ります。
無事終了して、スタッフ&ライダーは焼き肉へGO!
大田選手も自己ベスト2’12’8を出し、収穫ある1日でした。
 
明けて2日目、天気は微妙です。
予報では昼から雨・・・。
案の定午後から雨が落ちてきて路面を濡らしだしました。
前回雨を走ってる原田選手が本領発揮!
安定感ある走りを披露してくれます。
菅原選手も、他のライダーからアドバイスを受けながら、7年ぶりのスズカを走行。
そして最後のセッションで大田選手が1回目に続き最終コーナーでやってくれました・・・。
あ~あ・・・順調に来てたのに・・・。
ライダーにケガは無く、マシンも小破。
しかし、「2&4から100%(転倒)男やな!」と帰って来たピットで言われてました。
また大阪に帰って修理の再開です。(涙)
 
そして次の週7月8日4メーカー合同テストに呼んで頂き、次の日の9日はタイヤメーカーテストです。
しかし1台修理中のため、Tカーの1台でそのテストへ向かいました。
所が午前中テストの終了するちょっと前に、その1台がエンジントラブル・・・。
何か今年はツキがありません。
本番の2週間前なのにー!!
ここからまた戦いが始まります。
 
てな具合でまだ制作中・・・。
ホント間に合うのかなぁ?めっちゃ不安です。
しかしグチを言っててもしゃーないので、間に合わす様に頑張ります!!
皆さん本番はB-SQUARE RACING & NOZUKA 30番ピット(チームグリーンの隣)を応援ヨロシクお願いします!!




6月5日第1回鈴鹿8耐合同テストがスタートです。
 
当日天気は雨、しかも風も強く大丈夫かぁ?みたいな天気です。
ライダー3人&メカ2人の計5人で現地入りです。
 
ライダーは大田雅裕、九州のチーム能塚から原田武人選手、岡山を中心に走ってる菅原豊選手が集合。
この3名で今年の8耐を戦います。
 
原田選手は足回りのセットアップなどにも詳しく、とても頼りになる存在。
九州選手権や、全日本などでも、上位に食い込んでくる選手です。
菅原選手は岡山選手権などを中心に、ST600で走っていて、いつも上位争いをしている選手です。
それといつも元気満開の大田選手、この組み合わせがどうなるか未知数で、楽しみでもあります。
 
天候には恵まれませんが、我々B-SQUARE RACINGとしては、殆どウエットのデーターが無く、
これはこれで良しとしようと、メイン&Tカーを3名で走らせました。
先日リヤのリンクを小変更して、それが良い方向へと行ってます。
それをウエット路面で確認し、ウエットの足回りのセッティングを探していきます。
 
午前中のセッション1では、なんと9位につけていました。

午前は雨が強くピットロードも川状態。
それでも上位ワークスチームは速い・・・。
 
午後からはセッション2、セッション3と2枠あります。
セッション2では雨は弱くなったり、一時止んだりしましたが、こんどは風が強い。
何か台風みたいな天候です。
そこでも何とか12位につける事ができました。
足回りのセットアップも、大幅に外す事も無く、順調に進めていけています。
 
最後のセッション3でリヤタイヤだけ新品に交換。
雨も止んで、コースにも川や水たまりが殆ど無くなってきました。
各上位チームもどんどんタイムアップしてきます。
そこで我チームのタイム出し男、大田雅裕もぐんぐんタイムアップ、最終コーナーではフルバンクで車体を
振りながら出て来るではありませんか?!
「ヤバイ、ヤバイ!何とかピットに入れよう。」
メカの1人が大きく手を振ってピットインの手招きを試みます。
ライダーはそれを見ているのか?代わりにスタンドにいた子供が、間違えてこちらに手を振ってきます。(笑)
「ちゃう、ちゃう!君ちゃうんやー!!」(爆)
残り15分・・・赤旗が出て走行中断。モニターに写し出されたのは#810。
場所はヘアピンのクリップ付近です。「あ~あ・・・やっぱりやっちゃった。」
何となくそんな気がしました。
低速コーナーなので、ライダーとマシンにはそんなダメージはありません。
「ホッ!」と胸を撫で下ろします。
一応救急車に乗せられメディカルへ。
メディカルの前まで行くと、名前を呼ばれて元気に「ハイ!!」と返事をする彼の声が中から聞こえます。
「はぁ~、なかなか一筋縄では行かせてくれませんなぁ。」
ピットまで帰って来ても清々しい顔をしてました。
後で聞くと総合で10位のタイムを出せて、本人は納得してたから・・・みたいです。
確かにタイムの成績は上々、悪条件の中文句無しです。
それを最後まで継続してナンボ。
耐久レースそれが試されるレースですからね。
 
こんな感じで1回目の合同レースは終了しました。
総合10位、こちらが拘った最高速もFCC.TSR、ヨシムラ、チームグリーンに続き4位をGET!
まだまだセットアップを進め、第2回のテストに備えたいと思います。
 
皆さん応援宜しくお願いします!!
 


4月12,13日いよいよ全日本ロードレースの開幕戦です。
 
一足早く、JSB1000クラスが4輪のフォーミュラーと同時開催。
鈴鹿2&4レースです。
 
我々、B-SQUARE RACINGはこのクラスにZX-10Rでエントリー。
ライダーは大田雅裕、昨年まではST600の方がメインでしたが、今年はJSB1000に絞ってます。
昨年の2&4は決勝1周目で転倒リタイヤだったので、本人もリベンジで燃えています。
 
金曜の合同練習から参加していて、先月エンジンオーバーホールに加え、パワーアップもしたので
それに合わせての足回りのセッティングに専念します。
私もその夜には合流予定だったのですが、午前中にトラブルが発生・・・。
TELがあったので、午後一番に現地へ向かいました。
昼からは車検や、午後に走行時間が迫っているため、現地のメカは1人パニック状態だったみたいです。(笑)
何かこれっていつもの感じ・・・?
どうやらドライブチェーンが切れたみたいで、何とかKEN RACINGの方から借りれて何とか間に合ったみたいです。
どうもありがとうございました!
現地到着したら、これからキズ付いたスイングアームを交換する所。
ライダーがニコニコしながら合同練習の結果表を見せるではありませんか?
総合で12位?タイムは2分10秒5??「ハァ?何これ?」上はワークスチームばかりです。
笑顔で「いや~出ちゃいました。」と言うではありませんか?
ライダーブリーフィングでも一目置かれ、色んなライダーから話しかけられたみたいです。(笑)
チームグリーンの釈迦堂監督も飛んで来て「お前ら何やったんやー?!」てな始末・・・。
どうもトランスポンダーの誤作動?かと思われます。しかし微妙なタイム。
狂うのなら全く出ないタイムか全く遅いタイムならわかりますが、もしかしたらと思わせる位のタイムでした。
本人もコントロールタワーに確認に行きましたが、狂いは無いと言われ、一応それが公式記録として残るっぽいですね。
「この記録額に入れて家宝にしますわー!」と言ってました。(笑)
一通りの整備を済ませ、その夜はお世話になるライダーの知り合いの高原さん達と晩メシへGO。
ずっとその話題で盛り上がっていました。
 
12日予選日です。
まだまだフロントサスに不安を残す状態。
ファクトリーフラットアウトの高島君もずっと付きあって頂き、フロントのセッティングを詰めていきます。
パーシャル時チャタリング解消と2次旋回の向上を目指します。
予選でもイマイチそれが解消せず。2分13秒3でクラス10位、総合で20位でした。
予選は無事通過はしましたが、12秒、11秒台が見えてる分、あともう少しが悔やまれます。
予選が終わって、ピットウォークの開始です。
今回は4輪の台数が多いのかピットの割り当てが無く、我々はテント村生活・・・。
それでも空いているピット前にマシンを出し、RQ3名に立ってもらいチームアピールです。
今回いつも来てもらってる容子ちゃんに加えニューフェイス2名、Ayaちゃん、杏奈ちゃんがお手伝いしてくれました。
終わってから明日朝のフリー走行に備え、またセッティング変更。
それとまだ試してないリヤタイヤのコンパウンドも変更してみる事にしました。
 
明けて13日決勝日

朝8時過ぎよりJSB1000のフリー走行です。時間は30分しかありません。
フォークの突き出し量や、テンションの変更が功を奏したのか?チャタリングも殆ど無くなり、上と戦えるマシンに!!
「これでいけますよ!」と無理なく13秒前半出せる様になりました。
そこではライダーも無理せず、残り5分を残して帰ってきました。
朝フリーでは総合16位!「イケるんちゃうん?!例の幻タイムが幻じゃなくなるかもよ~?」と周りは喜んでました。
その後整備などで私達は見に行ってませんが、RQフォトセッションがあり、彼女達はそれに参加していました。
正午を挟みピットウォーク開始。
天気も雨予報から曇りに変わり、お客さんの入りも上々でした。
JSBの決勝はその後30分も無いため、ピットウォークも早々に切り上げ、準備に入ります。
ライダーにもいつもの緊張の時間です。
目を閉じて、集中力を高めます。彼本来の明るいおチャラけキャラは暫し封印・・・。
さぁ!コースイン!!グリッドに並びます。

さすがに全日本になると真中よりやや前の7列目。前方には有名なライダーばかりです。
大田雅裕この猛者達とどう戦うのか?
シグナルがレッドからブラックアウト!轟音と共にJSB1000がスタート!!
と思いきや、スタート大失敗!!10台近く後退して1コーナーへ・・・。(涙)
「予選えぇタイム出しても一緒やん!」何とか1周目は24位ほどに挽回して帰ってきました。
それから1周1台ペースで順位を上げてきます。
今回周回数は20周、焦らずいってやー!その丁度9周を消化した頃、先頭から5グループ目位でしょうか?
その集台を抜けて、これから前の集団に付くと言う時、ホームストレートに帰って来ません??
見過ごしか?もう1周待ちます・・・。しかしその集団にはいません。
マシントラブルか転倒か?放送もかかりませんし、救急車も出ません。
わからないので、カワサキのサービスブースへ確認しに行くと、どうやらMCシケインで転倒した様子。
「これからと言う時に・・・。」レース走行中はあっと言う間に過ぎるのに、待つ時はなかなか時間が過ぎません。
やっとレースが終了。その後レッカーで帰って来ます。
きっちりカウルが割れ、砂まみれになったマシンとライダーが乗ってます。
今回は自分でも原因がわかる「すみません・・・握りゴケです・・・。」
結構凹んだ様子でした。こちらもドッと疲れが出ました。
ライダーがレース終了後オフィシャルに聞いたらしいです。
「今回何台位転倒ありましたか?」「あ~、あなた1台だけですよ。」
この会話が彼の胸に刺さったのは言うまでもありません。(爆)
 
そんなこんなで我々の2&4レースは終了しました。

早いもので次は鈴鹿8耐。まだ何も決まってませんが、ライダー共々参戦の気持ちはあります。
ぜひこんなチームですが、
応援、スポンサード
宜しくお願いします!!
 
 

3月1,2日恒例の鈴鹿ファン感謝デー。
我々B-SQUARE RACINGも参加させて頂き、大いに盛り上がりました。
天気が少し心配でしたが、昨年みたいに吹雪くことも無く、2日間お客さんの
入りも上々でした。
 
1日の午前9時半からの合同テストで今回はフロントサスペンションを大幅に変更したものを
試す時間にあてました。
30分の走行でセッティングを変更と言うより、その感触を確かめる程度・・・。
あとフロントホイールもまた16.5インチを知り合いから借りて、その感触を確かめます。
一度iに色々やったらダメなのはわかってますが、いつもの様に時間がありません・・・。(涙)
方向性がわかった所もありますが、わからなかった事もあり、何とか次の2&4レースまでに、
もう一度確認したい事だらけです。
 
その走行が終わり後は皆さんお楽しみ?のピットウォークが始まりました。
我々はチームグリーンの隣で、便乗アピールです。(笑)
その後4輪のフォーミュラー、GT、D1などのイベントが目白押し。
最後は花火で締めて、楽しい1日が過ぎました。
 
2日目も全日本デモレースや、永遠のライバル星野&中嶋対決、Moto GPマシンのデモ走行などなど・・・。
天気にも恵まれ、お客さんも大いに楽しめたと思います。
 
もう少し気温が高ければいいのになぁ・・・。
 
さぁ!我々B-SQUARE RACINGは4月12,13日に開催される全日本2&4レースに出場予定です!
今からエンジンオーバーホールに入ります。えっ?遅いって?
いやぁ・・・何かとバタバタした毎日を送ってまして・・・。とりあえず頑張ります!
 
また今年も応援ヨロシクお願いします!!
 


3月1,2日の土日、恒例の鈴鹿サーキットファン感謝デーがあります。
2輪&4輪のデモ走行などが間近で見れるイベント。

これに我々B-SQUARE RACINGも昨年同様、8耐マシンZX-10Rで参加予定です。
1日土曜日には30分の8耐&全日本ロードレースのフルコース走行テストもあり、
本気走りが見れるかも?
後は天気ですよねー。昨年は雪がちらつく極寒でした・・・。
しかしそれでも多くのお客さんが見てくれてます。

8耐はまだまだ先の話かなぁ・・・?と思っていたら、もう準備は始まってるんですよね。
あ~まだ何も手を付けていません。(> <;)
まっ、とりあえずウチらはファン感謝デーからスタートしますんで、今年も応援ヨロシクお願いします!



さぁ!今年の締めくくり鈴鹿サンデーロードレースNGK杯の幕開けです。

何と大田選手はこのレースにJSB1000とINT ST600クラスにダブルエントリー!
冗談で「全日本終わって鈴鹿の最終戦はダブルエントリーでもしたら?」と言ってたのを
真に受けて、先月「ダブルエントリーしときましたー!」とTELを受け、「マジか?!」と慌てました。(笑)
てな具合で2台を慌てて整備に入ります。
600の方は、先日全日本MFJ-GP鈴鹿を走ったばかりなので、そんなに大きな整備や変更はいりませんが、JSB1000の方は夏に 8耐を走って以来動かしていません・・・。(汗)
エンジン、足回り、耐久仕様からスプリントへ・・・などなど色々見直しました。
 
今回知り合いからJSB1000のフロント16.5インチのホイールを借りて、ライダー達はが金曜日から鈴鹿入り。
フロントのグリップ力や旋回性アップを期待します。
しかし、やはり借りてすぐ使うというワケにいかず、どうもかなりフロントの違和感があり、せっかく借りたのですが
今回は今まで馴染んでいる17インチで行く事にしました。
しかも金曜日は気温もかなり低く、日中10度にも届きません。
29日はライダー1名、メカ1名、スタッフ1名、あとお世話になってる、フラットアウトの高島さんが来てくれて
サスを色々変更しての走行でした。
600はやはりセッティングも出ていて、あまり触る事の無かったのですが、
1000のフロント周りはやはり色々セッティングを繰り返した様子です。
何とか練習日は2分16秒までタイムを持っていけました。
しかし最近600ばかり乗っていた大田選手は、少し頭を抱えている状態。
先日「1000と600の切り替え出来るかぁ?」と聞いたら「大丈夫っす!ボク意外と器用なんですよ!」と言ってましたが、
なかなか・・・難しいみたいですね。(笑)
しかし近年なかなか無いST600とJSB1000のダブルエントリー。
これを実行するだけでも、大したもんです。
ビッグマウスからは、「両クラスポールtoウィン、しかもコースレコード出しますよ!」といつもの調子が出てました。
しかし小さな声で「何の根拠もないですが・・・。」とも付け加えてましたが。(爆)
 
11月30日(土)さぁ、予選日です。我々もメカ1名、スタッフ2名がサーキット入り。
今回両クラスとも午後からの予選で、ちょうど昼メシ時辺りで、腹減るのに我慢、我慢。
JSB1000はフロントの接地感が少ない中でも、大田選手は2分14秒9で2位につけました。
トップはチームムラカミ&ウッドストックさんで0.1秒差。「惜しい!もう少しで有言実行その①だったのに・・・。」
と言いながら、まぁ、「問題は決勝レースでどうなるかだから。」とそのポジションを素直に喜んでました。

1つ予選を挟んで、着替える間もなく600の予選開始です。インターST600クラスはエントリー台数が少なく、
9台での予選。それでも2位に1秒2以上離し、ポールポジション獲得!しかも従来のコースレコードを1秒以上塗り替えました。これで有言実行のその②と、その③はやった事になります。(笑)
本人も上機嫌で着替えてからピットにおらず、その辺中の友達の所を歩きまくってました。(笑)
ライダーもやっと帰って来て、少し遅い昼食をサーキットの外に食べにいきました。
メカの1人が「鞍馬サンドの納豆コーヒーゼリークリームサンドなる物、めっちゃウマイっすよ!」
と押していたので、興味津々食べにGO!
見た感じはとてもウマそう。しっかり糸を引いてましたが、これが食べると全然納豆臭くなく、美味!!
納豆の苦手な人でも全然OKって感じでした。まぁ、自分は納豆大好きですが・・・。
1度サーキットに戻り、一通り整備を済まして、夜は同ピットでお世話になってる滝さん達と中華を食べに行きました。
 
明けて決勝日、大田選手の友達や、8耐のピットクルーなども応援に駆けつけてくれました。
この日も決勝は昼から「また昼メシ食われへんやん!」と言いながら用意を進めていきます。
JSB1000のスタート進行がはじまり、ライダーはツナギに着替え、ピット前にマシンを出して
緊張の時間が流れていきます。
グリッドにマシンを並べポールのマシンを見ると、めっちゃお金かかってます。
こっちは外見フルノーマル・・・。今回リヤサスも中身こそ変更してますが、外見ノーマル。
パッと見て、変わっているのはホイールとブレーキのみです。ちょっと見劣り?してますかね?(笑)
けど「勝負は結果!スピードは負けてへんから!」とライダーにハッパをかけます。
しかしトップ3台は皆カワサキ勢のZX-10R。嬉しいじゃありませんか!
「今回はタイム差が無いから見ごたえあるレースになりそうやね?」とスタッフと話しながら、グリッドを離れました。
サイティングラップが始まり、今回も2周タイヤを暖めます。
昨年はこのサイティングラップで、後車をブッちぎって帰ってきて、グリッドでかなり待たなければならず、
その間にタイヤが冷えるという失態をしました。
今回は昨年の事を思い出し、中ほどのグループでタイヤを暖めて帰ってきます。
ピットでは「成長してるや~ん。」と皆モニターを見つめ笑ってました。(笑)
さぁ!グリッドに整列・・・シグナルレッドからブラックアウト!!
お約束のスタート失敗!!1コーナーへ6番手で入っていきました。(汗)
しかし1周目で1台抜き、2周目で前の車両が転倒。4周めには2位の車両をシケインで難なくパス!
5周目からはトップとのドッグファイトが始まります。
トップは同じZX-10Rのマシンで、トップスピードでなかなか抜くワケにもいきません。
コーナーで揺さぶりをかけてますが、相手もウマイ!
7周目にヘアピンでインに飛び込み、トップに踊り出ました!
「よ~し!そのまま離せ~!」と、こちらは手に汗握ります。
しかし、次の周最終コーナーで周回遅れと絡み、1コーナーでまたインを刺されます。
「あ~このまま2位で終わるのか?」と思ってたら、最終ラップ何とダンロップコーナーでピッタリ後ろに付き
インに入り立ち上がりで抜くではありませんか?!「お~っ!やりよった!!」ピットも歓声が溢れます。
そのままスロットル全開!!2分13秒5を出し逃げて、最後は少し間を開けてトップでチェッカー!!
JSB1000のレースで、なかなか迫力ある展開でした。
これでダブルウィンの序章が幕開けです!!
優勝の余韻に浸る間も無く、ST600の用意を始めます。
本人も1度ツナギを脱ぎましたが、これは優勝のシャンパンがかかったのを掃除するため。
終わればまたすぐツナギを着込みます。
ST600は2位との差が1秒以上あったので、若干楽な展開になると思います。
 
1時間後、600のスタートでグリッドへ移動。
台数は少ないとはいえ、皆国際ライセンス保持者。
ジワジワとスタートの時間が迫り、同じ様にシグナルレッドからブラックアウト!
ここではスタートもうまくいき、ホールショットで1コーナーへ・・・。
見る見る内に後続を引き離します。
タイムも2分15秒前半で安定しています。(予選で使った中古タイヤを使用)
2位の選手がやっと集団を抜けて追従してきましたが、同じ様なタイムのため、なかなか間を詰めるにいたりません。
しかしピットからは気を抜かせないために、タイムUPのサインを出します。(ちょっとイジ悪?)(笑)
するとサインを確認して、1度14秒台に入れるではありませんか。
「おっ!ちゃんとサイン見とるねぇ。」(笑)
そのコンマ数秒でまた少し2位との間に間隔が開き、何事も無かった様にゴ~ル!!
やりました!!有言実行のダブルウィン!!
近年ではなかなか珍しい偉業です。同じ排気量でのクラス違いとかのダブルウィンは
あったと思いますが、ST600とJSB100では無かった?と思います。
 
帰って来たライダーに「レジェンドになったなぁ!」と言ったら「楽勝っす!何ならトリプルエントリーでも大丈夫っす!」
と、いつものビッグマウスへ戻ってました。(笑)
しかしそんな彼も、自分にそういったプレッシャーをかけてこのレースに挑んでました。
人並みに緊張もして、人並みに色々戦略やセッティングも考えて・・・。
ただロード&オフロード問わずバイクが好きで、トレーニングは怠らず、モータースポーツが大好き・・・。
その辺が彼の速さの秘密かも知れません。
 
その夜は言わずとも祝勝会。
今回同ピットでお世話になった滝さんチームと合流して、近所の焼肉屋さんへ・・・。
スタッフがお金を出し合ってくれ、大田選手を祝います。
4時間ほどレースの話に華を咲かせました。
普段ウチらは食事に行っても一切レースの話にはなりませんが・・・。(笑)
 
今年は8耐や全日本そしてサンデーロードレースを、終わり良ければ全て良し!の最高な形で締めくくれました。
1年間応援して下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
まだ来年のレース活動は決まってませんが、また応援&ご支援の方ヨロシクお願いします!
 


11月2,3日全日本ロードレース最終戦MFJ-GPが鈴鹿サーキットでありました。
我々、B-SQUARE RACINGも大田雅裕選手でST600クラスに出場です!
 
MFJ-GPは誰でも出れるレースではなく、全日本フル参戦か、全日本レースのどこかでポイントを獲ってなければ
出場資格がありません。
大田選手は、開幕戦茂木ラウンドで18位、3ポイントGETしてました。
最終戦は走り慣れた鈴鹿です、本人も気合十分で臨みました!
自分は店があるため、土曜日の朝イチから合流します。
 
10月31日(木)からフリー走行の開始です。
朝イチにメカが到着、しかしライダーが来ません・・・。
メカの番匠君とはライダーも付き合いが長く、別に心配もしません。「またや・・・」の大遅刻(汗)
何とか走行に間に合ったそうですが、きっちりウォーマーもかけれなかったそうです。(笑)
午前1回、午後1回のフリーがありましたが、この日は2分16秒台止まり。
少しシフターにトラブル出たみたいですが、何とか解消したみたいでした。
 
11月1日(金)この日は日頃お世話になっているファクトリーフラットアウトの高島君がピットを訪れてくれて、
色々サスのアドバイスを貰った様子。そこで少しセッティングを変えて、2分15秒台に突入!
本人何が変わったのかわからないけど、ルンルン気分だったみたいです。(笑)
他のセットも試したみたいですが、乗り方を変えなければタイムアップに繋がらず、今回は時間がないので
今までに戻しました。
 
明けて11月2日(土)自分とスタッフ1名、RQ2名が合流。
朝9時30分の早い時間から予選がスタートしました。
やはり走行に出る間際は、大田選手も緊張の色を隠せません・・・。
目を閉じて集中力を高めます。
コースインして4周目位に自己ベストを更新して、2分14秒9を叩き出しました。
それでも17位です。トップは2分12秒フラット・・・。しかし速い。
クリアラップがなかなか取れず、何度か間を外すためピットイン。
残り5分で最後のアタックに出ていきました。
チェッカーを受けた最後の周に、ベスト更新の2分14秒6!!
本人もよほど嬉しかったのか、大きく頭を立てに振りながらホームストレートを駆け抜けていきます。
予選前は「13秒台に入れますよ!」と強気のビックマウスでしたが、あと0,4秒「惜しかったなぁ・・・」です。
予選も終えホっとしてる所に、大田君の知り合いでモトクロスのカワサキワークス新井選手も応援にピットを訪れてくれました。
無事予選を16位で終えて、11時過ぎからピットウォークが開始。
レースクイーンの2名の笑顔がマシンに華を添えてくれました。
ピットウォークも終わり、「昼メシでも食いに行こうや」と、なか卯までGO。
そこで発覚!?大田君が「須藤さんちょい千円貸して下さい」「ん?財布忘れたんか?」
メカのヒロ君が「こいつ財布の中、3千円も無いんですよ」「え~?全日本レースに参戦してんのにか?!」
後々ヒロ君から聞いたら、遅刻はする、工具箱は持って来てるが何故か軽い?=工具があまり入って無い。
スペアパーツはカウルとステップ、サイレンサーのみ、発電機は借り物、それを乗せる台車は現地調達(借り物)、
しかも所持金はその辺の中学生に負けてる・・・。
なかなか根性据わったヤツです。(笑)
それでもキャラは明るく、ツナギに着替え走り出せば、そこそこ速い・・・。憎めないヤツで周りは応援するみたいですねー。(笑)
数日前から店にインターンシップの学生が来ていて、レースにも参加させてました。
その彼は普段マジメで大人しく、大田君とは正反対。「ヤツの明るい性格を見習わなアカンでー」と言ってたら、
遅刻する所だけ見習ったみたいです。(爆)
 
さぁ!いよいよ11月3日(日)決勝日です。
朝から空はどんよりとした天気、予報では午後から雨の予報。
ST600は10時からのレースなので、何とか大丈夫そうです。
朝から8耐ペアライダーの田中君家族や、8耐スタッフも応援&手伝いに来てくれ、大田君の友達もピットに続々来てくれました。

コースへ出て行き、グリッドに整列します。
選手紹介が終わりスタッフが離れ、ウォームアップラン。
もう1度グリッドに並び、シグナルがレッドからブラックアウト!!
スタートはそんなに悪くありませんでしたが、1周目18位で戻ってきました。他が絶妙だったのでしょう。
3周目には元の16位へ上がっています。
先頭から分ければ4グループ目辺りか?3~4台ほどのバトルになってます。
トップに転倒などがあり、14位近辺です。
数日前には「15位以内に入らなければ、皆にメシおごりますよ!」と豪語してましたが、今の所ギリ大丈夫か?(笑)
しかしあの財布の中身じゃ無理なはず!?
一時前を抜いて13位まで上がりましたが、残り3周でまた抜かれ14位で無事チェッカー!!
帰って来て聞いた所、腕が上がったみたいです。
日頃モトクロスでトレーニングを積んでいましたが、「モトクロとは使う筋肉違いますわー!」と弁明・・・。
「今更かよ!」と皆に言われてました。(笑)
 
何やかんやで、B-SQUARE RACING ライダー大田雅裕 予選16位 決勝14位で無事全日本最終戦を終える事ができました。
これもスポンサー様、応援して頂いた皆様のお陰かと思います。どうもありがとうございました。
 
カワサキもWSBKでサイクスがチャンピオンを決め、全日本では1ヒート目で柳川選手がランキングトップ!
惜しくも1 ポイント差でチャンピオンを逃しましたが、近い将来ワールドも日本も緑の風が吹き荒れる事と思います!!
また皆さん、応援ヨロシクお願いします。
 
あと12月頭の鈴鹿選手権NGK杯にST600&JSB1000に大田選手がダブルエントリーしています。
何とか両方ポールtoウィン??できたらいいね!



先日9月16日に奈良法隆寺自動車教習所で八尾カワサキさんの試乗会がありました。
そこへお呼ばれして、ブースを出す事に・・・。
今回はカワサキの車両とハーレーの試乗会です。
我々は8耐マシンZX-10Rや、全日本で走らせてるST600マシンZX-6R、当店のカスタム車両ZRX1200を持ち込み
展示、キャンギャル2名による粗品を配らせて頂きました。
 
当日は台風の影響でどうなる事か?
前日の夜に台風が上陸して、朝方まで暴風雨の警報が出る始末。
朝出発の時はまだ風が強く、「とりあえず現地に行ってみよう」と手伝いで来てくれてる
国際ライダーの大田君と大阪を出発しました。
 
現地近くは通行止めなどがあり、住宅地も冠水してる所がありました。
それでも何とか現地に到着。八尾カワサキのスタッフさん達は、会場設営に頑張っていました。
当日こちらを手伝ってくれる人々も集まり、B-SQUAREのテントも設営できました。
午前中はまだ雨や風も残っていましたが、昼からは台風一過で晴天になり、暑い位の気候。
お客さん達も集まり始めて、その日を楽しめたと思います。
 
さぁ!後は11月2,3日に全日本最終戦鈴鹿MFJグランプリ。
これに大田選手がST600クラスに出場します。
本人は「絶対トップ10に入ってやる!」と日々モトクロスでトレーニングに励んでおります。
 
ぜひ皆さん現地に足を運んで頂き、B-SQUARE RACING大田選手の応援ヨロシクお願いします!


 
さぁ!暑い夏・・・鈴鹿8耐がやってきました!
我々B-SQUARE RACINGは3度目のチャレンジになります。
2011年は走り切ったけど、途中転倒の修復作業で周回数が規定周回数に届かず完走扱いにならずで、
2012年はスタート2時間で転倒リタイヤ・・・。
今年こそ!の三度目の正直でチャレンジです。
 
合同テストから波乱万丈な幕開けで、先が見えず・・・状態。
それでも自分を奮い立たせ、何とかマシンを積み込む当日まで作業していました。(汗)
第一便は水曜日の午後に鈴鹿入りし、大阪SAM-RTの大西君とピットの設営です。

共同ピットのTEAM KARBARの河原林君もケガを押しての出場。
皆それぞれ問題を抱えている様子です。
夜にはライダーや残りの荷物も合流です。
ハイエース3台分。帰りには使用後のタイヤなどが増えて4台分近くになります。
翌木曜日、合同練習がスタートです。
午前中はマシンの車検や、選手受付などで時間が過ぎていきます。
お世話になってるサス屋さんのフラットアウトの高島君もずっと張り付いてくれて、
サスのセットアップをしてくれ、助かりました。

今回はノーマル改のリヤサスが結構良く、それで予選に臨む事にしました。
ただノーマルはイニシャルを締めこむのに、外品のように手元でクルクルというわけにはいきません。
鍛冶屋の様にカンカンとシバく!シバく!
なかなか他のピットでは見れない光景?ですね。(笑)
タイム出しをする第1ライダーの大田君も、路面温度が高いせいか2分14秒の前半留まり。
第2ライダーの田中君は17秒、第3の佐藤君は19秒代で午前&午後の2回のセッションを無事終えました。
ここまでは大きなトラブルも無く、順調です。
欲を言えば、ちょっとフロントサスが入り過ぎ?
リヤの減衰を増やしたせいか、フロントの油面を少し下げたせいか・・・。
明日の予選を見越してもう少しセットアップが必要です。
後マップももう少し詰めて、明日朝のフリー走行で様子を見る予定。
 
明けて金曜日、さぁ!予選の日です。
朝イチのフリーで昨日やった事の確認です。
足回りはなかなか良い状態。マップももう1度変更して、予選に臨みます!
何とか路面温度のマシな午前にタイムアタックして欲しいのですが・・・。
第1ライダー大田選手の予選スタート!
皆が出て行って、少し間を開けて出走していきます。
数周して1度呼吸を整えにピットイン。その後また出て行き2分13秒5を叩き出しました。
一応自己ベストタイム。しかし上は速い!そのタイムでも35位前後でした・・・。
しかし、攻め過ぎての転倒が無くて、スタッフは胸を撫で下ろします。
 
予選間隔に時間が無く、15分後第2ライダーの予選スタート!
「こんな時、転倒とかあったら、スペアカー無いチームは大変やなぁ?」などと仲間と話してました。
今年はスペアマシンがあるので、その辺は余裕?をブチかましています。(笑)
しかし耐久用のワイドステムや、アクスルシャフトなどは1セットしか無いため装着はせず、
本番までお預けです。
第2ライダーの田中選手も今回のベストを出し、第3ライダー佐藤選手もジワジワとタイムアップして
午前の予選は終了しました。

午後は3時過ぎの1番暑い最中、予選がスタートです。
路面温度は60度に近い状態。
第1の大田選手は今度は前の方で出走していきました。
ガソリン搭載量も極力控え軽い状態にしてあります。
同じように数周でピットイン。呼吸を整えまたコースイン!
何とか2分13秒2で数番手ポジションアップしました。
帰って来た大田君に聞くと、毎回遅いライダーと絡み、タイムアップが出来ないようでした。
本人は「絶対12秒台には入ってたのになぁ・・・。」と少し落胆気味。
予選でも何台か大きな転倒があったみたいです。
アナウンサーの「転倒~!」という響きにモニターに釘付けになりましたが、そのたびにホッと胸を撫で下ろす
ピットでした。(笑)
 
今回はライダーの役割もキッチリしていて、第1ライダーの大田選手はタイム出し。
第2ライダーの田中選手はその経験からセットアップ&確認。
第3ライダーの佐藤選手は1週間前に膝を怪我して、その体を慣らすためにムリをせずの走行でした。
そんなこんなで3人とも無事予選を32位で終えて、順調順調!
 
土曜日の午前中は4耐、その間に仲間やRQも続々集まり、昼からのピットウォークです。
今回も3人のキレイ所のおねー様が来てくれて、ピットを盛り上げてくれました。
今年はあのシュワンツも走る!でお客さんの入りも上々です。
大阪から何人かお客さんや、スポンサーさんも応援に駆けつけてくれて、ピットで励ましの言葉をかけてくれます。
「皆期待してくれてんねんなぁ・・・。ヨシ!頑張るでー!」と1人気合の入れ直しです。
監督ミーティングの後、夜は恒例のピット練習。これ暗いから結構大変なんですよ・・・。
それでも30回ほど、タイヤ交換の練習をして、最後にピット作業ベストタイムを出して終了できました。
さぁ!これで万全!決勝の朝を向かえるゾー!
 
決勝当日、7時からピットウォークです。
それが終わり、ウォームアップ走行。昨日耐久用に変更したフロント周りの確認をライダー達にしてもらい、
9時半から最後のピットウォーク。
刻一刻とスタートの時間が迫ってきます。
 
今回スタートライダーは大田選手。サイティングラップに出て行き、グリッドにマシンを並べ
選手紹介の安らげるひと時。
スタッフもコースから退場して、ライダーには大きな緊張が訪れる時間になりました。
自分がマシンを支え、大田選手が走って来るのを待ちます。
ギヤはロー、イグニッションはON。カウントダウンがはじまり、3,2,1 スタート!!!
大田選手はミス無く、良いスタートでした。
 
毎周ピットではモニターとプラットホームのサインマンのサインを出す仕草をチェックします。
この周も無事通過してる・・・。タイムも14秒台、他の車両に引っかかっても16秒台。
「えぇ感じやん」とスタッフと話します。1時間弱でピットのサイン。
「さぁ!ここからこちらの仕事やで!」大田選手の姿が陽炎の向こうに見え、ピットに入ってきました。
ストップボードの人間がマシンを止め、前後タイヤ交換!給油!
第2ライダー田中選手がピットアウトしていきます。
「Good job!」練習の成果か、ミス無くライダーを送り出せました。
 
その後少しはメカニック達の休息出来る時間です。
しかし前回同様、モニターとサインマンをにらめっこ。
今までロングランをしてないので、スタッフが綿密に燃費計算をしてくれて、急遽1人のラップ数を変更する事にしました。
「1人26周で行こう!」この暑さの中、1周増えるのはキツいと思いますが、それなら最後まで走れる。
田中選手も無難に走行をこなしピットイン。
 
第3ライダーの佐藤君にバトンタッチです。その時、リヤのスタンンドがおかしい?
スタンドをかけた時、マシンがグラつきます。何とかマシンを送り出しメカに聞くと、どうやらスタンドフックの
ボルトが1本折れているらしい・・・。「え~!?今までどうも無かったのに・・・」
チェーンアジャスターボルトも緩んでいたらしく、次のピットインで修復作業です。
佐藤選手もレースで本領発揮か、自己ベスト更新でラップを重ねます。
しかし膝に爆弾を抱えている身、いつピットインしても良い状態でこちらは備えます。
何とか26周をこなし、ピットイン。前回確認したスタンドフックとチェーンアジャスターを修復。
それでも4分半ほどのロスでピットアウトできました。
 
大田選手も2回の走行をキッチリ走ってます。
今まで転倒の多いライダーでしたが、成長したもんだなぁ・・・。
マシンを降りれば明るく楽しい人間ですが、一旦マシンに乗れば「このクソマップあきませんわー!変えてください!」
と厳しいご意見。「クソマップって・・・。」(笑)
 
大田選手が26周走行して無事帰還。
田中選手がまた出ていきます。
ピット裏の部屋に行ってマシンの状態を聞くと、問題は無い様子。
しかし大田君が「ヤバいっす!腰があきません。」と悲痛な叫び。
この日のため、鍼灸院の辰巳先生に来てもらっていて、エアコンの効いた部屋でマッサージを受け3回目の走行に備えてもらいます。
さぁそろそろ折り返し地点。
田中君もタイムは落ちてますが、コースに留まり走行中。
その田中選手がルーティンのピットイン。
マシンを止める寸前に何かを指差しています。
見たらクラッチレバーがグニャっと曲がってるではありませんか。
1度折れるかもしれないけど、戻してみます。ポキッ・・・やはり折れました。
慌てて新品と交換。この作業で今度は3分半ほど時間がかかりました。
まぁそれでも去年、一昨年に比べればマシなトラブルです。
マシンを降りた田中君に聞くと、ヘアピン立ち上がりでどうやら接触があったみたいです。
「う~ん、今年はマシンにお守りを積んだ効果があったかな?」
実はお客さんがお守りを持ってきてくれて、それをシート下に入れてます。
ライダーがクリスチャンなら効果はわかりませんが・・・。(笑)
まぁ、困った時に神頼みするのが自分の信条なもんで。(爆)
 
佐藤君も怪我を押して立派に走行をこなしてくれています。
しかしだいぶ疲れが出てるのか、タイムにそれが反映されて来ています。
早めの交代も考えて、大田君に用意をしてもらいます。
それでもきちんと26周走り終えピットイン。
さぁ!最後の走行。「気抜かんと行きやー!」と大田君に声をかけ送りだしました。
しかしその頃から空が怪しい雰囲気・・・。
カワサキの藤吉さんとも話しをしていたら、どうやらゴール直前に雨が来るみたいです。
一応レインタイヤの用意も怠り無くやってはいるけど、何とかもって欲しいなぁ・・・。
 
そんなこんなで無事最後の走行を終えた大田君が帰ってきます。
マシンを降りて疲れきった彼の顔を見たら、「よくやった!」としか声をかけれませんでした。
しかしここでも小さなトラブル。フロントのジャッキパイプのボルトが取れてジャッキアップできません。
何とかフロントタイヤは交換できたけど、次何かで入る事があれば、従来のフロントスタンドを使用せなあきません。
数秒ピット作業が変わってくると思います。
 
ゴールライダーは田中選手。
彼は経験の長いライダーです。SP400,GP250,ST600,JSBとステップアップしていき、
2003年に1度8耐にチャレンジしてますが、その時も完走ならず・・・。
10年越しの夢に向かって今走ってます。そんな彼に何とか今回ゴールを決めて欲しい・・・。
そんな周りの思いでゴールライダーに決定しました。
経験の長いライダーなので、もし雨が来ても安心です。
そう思ってたら残り30分ほどでやはり雨が落ちてきました。
西コースの状況がわからないので、ライダーのサインでこちらは待機します。
しかしサインマンからは「通過していきましたー!」との連絡。
雨が大粒に変わり、それでも彼は入るサインを出しません。
色々なコーナーで転倒の情報が入る中、「Pのサイン出して!」と指示。
そのとたん雨が小降りに・・・。「これでピット来たら、とにかくライダーに確認しよう。」
次の周に田中選手がピットイン。
状況聞くと、タイヤを変更してくれとの事。
レインタイヤに変更してすぐピットアウト。やはり鈴鹿の夏はドラマチックです。
 
そしてゴールへのカウントダウンがはじまり、午後7時半にゴ~ル!!
走りきりました8時間!!小さなトラブルは数回ありましたが、夢のゴールです!
マシン達の光の波が、マーシャルカーと共にホームストレートに帰ってきます。
8時間走りきったライダー達とピット前でハイタッチ。「お疲れさん!!」
 
我々B-SQUARE RACINGは3度目にしてやっと28位という成績で完走出来ました。
これもいままで応援してくれた皆さん、スポンサー様のお陰で、今我々がこの場所に立っていられる・・・。
監督として、涙こそは出ませんでしたが、胸の真ん中がジーンと音を立てていた瞬間でした。
 
その後ライダーやスタッフ達と握手を交わし、花火の上がる中、美酒で乾杯!
完走メダル授与式にも参加できしました。
 
B-SQUARE RACING & OSAKA SAM-RT  マシンKAWASAKI ZX-10R 予選32位 決勝28位 周回数197
 
この夏、鈴鹿の歴史と我々の胸に刻まれました。
 
 

7月22日

やっと8耐仕様に2台のマシンが仕上がった~。
細部を色々と変更しなければいけなくて、新たにパーツ製作や切削作業、フィッティングに戸惑ってました。
 
この1週間はパニックで、「何で俺こんなしんどい事してんねやろ?」と逃げ出したくなる気持ちに
「いや!好きでやってる事やろ!」と2人の自分が戦ってました。(笑)
 
そんな中、8耐を手伝ってくれるメンバーや店のお客さんが色々手伝ってくれたり、
タバックスエンジニアリングの田端さんが夜遅くまで手を貸してくれたり・・・。
ホントありがとうございます。
 
またお客さんや、企業さんがサポート金を持って来てくれたり、励ましの言葉を言いにご来店してくれたりで、
この大きな鈴鹿8H耐久レースに参戦させてもらってる事を、誇りと共に実感もしました。
 
何とか今年こそ8時間を走りきって、協力して頂いた皆さんにその報告をしたいもんです。
スタッフ&ライダーが一丸となって戦ってきます!
我々第1便は、水曜日から鈴鹿入りしますので、お店は24日~29日までお休みとなり、他のお客様にはご迷惑おかけしますが、何卒宜しくお願いします。
 
B-SQUARE RACING & 大阪SAM-RT  ゼッケン#810
 
  第1ライダー  大田雅裕  
  第2ライダー  田中潤司
  第3ライダー  佐藤龍彦
 
B-SQUARE RACINGの健闘を現地&テレビの前で応援ヨロシクお願いします!!



7月3,4日、2回目の8耐合同テストでした。
我々B-SQUARE RACINGはライダーの都合で4日だけの参加。
3日は曇りで何とかドライで走れたみたいですが、我々が参加の4日は朝から雨・・・。
雨が上がって路面が乾きはじめたかなぁ?と思えばポツリポツリと来るじゃありませんか。
午前中の後半に何とかスリックで出れましたが、路面はまだウエットパッチが残り、ライダーも
全開では全然攻めれない状態。しかもほんの数周でまた暗い空から雨が落ちてきました。
 
そんな中、今回は3速のギヤを変更したので、そのフィーリングを確かめられて良かったです。
もう1台前回のアクシデントから復活を遂げた車両も、色々確認事項がクリアできました。
午後からは時折滝のような雨が降り、ピットまで浸水してくる始末・・・。
「あ~ついてないなぁ・・・。」と言ってたら、大田君が「ボク走りますよ!」と元気はお返事・・・。
「いやいや、ちょっと待て!」ホームストレートだけ見ても1コーナーに向かって、川の様に水が流れてます。
コースは誰も走ってないのに、「こんな中走っても何もならんし、リスク増えるだけなんで様子見よう!」
と、なだめるのに往生しました。(笑)
その後、雨も小降りになったとは言え、コースはヘビーウエット。
それでも3名のライダー達は元気にコースインしました。
 
我々はあまりウエットのデーターが無く、
今回はサスのスプリングや車高などを変え、色々なデーターが取れたと思います。
最終その路面でも全体で1台が13位、もう1台が17位で無事合同テストを終える事が出来ました。
これで本番も天候に左右されずド~ンと来いってか???(笑)

6月6日に1回目の8耐合同テストがありました。

今回はTカーがある2台体制です。

7時半にはスタッフ(まだ1名)、ライダー3名も集合して、
計4名でピット&マシンをセットしていきます。
9時半から走行がスタート。10時にはわざわざ有休を取って、
もう1名スタッフが手伝いに来てくれました。

1台は1年ぶりに乗る佐藤選手が感覚を思い出すため、淡々と周回を重ねます。
もう1台は2日前にカワサキのテストに参加した2名、田中&大田選手が足回りや、
マップなどのセットアップをするため、乗り合いながら周回していきます。
3名ともジワジワとタイムアップをしていき、
マップや足回りのセッティングも進む中、午前の走行終盤になって1台が転倒・・・。

ライダーがメディカルに運ばれましたが、大した事は無く、ホッっと胸を撫で下ろしました。
しかしマシンはダメージが酷く、午後からは走れる状態ではありません。
去年までならここで「撤収~!」となりますが、今年はもう1台あります!
スタッフ&ライダーで昼飯も食わず、主要部品をもう1台に移し変え、午後の走行に備えます。

走行30分前に遅い昼食を取り、「昼からは90分&120分と長いからボチボチ行こう。」と
確認して、午後の走行がスタートしました。
マップも4種類ほど試して、いい所をさがします。
大田選手も14秒台を連発しながら、息を切らす事無く帰ってきます。
さすが若さと日頃の夜遊び・・・いや、モトクロのトレーニングが効いているのか?(笑)

そして最後のセッションでタイヤを履き替え、2分13秒940を叩き出しました。
総合で15位、チームで言えば10位です。上を見ればワークス系ばかりのチーム・・・。

何より嬉しかったのがエンジンを作る側にとって、最高速が292.8kmでこれは3位の成績です!
Team kagayama、ヨシムラの1台に次ぐものでした。
もう1台のヨシムラの車両より1kmこちらの方が速い!!
ヨッシャー!!って感じです。
まぁ、あちらもまだまだ余裕があるでしょうけど・・・・。(涙)

しかしこちらの大田選手も「まだ全然イケますよ!」「12秒は絶対出ます!」と力強いコメント。
大きなお釣りが無ければ良いのですがねぇ。(爆)
しかし太田選手は去年辺りから、かなり成長が見られ、的確なコメントを返すようになってます。
チョープライベーターの我がチームには、データーロガーなる高価なパーツは無いため、
ライダーのコメント一言一言が大事になってきます。
こうなれば、スタンダードに近い足回りや、スタンダードフレーム、ホイールサイズ・・・etcで、
どこまでいけるかチャレンジしたいとも思ってます。

早い話がボンビーチームなだけですが・・・。(笑)

こんなチームに応援やスポンサードしたいと思ってる方々がいらっしゃるなら、この指止~まれ!(笑)




5/31やっと8耐用マシン2台が仕上がりました。
仕上がったといっても、まだ細部は耐久仕様ではありませんが・・・。

6月4日にカワサキの合同テスト、そして6日には8耐合同テストと続きますので
何とか走れる状態にと・・・。
今年は1台をTカーとして使えます。
それの製作に着手したのが3月末から。
4月の半ばには2&4レースがあったため、それは2年前から使ってるマシンで出場しました。
しかし、不運にも転倒でバキバキ状態。(汗)
それを直しながら、エンジンもオーバーホールしつつ、Tカーの製作・・・etc.
通常のお客さんの修理などもこなし、パニック状態が1ヶ月ほど続きました。(爆)

ライダーやメカも何とか手伝いに来てくれて、形になった10Rが2台。
う~ん・・・カッコえぇやないですか!
これから走行テストをして、ベストなセッティングを見つけ仕上げていきます。
「今年こそ!」の想いが強い2013年度鈴鹿8耐。
伝説のライダー、ケビンシュワンツも走ります。
ぜひぜひ、現地に足を運んで頂き、生の8耐を見て我々B-SQUARE RACINGを応援して下さい!

まだまだこれからも、スポンサー集めに力をいれています。
皆さ~ん!こちらですよ~!ヨロシクお願いします!!




さぁ!4月13,14日鈴鹿2&4レースです。

ライダー&メカ1人は金曜日の合同練習に参加するために鈴鹿入り。
全然走行枠が無いため、昨年の最終戦、NGK杯から初めてZX10-Rに乗ります。
2週間前に茂木の開幕戦などでST600は乗ってますが、また違うモンスターマシンのJSB1000クラス。
ファン感謝デーで使用した中古タイヤで午前中の練習をスタートしました。
しかし!NGKの時は出てなかった車体の暴れが出て、大田選手は思うように走れなかったみたいです。
TELで報告を受けたのですが、マップ?足回り?頭の中に??マークばかり出てきます。

セッティングは最終戦から変えてないのに・・・?
もしかしてタイヤなのだろうか?大田選手には午後の走行は昨年の8耐で残った新品タイヤ(ミディアム)があるので
それを使おうと伝えました。
一応室内保管ですが、半年以上経っているので、「キッチリ熱入れて走りや。」と伝え、大田選手もそうしたらしいのですが、
なんとアウトラップの逆バン手前でハイサイド&転倒!と報告が・・・。
カウル、ステップ、シートレール、マフラー・・・etcバキバキになったそうです(涙)

車検まで時間が無く、カワサキのサービスカーから部品をお借りして、メカも汗だくで何とか車検を通すドタバタ劇に
なったそうです。
それでもフロントフォークなど直さなければいけない部品も多々あり、1度大阪に持って帰ると報告がありました。
こちらはスペアマシン(新車)から部品を取って、セッティングを施し帰りを待ちます。

7時頃こちらに到着。そこから修理開始で終わったのが11時過ぎ・・・。
何とか形になり、彼らはまた鈴鹿へGO!です。

こちらは翌日土曜日の朝イチから鈴鹿入りして、午前中の予選に備えます。
練習はろくに走れてないので、「予選落ちもあるかもなぁ?」などと話てました。(汗)

今回出走台数が多く、13~14台は予選落ちがあります。
しかしそこはキムチパワーの大田選手、気持ちを切り替え2分14秒台を出し、25位で予選はクリアー出来ました。

「今日はまだそこまでのタイム出ししてないので、明日はもっと上狙いますよ!」と強気な発言!(笑)

無事予選も終わり、これからはピットウォークです。

2&4レースでお客さんの入りも上々!土曜はRQは1人でしたが、かなりお客さんを集めて頂きました。
エバレーシングやRS-ITOHさんと一緒のピットだったのも功を奏したようです。
その夜はライダーの要望でスタッフと精を付けるため、焼肉を食べに行きました。
昼にステーキ丼なんか食うんじゃなかった・・・。(爆)

明けて日曜、朝8時半からフリー走行開始です。
大阪からスタッフやRQも来てくれました。

そのフリー走行でも細部をセットUPしていき、1時間ほど使用したタイヤでも14秒台が出ています。
決勝では新品タイヤで13秒、速いライダーに付いていって12秒台・・・などと皆でタラレバ話をしていました。(笑)
昼前からまたピットウォークです。店のお客さんもバイクで応援に駆けつけてくれて、

ピット前にも昨日以上にお客さんも入って大盛況!!

ピットウォークも終わり、昼イチで我々JSB1000クラスのレースが進行です。
大田選手も緊張が顔に現れ、マシンと共にピットを出て行きました。
グリッドに戻って来た大田選手から「これ何ですか?さっきからピカピカついてます!」と報告が・・・。
見てみるとメーターにトラクションコントロールの異常ランプが点滅してるではありませんか!
「え~?!何でこんな時に?今まで出てなかったのに!」

慌てて原因を探ります。どうもリヤのセンサーの配線がおかしいようです。
金曜の転倒で配線をキズつけていたのか?どうせなら朝のフリー走行で出て欲しかった・・・。(涙)
何とかその場では消えたのですが、また点滅する恐れが大!
大田選手には「もしスタートして点いたらトラコン効いてないから、気をつけて走るように!」としかアドバイスできません。
我々スタッフもグリッドを離れ、シグナルレッドからブラックアウト!!
轟音が響きJSB1000のマシンがスタートして行きます。

今回スタートは悪くなく、何台か抜いて1コーナーへ。
後で聞いたら、2コーナー、ダンロップコーナーでも数台抜き、18位へジャンプアップ!!

さぁ!これから・・・という時デグナー2コ目立ち上がりでハイサイド転倒!!
やはりストレートに帰ってきません・・・。

それから数分後メディカルセンターより呼び出しがかかり、行ってみると本人は元気ですが、足首をケガしている
様子です。「すいません・・・いきなりハイサイド喰らっちゃいました・・・。」との事。
後続車も多いため、本人に大事無かったのがホント良かったです。

こうして我々の2&4レースは幕を閉じました・・・。

何か歯車が噛み合わない時とはこんなもんだろうか?
こんなレースがあるのはわかってるつもりだが、ライダーもセットアップも上向きだっただけに残念です。
しかしいつまでも悔やんでもしかたありません!
こちらも気持ちを切り替え、コツコツをマシンを直していき、懲りずに次の鈴鹿8耐へチャレンジしていこうと思います。
またぜひ応援ヨロシクお願いします!


3月30,31日、全日本ロードレースがツインリンク茂木で開幕を迎えました。
この開幕戦ST600クラスに大田雅裕選手が出場しています。
レース2週間前にART合同テストがあり、茂木に練習に行ったのですが、
茂木を走ったのが2年前・・・。
マシンも新しくなり、データー取りは1からスタート状態です。
1日は雨で殆んど走れず、2日目には走れたのですが、
強風&黄砂で路面の状態は悪かったみたいです。
まぁ、それでも車体のネガな部分がわかって、それを大阪に持ち帰り修正です。
使いっぱなしのリヤサスのオーバーホールや、
エンブレの聞き具合に関係するクラッチの調整などなど・・・etc
こちらは月末、しかも年度末で仕事がパニック状態。
当然茂木には行けません。遠い西の空から応援する事にしました。(笑)
28日の木曜日の夜に、ライダー達は茂木目指して大阪を出発しました。
金曜の特別スポーツ走行でセッティングを出さなあきません!彼に出来るかな?(笑)
金曜の走行では少しのチャタリングと、
車体姿勢からか?フロントの旋回不足に悩んだみたいです。
明けて土曜日朝方雨が降ったみたいで、ウエットパッチが残る中の予選です。
昨日の不安材料が消えてない中、アタック開始!
大田選手はメンタルが少し弱いのか?不安材料があれば、本来の力を発揮できません。
2年前のタイムには及びませんが、何とかそれでも予選22位で通過しました。
路面が良くなってきた後半には、もうすでにタイヤを使いきってたみたいです。
天候ばかりは意標を突かれたりで、翻弄されますからねぇ・・・。
まぁ、転倒が無く良かった、良かった。
31日の決勝日、朝から雨、雨、雨・・・気温は7度。
最悪のコンディションです。
ウォーミングアップ走行では殆んどグリップなんかするわけも無く、不安材料が増えるだけ。(汗)
周りは転倒車続出したみたいですが、彼は何とか転倒もなく終了。
最近転倒が極めて少なくなっていて、いい傾向ですね。
それだけマシンコントロールが上達した証拠でしょう?
しかも話を聞けば、コーナー進入時にエンブレを緩和するのと、
進入スピードを落とさないために半クラを当ててると言うではありませんか?!
いつの間にそんな小賢しい技を覚えたのか?(笑)
トップライダー達は普通にやってると聞きます。えっ?大田もトップライダー仲間入り??
まだタイムは全然追いついてませんが・・・。(笑)
スケジュールはやや遅れて、さぁ昼前にST600のレースがスタートです。
本人、雨のレースも2年ぶりで、お約束のスタート失敗!4台ほど順位を落としました。
そこから我慢&我慢でジワジワと順位を上げてきますが、コーナー、コーナーでリヤのスライドが激しく
全然グリップしなかった様子です。後でわかった事ですが、用意でバタバタしてる中、
メカニックがサスのセッティングを間違えて、ダンパーを緩める方向を逆の締める方向へセットしてたみたいです。(爆)
少人数のスタッフなので、やる事が一杯なのが現状。(辛)
氷上のスケーターを体験しながら?ミリ単位のスロットルワークでゴールまでマシンを運んでいきます。
それでもラストラップにこれでもか!ってな位のハイサイドを喰らったらしく、
ライダー曰く「マジでオシッコちびりました。」と言ってました。(笑)
何とか18位で無事ゴールして、全日本初ポイントをGET!
いや~よく頑張りましたの◎です。
大田選手も今回のレースで色々勉強できたみたいで、
「データー取りって大事ですねー。やっぱ雨でも嫌がらず練習しとかなあきませんわー。」と
言ってました。
いやいや、それって基本中の基本でんがな。(笑)
さて、来週末4月13,14日はマシンをZX-10Rに乗り換えて、鈴鹿2&4レースに出場です。
ST600からJSB1000への乗り換え、上手くいくかなぁ・・・?
ピットはNo,17で、RS-ITOH、エヴァRTと一緒なので、応援宜しくお願いします!!



3月2,3日は鈴鹿ファン感謝デーでした。
前日の1日は雨模様で、明日は大丈夫かなぁ?と思ってたら、夜からかなり冷えてきました。
朝8時半から公開テストだったので、7時には我々スタッフは現地入り。

2日は雪がチラつく天気です。「うわ~、めっちゃ寒い!」温度計は4~5℃じゃありませんか!
しかも路面はウエットパッチが残る状態。

今回は昨年8耐で第1ライダーを務めた田中選手が走行です。
「イケイケで走ったら絶対コケるなぁ・・・」とライダーと話していました。
それでも朝早くからグランドスタンドを埋めるお客さんの入り様です。

時間が来て、いよいよ公開テストが開始。
他のチームがそんなタイムを出しに行かない中、何とトップタイムを計測しました!

およそ30分の間、順位ボードの電光掲示板1の所にゼッケン#810が君臨してました。
「サンデー上がりライダーは悪条件に強いなぁ。」などとピットで話してました。(笑)

雪も止み太陽が射して来た時、トップライダー達がコースイン。
次々とタイムを塗り替えられたのは言うまでもありません。(笑)
それでも48台中総合17位のタイムで無事テスト走行を終えました。

昼前から1時間半はピットウォーク。

今回RQは3名参加してくれて、極寒の雪がチラ付く中、薄着で頑張ってくれました。(ホントありがとうございます!)
彼女達に「めっちゃ寒いけど大丈夫?」と聞いたら、「大丈夫です!気合で頑張ります!」と手足をパンパン叩いて
ピット前に立ってくれました。そのお陰で大勢のお客さんがピットに訪れて頂き、感謝&感謝です。

午後は8耐のデモレース。本番さながらのル・マン式スタートで会場を沸かせました。

その他4輪の走行など、イベント盛り沢山で、夕暮れになったら、
2輪&4輪のライトオンでトワイライトラン&花火で土曜日は終了しました。

明けて3日日曜日。
今日は太陽は出ています・・・が、寒さはちょっとマシなだけ。(涙)
我々は10時過ぎから東コースでのデモレースです。

そのデモレースでもこの寒さの余りか3~4台転倒車が出ていました。
そして昼前から前日にもあったピットウォークが開始。

日曜日のせいか昨日よりお客さんが多く、RQ達も頑張って
寒い中、華を添えてくれました。

その後はE,ローソンや八代さんなどのワークスマシン走行があったり、

4輪のD1、

グループCカー、F1などのデモ走行と
またまた盛り沢山!

最後は2輪&4輪全車がパレードランをして、2日間のファン感謝デーを締めくくりました。


レース好きな人々や、レースを見に来てくれるお客さんに、ありがとうを伝えるファン感謝デー。
日頃、お店に来てくれるお客さんも、天候に関わらず見に来てくれたり、多くの人に我々のチームを知ってもらったり・・・。
これに我々B-SQUARE RACINGも微力ながら参加&お手伝い出来た事を有り難く思います。

これから少しでも多くのモータースポーツファンやカワサキファンを増やして行くために、
また機会あれば参加したいと思っています!

今月末には全日本ロードレースが開幕です。
第1戦茂木ラウンドST600クラスにウチのライダー大田雅裕選手が
 出場しますので、また応援ヨロシクお願いします!



来る3月2,3日(土、日)に鈴鹿でファン感謝デーが開催されます。
毎年開催されてますが、昨年から今年にかけて、鈴鹿サーキット50周年記念イベントでいつもより
華やかに開催される様子です。
モータースポーツの聖地だけあって、2輪&4輪の様々なイベントが予定されています。

このファン感謝デーに我がB-SQUARE RACINGも走行予定なのです。

4輪はF1マシンやグループCカー、GTマシンなどの走行に加え、星野選手や中嶋選手のデモレース。

2輪はE.ローソン選手や現役全日本ライダーに、JSBマシン、古今の8耐マシンの走行が見られます。
グリッドウォーク&ピットウォークなどもあり、丸々2日間楽しめるイベントになっていて、

土曜日の夜には花火も打ち上げられます。

入場料は鈴鹿サーキット遊園地の入場料で入れるみたいで、めっちゃお徳!
春の1日を家族や友達&カップルで楽しみに来ませんか?
ぜひパドックやピットで声をかけて下さい。

しかし今からまたJSBマシンを8耐仕様にしなければ・・・。(汗)


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