一般社団法人アバンナット北極プロジェクト


アバンナット北極プロジェクト

1. 日本の北極観測における民間支援体制の整備
2. グリーンランド極北域とカナダ極北域に日本の観測施設を設置する(民間企業・団体等からの設営費用、賛助金の獲得を目指す)
3. エスキモー民族(グリーンランド北西部地方)と日本の地域との姉妹都市・友好都市提携およびその後の継続した両地域間の国際・文化交流
4. エスキモー民族伝統文化(犬ぞりなど)の継承

 

下記のボタンをクリックすると、これまでの活動の成果が表示されます。


 2017年11月に立ち上げた「一般社団法人 アバンナット北極プロジェクト」は、2006年から取り組んで来た「犬ぞりによるアバンナット北極圏環境調査プロジェクト」を通じて、さらに活動の視野が広がり、また目標の焦点が明確に定まった上で、ステップアップした活動です。
山崎哲秀は、日本の北極域観測調査および南極域観測調査にも携わってきました。
地球の自然環境の変化が最も現われやすいと言われる北極地方が、世界中で注目を浴びる中、将来グリーンランド最北のシオラパルク村に、日本の北極観測施設を設置することも視野に入れています。一つの大きな目標です。
シオラパルクは、僕も30年ほど前からか北極活動のベースとしていますが、そのシオラパルクに、廃村の危機が囁かれています。世界最北の先住民族の村、グリーンランド「シオラパルク」は、植村直己・大島育雄、お二人の先駆者が、日本人として初めて足を踏み入れ、日本人が北極に関わる歴史において、とても繋がりが深い村です。お二人の貢献により、グリーンランドでは(特にシオラパルクを中心としたグリーンランド北西部地方)、親日感情が他のどの国に対してよりも良好である、という事実はあまり日本では知られていません。また同一民族でありながらもこれまで、両国間の交流が乏しいことは、実に残念でなりません。
アバンナット北極プロジェクトは、グリーンランド北西部地域と日本の地域とを友好都市・姉妹都市で結び、継続した国際・文化交流を通じて、シオラパルク村の存続を目指すことも一つの目標としています。ちなみに日本国内で展開している展示会は、姉妹都市提携に向けた活動の一環です。
姉妹都市提携、またその後の国際・文化交流の取り組みは、日本の北極観測調査においてもスムーズな進行が可能となり有益で、シオラパルク村の存続にも繋がります。
これら相違しているかのような2つの目標は、取り組んで行くに従って、大きく繋がっていくことになります。

今後、北極活動での目標を、10年(~15年)計画で達成するために、2017年11月に「一般社団法人 アバンナット北極プロジェクト」を立ち上げました。
個人的な営利やビジネスを目的としているのではなく、目標達成後は、しかるべき機関にそれらを譲渡したいと考えております。