9 予算はいくら(中国大陸陽朔編)?
ウーロン茶の宣伝みたいでしょ(^^)すごく景色がいい陽朔からトラクターで一時間ほど行った田舎の村です。

ここでは2回に分けて僕が行った中国の2大沈没地(長期滞在地)の
広西壮族自治区
陽朔(ヤンシュオ)と雲南省大理(ダーリー)について書きます。

陽朔への道

深川から
バスで20時間。広州からは13時間。深川は北にあるバスターミナルから
発車するものの時間通りには出発しない。さらに広州までの各都市にも客を
ピックアップしてゆくため
なんと7時間もかかっている。通常深川から広州まで3時間弱で行くため、
4時間のロス
これを見られた方は広州以遠にいくときは深川から乗車しないでください。つらいですよ〜。
近づきにつれ山の形が変わってきます。
カルスト地形の侵食されびよ〜〜んと飛び出したような山がたくさん現れ始めます。

寝台バス(豪華臥舗(フーファーゥオーポー)。決して豪華ではありません(^^;))について書きますと、
通路をはさんで左右に2人づつの
2段ベッド。わかりますか?あなたのとなりにも人が寝るんですよ。
なので男ならまだしも女の子の一人旅なら、早めに行って運転手の近くの
1人用のベッドを先に確保するか、
それまでに一緒に行く
パートナーを確保しておいたほうが言いと思います。
中国人の濃い〜兄ちゃんが隣で寝るかもしれません。それも大丈夫と言う
タフなあなたなら何も考えずにGOですね。
僕でもさすがにいやでしたが。中国の寝台バスは寝れると言う意味で座席バスに比べて
超快適なんですが
(その分15-2倍くらい運賃が高くなります)、中では男はほぼ
全員タバコを吸います。
上の席は煙がたまって臭いです。荷物は通路に必ず溢れます。バックパックは踏まれないように、
寝台の足元に置くか、ベッドの下に隠してしまうかしたほうがいいでしょう。踏まれても言いように

カバー
をかけておくのもいいかもしれません。そんな思いっきり踏まれることではないですから。

陽朔に着けば例によって
客引きが来ます。それについて行ってもよし、自分で探すもよし。
バスターミナルの前の通りに出ると、「HOTEL」「招待所」「飯店」などの文字が出てきます。
バス・トイレ共同のドミトリーで10-15元(130円-195円)。さらに東に歩いていくと3差路にでます。
まっすぐ行くと陽朔名所の
月亮山(ユエリャンシャン)へ行けますが、歩きは遠いです。
そこら中にあるレンタルサイクルで行きましょう。

さて、その3差路を左に曲がると
西街(シージエ。別名洋人街(ヤンレンジエ))です。
ここからは左右に
カフェが林立しています。その数は30を越えるでしょう。映画館、みやげ物や、
広場(夜には屋台が出ます)などがあります。
5分ほど歩くと僕が常宿としてる
四海飯店(スーハイファンティエン)が右側にあります。
多利カフェ
(Jhonny’s)を併設です。老板(ラオバン。マスターのこと)の
ジョニーは中国銀行で働いてるエリート(たぶん)です。
僕は四海に泊まってこのJhonny’sに2ヶ月毎日居てしまいました。4人部屋のドミトリーは15元、
2人部屋の個室(バストイレ共同)は30元。もっと設備のいい部屋もありますが値段は忘れました。
2人部屋でしたが1人で泊まったため20元にしてくれました。何よりも2ヶ月いたので安くしてくれたのでしょう。
ホットシャワーは少し古くつけると「ボン!」って音がして怖いですが大丈夫です(^^)
なお、屋上には従業員の部屋と
洗濯機があります。手洗いではかなりの労力がかかるため、
従業員に言って使わせてもらいましょう。一瞬で洗えます。
洗濯機を指で指して「洗衣服、可不可以?(シーイーフー、クープクーイー?)服を洗ってもいいですか?)」でOKです。
向こうが使ってなかったら、「可以」とか「行(シン)」ってOKしてくれるでしょう。

カフェはどこも似たような値段ですが、作ってる
シェフ(と言うか働いている女の子)によって味が変わります。
同じ店でもその人の味付けなので長期滞在の人は
お気に入りの料理人を見つけましょう。
チャーハンで4−5元(52-65円)、スープで2元、ビールで5元くらいです。朝はパンやサンドウィッチも食べられます。
でも、そんなにおいしくないです。
中華風といったところでしょうか?やはりここではカフェと言えども中華がおいしいですね。
さらにお奨めなのは
屋台です。メニューはカフェみたいにはないので。
ずらっと並べてある
食材を指差して調理法を言って料理してもらいます。
田舎に行くとメニューがあるとこはまずないので、練習しときましょう。でも、簡単ですよ。

適当に野菜を2種類くらいさして、「
(チャオ)」って言えば炒めてくれます。
(タン)」でスープを作ってくれます。野菜料理は4元、肉料理は8元、スープで2元くらいです。
米飯(ミーファン。ご飯)は1元です。ここでカフェで面白かったのは、
メニューに
中国語メニューと英語メニューがたいがい両方載ってるんです。
米飯は1元、BOILED RICEは2元なんですね〜。今はわかりませんが当時はそんな
2重価格もありました。
日本人は漢字が読めるのでそんなせこい技にも屈することなくいけますよ。
中国では日本人は漢字が読めるため田舎に行けば行くほど便利です。
特にバスに乗るときなど行き先がわからないってことはありません。
もちろん漢字と言っても
簡体字なので読み方になれないとまずいんですが・・
でもでも、西洋人よりは楽に旅行できます。

もうひとつお奨めは、
米線(ミーシェン。春雨メンかな?)です。朝ごはんはこれでしょう!
1.5元。店によって違います。これを食うには西街から東に一本入った
市場で食べましょう。ピリ辛でおいしいですよ。
ここで食べた米線が僕が中国で食べた中で
一番おいしかったです。そこらで売ってます。
饅頭
も0.5-1元くらいで売っています。具が入ってるのと入ってないのがあるので確かめてから買いましょう。

ここの目玉はやはり、
川上りです(桂林からのメインルートでは川下り)。約8時間の船旅
ドラゴンボールのような
水墨画の景色です。この地はどこに行ってもびよ〜んといきなり聳え立つ山が町中にあります。
郊外もそうです。船旅自体は長いので僕は寝てました(^^)でも、他の人はよかったと言っていたので、
人によるんでしょう。もともと観光は好きではないので、話のネタに行っただけでした。景色はほんとに綺麗ですよ。
でも、8時間は長いんですよね(^^)朝、有は少し霧なんかが出たりして川沿いは
いい雰囲気です。地元の人の憩いの場です。

バスターミナルから南に行ったところに
中国人民解放軍の放出品を売っている店があります。
ジャケットは150元くらい。かなり暖かそうでした。僕はズボンを買いました。20元。これがまた強力に早く乾くんです。
絞った時点でもう半分乾いています(^^)。急ぐときにはかなり重宝しました。カーキ色です。サイズもいろいろあります。
帽子とかバッジとかいろんなものが売ってあります。中規模の街ならたいていどこにもこの手の店はあるので興味がある方は
見てみるといいでしょう。もちろん
値切れます。暇そうなおばちゃんが店番してます。

カフェでうだうだしてると必ず「
ガイドいらんかねぇ〜」とガイド氏が営業してきます。あなたが初顔なら必ず。
ガイドと一緒に月亮山まで自転車で行って(30-40分)登り、ガイドの家か知り合いの家でごはんを食べて、
水墨画の風景を見ながらサイクリングと言う半日コースで100元くらいでしょう。自分で自転車を借りたら10元くらい
(正確には忘れました)なので、時間がある人はガイドに頼らずに自分で行ってみてもいいかもしれません。
ガイドはたくさんいるので自分が
感じいいなと思った人といきましょう。かならず見せてくるノートには
写真と各国の旅行者からの
感想文が書いてあります。日本人には日本人の書いた文章をご丁寧に見せてくれますよ。
99%いいことが書いてあってつまらないです。たま〜に面白いことを書いてくれている人がいるので
その人の文章を参考にしましょう!ちなみに陽朔で客商売してる人は英語がぺらぺらです。
ここは中国でも
一番英語が通じる地区のひとつです。
この西街だけですが・・通り一本向こうは中国語の世界です。




PHOTO:中国 広西壮族自治区 陽朔の水墨画の風景とカフェの女の子 1中国元=13円
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