10 予算はいくら
(中国大陸大理編)?  
大理三塔寺。空がとても青かったので白いお寺が映えてますね〜。

大理への道

僕が大理と言う町を知ったのは香港のラッキーハウスという安宿でした。
当時番頭だった一休さん(本名は知らない。みんながそう呼んでいた。)が
大理はいいよ〜」ってやたら言っていた。他の中国からの帰国者
(当時香港はイギリス領だったので)も同じ事を言っていた。なにがあるんだろう?
僕はその気持ちだけで、昆明からのバスに乗ったものでした。

さて、ここで最初に注意!旅行者が大理大理と言ってる大理は
大理古城(ダーリークーチョン)」で中国人が言う大理は下関(シャーグヮン)です。
昆明からのバスの
90%以上は下関のバスターミナルに着きます。
旅行者はそのバスターミナルから一歩道に出て、市内バスに乗らなくてはいけない。
四路(漢数字かアラビア数字かは忘れましたが)のバスに乗る。
約40分で田舎道を走り大理古城に着きます。1.2元(1999年)。
バスはミニバスでバンみたいなやつもあれば、日本で30年前に走っていたぼろバスもあります。
これぼろなんやけど、実はまだ3,4年しか経ってない新しいものだったりもするんですよ。
道がぼろく舗装もされてなく、荒い運転ですぐぼろくなる。もともとの車自体もぼろいんやけどね。
中国のバス運転手が日本の車はいいよ〜のりたいよ〜って言ってました。

どこに泊まるか決めてますか?
僕はいつも
紅山茶賓館(ホンシャンチャーピングヮン)(俗称、2招)のドミトリーに泊まります。
交通の便もよく、カフェも近くなんせ便利で日本人バックパッカーが集まっています。
他の宿はどうか分かりませんが、
国別でドミトリーを分けているみたいですね。
ここは。日本人は日本人と一緒です。ただし
男女は一緒
ツインもあるので、リッチな人もしくは女性で男と泊まるのはどうもって方は
そちらにどうぞ。30元(390円)。シャワートイレ共同。
ただし、本館はかなり綺麗なホテルがあります。値段は知りません(^^)
ドミトリー10元(130円)で2週間ほど泊まると
長期割引で20%OFFになります。8元(104円)。
シャワー、トイレは共同。中国のどこでもあるように
フロアごとに服務員がいて鍵を開けてくれたり、
魔法瓶にお湯をくれたりします。鍵はデポジットを払うとくれます。
服務員にわざわざ言うのが面倒なら借りてもいいかもね。
中国のホテルはどこでも魔法瓶があり、お茶やカップラーメンが食べられます。
なので、中国旅行にはカップが必需品です。
カップはアルミっぽいのが1元くらいで市場で買えるのでGETしておきましょう。
お湯が出る時間が決まっているので、シャワーの時間は
少し込み合います。
時間の終わりかけはお湯の出が悪く水になることもあるから、
ウラワザとして何食わぬ顔をして、博愛路(ポーアイルー)の四季客桟(5招)に行きましょう。
ここは確か
24時間出たはず。卓球もあります。ここもドミ10元です。
さくっと浴びてさくっとシャワーだけ浴びてでましょう(^^)
でも、僕は一度見つかったのでそれからはいけなくなりました(^^;)

下関からのバスは「大理」とでかでかと書かれた城門を左折し、博愛路を進んでいきます。
坂を下りかける左手前に先ほどの四季客桟(5招)があります。
ここをすぎると両側にカフェがちらほらと見えてきます。
一番いいのは「
護国路(フーグォルー)」と言って降ろしてもらうとBESTにとまりますが、
日本料理のカフェがでてくるのでそこを見て「
STOP」と言って降ろしてもらいましょう。
「下車(シャーチョォー)!」でもいいんですが、STOPで十分通じます。

さて、ここはどこでしょう?カフェがあれば聞いてみてもいいでしょう。
日本人も歩いているかもしれませんしね。
紅山茶賓館は博愛路からも入れますが、メインは護国路なのでまずはそちらを目指しましょう。
舗装もされ綺麗に観光向けになった護国路にはカフェが10数軒立ち並んでいます。
お土産屋もいっぱい。この護国路も陽朔と一緒で
洋人街(ヤンレンジィェ)と呼ばれています。
今では中国人観光客のほうが多いかもしれませんが。
100Mほど入った右側に紅山茶賓館が見えます。中に入ってチェックイン。
服務員があなたを日本人ドミに連れて行ってくれるでしょう。

バックパックを下ろしたら、さっそくカフェめぐりしましょう。
宣伝ではないですが、僕はここで1ヶ月くらいカフェをやってました(^^)
知り合った日本人留学生(kz氏ですが)と。
博愛路と護国路の交差点に「
YAK CAFE」と言うのがあります。
僕が大理で入った最初の店がここやったんですね。なんか渋い感じで客もいなかったので(^^)。
当時は今では日本人に有名になった「
菊屋」もありませんでした。
菊屋は昔、日本人バックパッカーが集まっていた「
太白楼(タイパイロウ)」で働いていた、
阿梅(アメイ)という女の子が店を出したんですね。
太白楼は当時大理で最も美味い日本食があるということで日本人に大人気でした。
そこの看板娘ローラが新しく出来た
MCA(MEKHONG CULTURE&ART。6招。下関から大理の城門に来るまでの道にあります。)
に引き抜かれ、また
日本食レストランもたくさん出来始め人気が徐々に落ち出しました。
ローラが日本人と結婚をして日本に来てからは、やはり菊屋がNO1らしく、
日本人が集まっているらしいです。大理’sと言う日本人の集まりもあったりします。
濃い〜〜〜っ情報(^^)が書いてある「
大理’sノート」が今は菊屋に受け継がれているみたいです。
昔のノートには僕の名前も載ってますね〜。「T氏」と言う名前で。
菊屋もいいですが、その目の前にある「YAK CAFE」も気が向いたら行って見てください。
2回にはオーナーの画廊があります。

CAFEもいいんですが、ちょっと飽きてきたら超おすすめのレストランがあります。
僕は毎日のように行ってました。
杏花村酒店(シンファーツァンチューティエン)。
護国路を大理古城のメインストリート復興路へ向かい、
左に曲がり玉耳路(ホントは耳にサンズイがつきます。ユィアルルー)を右に曲がります。
250Mほど行った左側にあります。ここはうまいですよ。なんでも。
僕はここでタンツーリーチー(漢字忘れました。鶏肉の甘辛揚げ。めちゃうま。)を覚えました。
4人で40元位です。ビールも飲んで。CAFEで食べるより
かなり安く上げれます。
地元の人でいつも賑わっています。

また、復興路にある中国銀行の周辺には
屋台が出ます。僕はよく焼き物を食べました。
日本ではなかなか食べられない
鶏の足とか、豚足とか、しっぽとか。なんせいろいろ食べました。
しかも、
激辛唐辛子をつけて食べるんですね〜。
カラオケもいっぱいあるんですが、残念ながら僕がいた頃には日本の曲はなく、洋楽も10曲あるかないか。
ほとんどが中国、香港、台湾の曲でした。で、みんなおんなじ歌を歌うんですよね〜。
カラオケボックスはないですよ。スナックみたいなところですね。
僕が行ったときは中国人が同じ曲を立て続けに3回歌いました。連続ですよ。
違う人が。ありえないでしょ?日本では(^^)

朝食は護国路と復興路の交差点に
米線(ミーセン)やアルスー(漢字分かりません)屋台が出ます。
中国人が大好きな、
油条(ヨウティヤオ。揚げパン)と豆乳もあります。僕も大好きです。
どれも1-2元(13-26円)くらいです。

インターネットCAFEもいまではたくさんあるので連絡にも困らなくなりました。
日本人のいるところやったら古本もあるでしょうから借りられると思います。
または、自分の本と交換も出来ます。

あなたが幸運にも
月曜にいたら沙坪(シャーピン)のマーケットに行ってみましょう。
博愛路を更に一本向こう側にいった
真蔵公路(麗江に行くメインルート)からバスがあります。
白族の大きな市場です。生活必需品から
少数民族ファッション、雑貨、食べ物屋台があります。
堀出し物もいっぱいあるので、いかれて見たらいいと思いますよ。
小吃(シャオチー。おやつ。)もおいしいのがたくさんあります。

PHOTO:中国 雲南省大理 青空にそびえ立つ三塔寺 1中国元=13円
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