15 予算はいくら (南インドケララ州 バックウォーター編)? |
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行くぞっ! トリヴァンドラム長距離バスターミナルの屋台でパコラ(揚げ惣菜、2ルピー)とチャーイ(2ルピー)を おなかにかきこみさっそうとバックウォータークルーズの出発点クイロン(コラム)へのバスに乗ります。 たまたま来ていたデラックスバス(^^)(40ルピー)に乗り込み2時間くらいでクイロンに到着です。 地球の歩き方・インド編にはここクイロンとアレッピーは小さな村のように書いてあるけどとんでもない!! 大きな都市です。遊園地なんかもあったりする大きな道路で整備された中核都市でした。 翌日のクルーズを予約しようとボートジェッティー(船着場)に行きますが、予約は必要ないとのことでした。 朝10時に出発するからそのときに船頭から買ってくれということでした。値段は200ルピー。 この時はローシーズンのため人が少なく値段が上がります。ハイシーズンは込み合うので150ルピーでいいそうです。 なおクルーズは毎日運行しています。 さて、天気もよく翌日にジェッティーに行くと船が到着していました。 デッキのいい席を取り出発です。 お客は20人弱でしょうか。ハイシーズンには100人近く乗るのでこの季節は穴場です。 椰子の木がたくさん生えている運河を船はどんどん進んでゆきます。 運河沿いには洗濯をする人、釣をする人、泳ぐ人、ボーっとしている人など日常の南インドの風景が流れてゆきます。 子供たちは運河で遊びながら通り過ぎる船に手を振ったり、泳いでこちらに向かってくる子もいます。 お昼は小奇麗なレストランに接岸してとります。 ミールス25ルピー、フィッシュフライ(これが絶品!)15ルピーでした。 ここのミールスはバナナの葉をお皿にして食べる形です。ケララではここだけでした。観光用なんでしょう。 デッキがあまりに暑かったので、途中船室に入ってごろごろしていました。乾ききれなかった洗濯物を干しながら 船は大きな河に入ります。チャイニーズフィッシングネット(中国式の古代漁法。 大きな網が仕掛けてあり数名の男たちがてこの原理を使って網を引き上げます。)が見えてくると もうすぐ終点アレッピーです。6時間で到着です。 アレッピーのホテルはいいとこがないです。水もとても臭い。 もしいけるなら、ここを飛ばしてコーチン(コチ)に行かれるのもいいと思います。 バスで1.5時間くらいですから。アレッピーの長距離バスターミナルからコーチンのエルナクラムまで 21.5ルピー。バスは頻発しているので乗れないことはないです。 コーチンは4つの地区から成り立っており、 交通(鉄道、バス)の拠点エルナクラム、貿易港ウィリンドン島、 植民地色が強く残るフォートコーチン、マッタンチェリーがあります。 ビジネス、繁華街でもあるエルナクラムにまず旅行者は着きます。 ビジネス街なのでビジネスホテルはたくさんありますが、 できれば観光の拠点になるフォートコーチンに行かれるのがよいと思います。 エルナクラム駅からオートリキシャーでフォートコーチンへのメインジェッティーまで35ルピー。 南インドでは農村部以外はオートリクシャーはメーターでいけるので安心ですね^^ ここのジェッティーの近くにすばらしくおいしいシェイク屋がありました。 大通りブロードウェイとの交差点をまっすぐにホテル街に向かいます。周辺はジェッティーを利用する人のための ミールス食堂がたくさんあります。その中を通り過ぎて右側に「コロンボ」というレストランがあります。 食事もそれなりにおいしいのですが、ここで飲むフルーツシェイクはもう絶品です! 南インドでここよりおいしいシェイクは飲めませんでした。 店頭に並んでいるフルーツを使って作るのですが、その中でも僕がお勧めするのは バニラシェイク(20ルピー)です。クリーム状のシェイクと本場バニラのハーモニー^^ 絶品! お試しください。僕は毎日通いました。 エルナクラムのメインジェッティーからフォートコーチンのジェッティーまで20分。2ルピー。 フォートコーチンのホテル街までは歩くと少し遠い(20-30分)のでオートリクシャーで行くのもいいかと思います。 10-15ルピーでいけます。しかし、旧宗主国ポルトガル(コーチンはポルトガルの植民地でした。 バスコ・ダ・ガマと縁があります)の雰囲気を色濃く残す町並みをゆっくり見ながら行くのもいいでしょう。 暑いので休み休みどうぞ^^ 次回はコーチンでの観光です。 |
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PHOTO:インド ケララ バックウォーター 1ルピーは3円 | |||||
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