14 予算はいくら (南インドケララ州 コヴァーラム編)? |
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来たぞ!インド! インドの南端のケララ州。その州都トリヴァンドラム(ティルヴァナンタプラム)の空港に降り立つと予想通りの客引き・・・・ あれ?そうでもないなぁ・・(^^) イメージしていたインドの殺気立った客引きの争奪合戦はなかったっす。 椰子の木が至る所ですくすくと育っているケララ州は穏やかなムードが漂っていました。 今インドでは旧宗主国英国の英語地名表記から地元の言葉での地名表記へ移行をしています。 ここケララ州では地元マラヤーラム語での表記になります。 トリヴァンドラム国際空港から市内に行く交通手段は3つです。 タクシー(約200ルピー、1ルピーは約3円)、 オートリクシャー(写真:インディアンコーヒーハウス参照)(約70ルピー)、バス(約5ルピー)。 僕はトリヴァンドラム近郊のインド随一のビーチがあるコヴァーラムへと向かいました。 奮発してタクシーで320ルピー。インドでどこでも見かけるアンバサダーのタクシーでゴトゴト揺られること30分。 コヴァーラムビーチのシンボルの灯台が見えてきました。 その名もライトハウス(灯台)ビーチに到着です。 ここの景色は期待したほど大した事はないです。泳ぐにはちょっと辛い大きな波が打ち寄せてきています。 ここでの最大のポイントはメシです(僕はこればっかりですね)。 ヒンドゥーの教えでお酒を飲める場所がインドでは少ないのですが、ここリゾートビーチではそんなのこともお構いなく 浴びるほど飲めます。キングフィッシャービール大瓶70ルピー。 ココナッツミルクをふんだんに使ったマイルド風味のフィッシュカレーは 過酷なスパイス大国インドを南下してきた旅人にはやさしい味でこの地で沈没されるのもわかる気がします。 夜になるとビーチ沿いのレストランの店頭にはその日に近くの村で取れた魚がドカッと並べられます。 それを選んで焼いてもらったり、揚げてもらったり、 タンドーリ(スパイスとヨーグルトで味付けをして大きな専用釜で焼く料理。 タンドーリチキンは日本でもよくインドレストランで食べられる料理。 タンドーリフィッシュは日本ではほとんど食べられないのでは?))にしてもらったりします。 南インドではミールスと言われる定食(北インドではターリー)があります。 ガイドブックにはバナナの葉の上にカレーとライスを載せ手で食べるとかいてあるのですが、 バナナの葉を使うところはケララでは少なかったです。タミルナドゥ州(第18回に記載予定)に行くと多いのですが・・ 大きなアルミのお盆のような容器の真ん中にライスをドカッとのせ、 数種類のカレーとヨーグルト、酸味のスープがその周りに盛られます。 外国人にはスプーンも出してくれますが、ここはインドらしく右手で食べましょう。 基本は親指、人差し指、中指の3本で食べます。が、殆どの人は5本使ってがつがつと食べていますね(^^) 指で食べるとスプーン、フォークでは味わえない感覚があります。手でもおいしさを感じると言うことだと思います。 手で食べるほうがおいしいですよー(^^) でも、食べる前と食べた後は手を洗うことは忘れずにね。 インターネットが使えるところも多く、1分1ルピーとリーズナブルです。 日本でも人気のアーユルヴェーダが出来るお店も多いです。 4月のオフシーズン(雨季)だったので、数十件ある安宿はさらに安くなっており、 ビーチ近くのハイシーズンは1000ルピーする綺麗な宿に150ルピーで泊まることが出来ました。 キングサイズのベッドに水シャワー、ファン、冷蔵庫付です。 このビーチからトリヴァンドラムには30分に一本くらいの割合でバスが出ています(所要30分。5.5ルピー)。 トリヴァンドラムにはマーケット、映画館、航空会社のオフィス、博物館、美術館などがあるので気軽に行ってみましょう。 南インドに数十件のチェーンを持つインディアンコーヒーハウスもあります。 長距離バスターミナル近くの店はトグロ状で(^^)面白い形をしています。 中もらせん階段沿いにテーブルが配置しており、店舗での接客の効率はとても悪そうなんです。 でも、そこら辺はあまり問題がないのでしょうね(^^) 店員さんは羽付の白いターバンのような帽子をかぶっており、丁寧な応対をしてくれます。 総じてインド人はサービスがいいと思います。 男性はみんな何故か櫛を持っており、暇があれば髪の毛を整えています(^^) ジェントルメンの国ですね。 次回はこの長距離バスターミナルから、バックウォータークルーズを通ってコーチンまでです。 お楽しみに! |
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PHOTO:インド ケララ トヴァンドラム 長距離バスターミナルのお店 1ルピーは3円 | |||||
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