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株式会社 あさはら
(襖・表具部)
表具に使う材料と道具
刷毛…
表具師が使用する刷毛は、用途に応じて多種多様なものがあります。付廻し刷毛(つけまわしばけ)、撫刷毛(なでばけ)、水刷毛(みずばけ)、礬砂刷毛(どうさばけ)などの他、絵筆に到るまで使い分けます。
和紙 …
表具師は掛け軸を仕立てるのに肌裏打、増裏打、総裏打と最低3回裏打ちします。その際に使用するのが薄美濃紙、美栖紙、宇陀紙などの楮紙です。その他にも襖の下張り(石州紙)、上張り(越前手すき本鳥の子紙)、障子紙(本美濃紙)などでも使われます。
刃物…
まず、掛軸を製作するのに一番重要なのが丸包丁(裁包丁)です。裏打ちを施した裂地を滑らかで尚、正確に裁てるのは丸包丁でしかできません。その他、紙を裁つにはカッターナイフ、襖下地や襖椽を加工するのには出刃包丁、鉋なども使われます。
裂地…
表具用の裂地と言えば何と言っても西陣織です。手織の本金襴は最高峰です。その他に緞子、光沢を抑えた遠州緞子、魚子・絓などの無地物もあります。
椽(縁)…
塗り物、木地をそのまま生かした物、集成材に化粧をした物様々な物があります。
また、木地は桑、黄檗、檜、杉、が一般に使われ、漆、加州などの塗り物や、変わっ たところで竹を使って化粧をした物もある。
和紙…
楮、三椏、雁皮で漉いた物は本鳥の子いう。(何割か良質のパルプが入った物も多い)いろんな色、表面の模様などがあり一言では言い表せない。自然の原料を使った丈夫で、美しく、環境にいい良質の紙が鳥の子です。最近では、パルプだけの普及品を新鳥の子と言って使用されている物が多いが、本物の比ではない。
引き手…
銅、真鍮、桑、竹、陶器など高級感のある物や、ブリキ、プラスチックなど普及品 の安価な物までいろんな色、材質、模様、形などがある。

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