襖
襖(ふすま)は、木製(主に杉材)の骨組みに和紙を何枚も張り重ねて補強し、最後に手漉き和紙・織物などの装飾紙を張って引手、椽を取り付けて仕上げたものです。和室の間仕切りや押入などに嵌めて使用します。
<環境>今では素材も糊もノンホルマリンの物を使用しているので、住環境にも適して、体に優しい仕様になっております。
<機能>単に部屋と部屋を間仕切るだけではなく、和室の湿度を調整します。雨の日は表面の紙が水分をたっぷり吸って、晴天の日には吐き出すとゆうような調湿機能を持っています。
<インテリア>紙の素材としては、手漉き和紙(鳥の子)や京唐紙、織物、クロスに至るまでバリエーションが豊富ですし、椽(無垢材・漆塗り)や引手(鉄製・銅製・木製)も組み合わせれば、伝統的な意匠からモダンな意匠まで演出できます。
<張替>紙を張り替えて引手も取り換えれば、部屋の雰囲気も簡単にリフレッシュできます。さらに椽も交換すれば、新品同様になります。