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株式会社 あさはら
(襖・表具部)
掛け軸
日本の掛け軸は古来中国から伝わったようですが、奈良・平安時代以降貴族文化から武家文化へと発展するにつれて、茶の湯文化の変遷とも相俟って、日本人独自の美意識と宗教観を結実させたものです。以後現代に至るまで創意工夫を重ねて、日本家屋の床の間を飾ってきました。今では床の間に限らず洋間や玄関リビングまでも彩る掛け軸も考案されています。

<取り扱い>
新装の御軸物は、お客様にさしあげる前に表具師の手もとでかなりのあいだ掛けならしておくことが、京表具本来の仕きたりです。 しかし当節はそうもできかねる場合が大変に多くなっています。それでお客様がすぐ床の間に掛けて長時間そのままにしておかれたり、 また一寸御覧になった後は箱にしまったままにしておかれますと、いろいろと 「くるい」や「ゆがみ」が生じて参ります。
そうならないためには、 はじめ二、三カ月のあいだ四、五日毎に晴天の折り二、三時間ずつお掛け下さいますように。箱に収める場合は、 ほどよく巻、ゆるく紐をかけられますと糊気がおのずと乾きまして「くるい」を防ぎます。また雨や風の強い日、直射日光や暖炉のある部屋などに 永くお掛けになることは禁物です。防虫剤の類は隅軸先の上におかれますとよろしい。そうして年に、二、三回は晴天の日にお掛け下さいまして、 いつまでも御愛蔵のほど念願しております。

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