Review No.V-020

HERTZ 25
Memorial Stage
2004-2009

東海ラジオ
SF-0004(東海ラジオ放送)

First Stage このCDは、『mamiのRADIかるコミュニケーション』の放送開始25周年を記念し、過去の放送をダイジェスト版として収録したものです。
「Memorial Stage」には2009年10月で四半世紀を迎え放送終了した「ラジコミの歴史」のうち、「コンプリート」を果たした2004年から2009年までを収録しています。
Second Stage
Final Stage
Memorial Stage

「ラジコミ」コンプリート!!でも、これでお別れじゃないよね!

 ついにこの日がやってきてしまいました。諸行無常、始まりがあれば終わりがある・・・先人はいろいろな表現で、物事には必ず終わりがあることを教えてくれています。でも 現実に「終わり」に直面してみると、やっぱりさみしい ですよね。いやいや、終わりは永遠の別れを意味するとは限らない。 リスナーのココロの中には、いつまでもマミ姉のヒーリング・ボイスとヤスさんの温かみのある声が響いている。 そのメッセージを胸に、 現実の世界で前向きに歩いていきましょう! それがマミ姉のたった一つの願いだと思うから・・・

 さて、 『HERTZ 25 Memorial Stage』 ですが、2004〜2009年と言えば、やはり 「愛・地球博」 ですね。 『アイノホシ 〜Love the Earth〜 、8才になった我が娘、未だにときどき私の携帯を操作して盗み聴いています。よっぽと心に残ったんですね。

 しかし、 「モ・エールの館」 のコーナーには仰天でした。それまで、天然ボケがゆえに、時折悩ましいシチュエーションをもたらしていたマミ姉ですが、「モ・エールの館」で何か「吹っ切れた」んでしょうか?萌えキャラの「モ・エール」を萌えキャラ全開のテンションで演じるマミ姉は、いつものマミ姉とは違うように感じました。もっと聞きたかったなぁー、モ・エールちゃん。

 さぁ、 本当の本当に最後の放送が来てしまいました。 今までの思い出を胸に、マミ姉は「今日は泣かない」と宣言して始まったラジコミ。・・・でも、やっぱり泣けてきますよね。25年の歴史を考えると、 涙なしで笑ってサヨナラというのは・・・ありえない ですよね。
 ラジコミとともに歩み、不治の病に冒され、絶望の淵に立たされた「スマイル」ちゃんを支え、残された命を精一杯生きる勇気を与えたラジコミ。病に勝つことはかなわなかったけれど、自分の弱さには見事に打ち勝って、「スマイル」ちゃんはこの世を去りました。
 ラジコミリスナーは「スマイル」ちゃんのことを忘れません。そして、ラジコミのことも永遠に・・・

(2010/04/25)

「小森医院」メニューへ
トップページへ