フォロ・ロマーノ

コロッセオ、パラティーノの丘、フォロ・ロマーノと順番にのんびり歩いたのですが、
どの遺跡も飽きる事無く、ドンドン引き込まれて行きます。

紀元前509年からの共和時代と、ローマ帝国時代を通じて約1000年もの間、
首都ローマの中心部だった場所だそうで、特に紀元前202年ローマが地中海世界の
首都となったとき、首都にふさわしくする為に神殿の改修、新築が行われ今の遺跡となったそうです。
ここもローマ帝国の力を感じるすばらしい遺跡でした。
ティトゥスの凱旋門

コロッセオからの入口部分にある巨大な凱旋門
です。
紀元1世紀にティトゥス帝がエルサレムの戦いで
勝利した記念として建設した凱旋門で、装飾等も
とても綺麗に残っています。
現存する凱旋門としてはローマ最古のものらしい
です。
ティトゥスの凱旋門側からの全景

とにかく色々な形の建造物が多く見られます。
やはり長い間、都だったからでしょうか、
しかしどの遺跡も本当に巨大で、ビックリします。
アントニウス帝とファウスティーナの神殿

この神殿はアントニウス・ピウス帝の妻ファウスティ
ーナの死と神格化の141年建てられたそうです。
フォロ・ロマーノの中で一番保存状態が良い遺跡だ
と思います。
前面柱の上の彫った文字は私でもしっかり読める
位鮮明です、是非見てみて下さいね。
ディオスクーリの神殿の円柱

紀元6世紀に建てられたそうです。
正面8本、各辺に11本、合計41本、凄かったんで
しょうね、しかしどうやって柱の上に石、乗せたんで
しょうか?
凄い技術力ですね〜!
サトゥルヌスの神殿

コロッセオ側から入ると一番反対側にそびえ建つ、
綺麗で巨大な柱です、大きな柱と梁で日陰の殆ど
ない、フォロ・ロマーノにしては、良い休憩場所に
なり私もしばらく休憩しました。
セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門

3つのアーチがあるこの凱旋門は、紀元203年に
建てられたそうで、高さ21m、幅11m、奥行11m
と本当に大きな凱旋門です。
この凱旋門の特徴は物語様式の彫刻で、かわい
い小さな像がいっぱい並んでいます。
ここも休憩にはもってこいの場所でした。
フォカ帝の記念柱

紀元3世紀頃に建てられた物らしく、
フォロ・ロマーノ最後の歴史モニュメントだそうです。
シンボル柱みたいでかっこいいですね!
丘の上からの全景

フォロ・ロマーノを見終えて真実の口に行く為に丘
を登りまして、最後にフォロ・ロマーノを1枚撮影し
ました。
本当に凄い場所でした、次回イタリアを訪れた際は
必ずもう一度来たいと思います。